2012-09-03

本年度の勝共連合。

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-De「きゃっと・がーるずがーでん」マックス ISBN:9784863790773
話○ 抜○ 消小 総合○

教え子2人に花見と称し押しかけられた男性教師は結局どちらも美味しくいただき本編&描きおろし後日談+昼も夜もメイドさんの攻撃的なご奉仕で気持ちよく昇天連作2本+独立短編7本。反則的にカワイイおにゃのこどもが呂律もあやしく淫語ばらまきイキまくりの素晴らしすぎる光景が目前に広がる作者成年向け第4単行本だ。ちなみに検索しづらいことでは業界1、2を争うであろうこの人のペンネームは綴りそのままに「でぃーいー」と読みます。
2010年1月刊の前作「子猫たちと甘い午後を」からは2年半ものインターヴァルが空いてしまったが、巻末著者あとがきによれば途中いろいろと苦労があったとのこと。目次に記載の作品初出は2010-12年だが一昨年執筆のものはたしかに極端に少なくて、このあたりでなにやら悪戦苦闘があったのかなと推測したり。
ともあれその洗練されたポップでキュートな萌え絵は早い段階で完成されているのでトータルの違和感はまったくなく、女の子のチャーミングな部分だけを濃厚エキスにして取り出したみたいに魅力的なタッチはワンダフルのひと言。現在のポプリクラブで主流となっているエロゲ絵/少女漫画テイストのハイブリッドとはまた微妙に違うラインなのだけれど、個人的には他に誰もマネをするもののいないこちらの路線の方が好みだ。
ほぼミドル~ハイティーンで固定の女性陣は凹凸少なめの肢体とぷっくり&すべすべまんことを全員標準装備で、ロリ顔巨乳主体の現在のポプリとはこれまた少しだけズレた傾向。まあそれなりにバストの豊かな人もいるけれどもさほど目立つデザインではないのでおっぱい星人向きではない。とはいえそう巨大ではないちちしりを繊細なライティングで浮かびあがらせる手腕は絶妙で、薄いはずなのにお肉のこんもり感アリアリの美味そげなエロパーツ描写はこの人の大いなる武器の1つといっていい。
そしてなによりも素敵なのは女の子の多彩なキャラメイクで、ツリ目/タレ目、裸眼/メガネ、ショート/ロングなど顔パーツを適宜組みあわせ唯一無二のヒロインをモデュレイトする外見的造形のみならず、ツンツンからすなお系、オドオドに積極派と性格的な際も各種取りそろえ。ここに喜怒哀楽をひんぱんに変化させる表情百面相が加わってそれが彼女らをいちだんと魅力的な存在にしておりグッドだ。
お話の方もそんな愛らしい女子どもにふさわしくイチャイチャベタベタ甘口100%の和姦仕立て。オーソドックスなタイマンエロスもむろんあるが、女の子サイドからオフェンシヴに迫る女性主導型ファックを多めに配置しているのが特徴的。向こうからいきなりギュッと抱きつかれ身体を密着させながらおもむろにちんこの皮をくわえつつシャフトをペロペロされて抵抗できる男子など存在しません!
のっけから先走り汁をいいように搾取されたのちまたしても女子側から秘密の花園を全開して暴れん棒を飲みこみ本番スタートだ。自分から腰を使いスウィートスポットを探りながら全身をのけぞらせ甘い吐息をもらす彼女の痴態がたまらない。最適点を見つけ出せば往復運動にもいっそう拍車がかかり、ヒロインのあえぎ声が写植フォントから手書きへと交代するといよいよ淫語祭へと突入する。トロトロのイキ顔さらして腰を激しく揺さぶるおにゃのこがすでに言語の体をなさないエロワードを16ビートで放ち続けハートマークを絨毯爆撃しはじめたら絶頂も間近。涙と汗とよだれまみれで絶叫しながらファイナルアクメに到達するヒロインの幼い子宮の最深部めがけ許容量オーヴァーの特濃ザーメンをドピュドピュ注ぎこみ劇終だ。
ハイセンスな作画と快楽至上主義のガチンコファックの幸福な結合に目玉の慰安もちんこの無聊も両方きっちり充足されること間違いなし。昨今のポプリ/Pフラは基本快く受容しているとはいえあまりにも執筆陣の芸風が重なりすぎてときに金太郎飴感を覚えもするのだが、この人のような異分子がレギュラーで載っかっているうちは大丈夫だろう。収録作のなかではえっち大好きな部長さんに後輩男子が振りまわされまくり「デスクワークはご褒美の後で」がエロ的にもおっぱい的にもマイフェイヴァリット。

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