2012-08-25

今週の文学クローン。

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-くまこう「Strawberry Pink」マックス ISBN:9784863790766
話○ 抜○ 消小 総合○

人里離れた山中で道に迷った主人公がたどり着いたのは獣耳っ娘だらけの神社で……本編&描きおろし別エピソード+独立短編10本。極上萌え萌えガールズがえっちなボディをキュートにくねらせながらアンアンイキまくりの桃源郷が視界360度拡がる作者2冊めのコミックスだ。
この人の処女作品集「CARAMEL BOX」が出たのが2009年6月だから、じつに3年以上のブランクを経ての新刊となる。1冊め発売のときは店頭見本チェックでいまいち心に訴えてくるものがなく回避したのだけれど、その後スポット的に雑誌掲載作品を読むうちにたいそうちんこに響くようになったので今回は迷わずデフォ買い。
いわゆる萌え絵の範疇ではあるものの、昨今のポプリクラブ/Pフラートを席捲するようになったティピカルなエロゲ風味のそれとは一線を画す独特のタッチ。あれはあれでいいものだが誌面全部が同タイプの絵柄で埋めつくされるとさすがに食傷してしまうので、こうした微妙にテイストの違う作家が混じっているとよいアクセントになる。ちょっと面長の顔立ちと腰あたりが極端にキュッと締まった肢体描写が特徴的で、2次元でしかあり得ない造形ながらもハートをグッとわしづかみにされる訴求力の高いヴィジュアルだ。初出の古い数本はともかく大半を占める直近執筆の作品は表紙絵完全互換ゆえジャケ買いしても安全。
登場するヒロインはその愛くるしい笑顔にふさわしくオトメ盛りのティーンエイジ専科で、一部人外さんを含め瞳おっきめの幼い雰囲気。もっともボディの方は意外に出るとこが出ていて、まったくのつるぺたさんは存在せずふくらみかけからご立派なそれまでバストサイズはやや巨乳寄り。ことにウエストが大変タイトなのでその対比でいっそう乳尻がダイナミックに見える。また少々テンプレ的ながら巫女さんに幼なじみ、お嬢さまに後輩女子とキャラメイクも多彩で、喜怒哀楽を率直に表しHでは恥じらいながらも燃えあがる彼女らの姿に興奮もいや増すというもの。
おおむね恋人どうしもしくはフォーリンラヴ直前の2人でくり広げられる物語は必然的に糖度200%のベタ甘和姦となり、どのページを手繰っても愛し合う彼氏彼女のイチャラヴばかりが画面を支配。わずかにある複数姦でも愛情の矢印はヒロインor主人公へ一直線でなんら葛藤のないストレスフリーな構造ゆえ純愛スキーはご安心を。終始明るくコミカルな雰囲気のまま進行しハートウォーミングに締めくくられる最終ページに至るまで修羅場の一切合切が注意深く除去され読後感のよさは天下一品。
以前の萌えエロ漫画ではここまでがんばると相対的に抜き心地が犠牲になりがちだったのだけれど、その点も本作はぬかりない。奇抜なギミックこそないがねっとり濃厚なフェラシーンにはじまり大ゴマ使っての観音様ご開帳、たびたびアングルを変えながらの性器結合部クローズアップに断面図つきの膣内射精フィニッシュと必要なものはすべて盛りこまれている。決してリアル志向でない絵ヅラなのにプリプリしたちんこまんこの質感がよろしくて勃起中枢をダイレクトドライヴしてくれるのも加点ポイントだ。
あどけないフェイスをほんのり朱に染めながらおもむろに男子の股間にしゃぶりつきジュルジュル音を立てながらザーメンを搾取。すぐさま着衣を脱ぎ散らかしビラビラを自ら拡げて挿入をおねだりするヒロインの痴態に辛抱たまらず如意棒をインサートすればたちどころに彼女らよがりまくりだ。膣内をハードに攪拌するたびあふれ出る愛液がシャフトにまとわりつく感触がなんとも心地よい。トロトロのイキ顔さらして全身をビクつかせるおにゃのこの子宮の奥底へ最後はたっぷりと白くねばつく液体をぶちまけて生殖活動一丁あがり。
ざっくりした描線や独特のプロポーションは好みの分かれるところだろうが、人体にとって快い要素のみで構成されたポップでキュートなパッケージングは萌えエロとして理想的。いっとき作品掲載がパッタリ止んてしまって心配もしたけれど現在は復調気配のようで、以後も末永く活動してもらいたいものだ。今回収録のものでは並乳&爆乳巫女姉妹を仲よくゴチになりまくりの「けもみみ神社にいらっしゃい」連作と、純真無垢なお嬢さまにえっちのなんたるかを指南「あだるとおんりー」で我がジョイスティックを折れんばかりに酷使。

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