-まるキ堂「劣情の穴ぼこ」ワニマガジン社 ISBN:9784862692160
話○ 抜○ 消小 総合○
鬼畜ヒモ男のお気楽極楽調教生活前後編+独立短編11本。フェロモン匂い立つダイナミックボディを標準装備の痴女どもが衆人環視のなかハメ倒されては恥も外聞もなくイキまくる光景がなんとも扇情的な作者最新刊は通算8冊めにして当社からの初お目見えだ。
この人のキャリア初期に数冊購入経験はあるものの、なんとなくフィーリングが合わなく感じ以後ごぶさただった作家。よって最近の活動状況についてはまったく知らなかったのだけれど、店頭見本を目にしパラパラ通読したところ思わずグッときてしまったのでそのままレジへ。まったくもって特段の理由もなく食わず嫌いしていた自分の不明に恥じ入るばかりでございますよ。
最初目撃したころは若干ゼロの者テイストかなあと思った絵柄はいまやすっかり独自の味を確立し、愛らしい丸顔に乳もお尻もたっぷりのムチプリボディが付属する肢体描写もいい感じ。また今回の作品集は収録漫画の初出が2009-12年と比較的幅広いのだが、ベースラインこそ不変ながら最近の原稿ほど描きこみが執拗になりヒロインの表情に艶っぽさが増してとプラス方向の進化を遂げている。数年前の素朴でシンプルな画面処理も捨てがたいのだけれど、シズル感の演出がきわ立つ直近のそれの方がエロいことはたしか。
コンビニ売りの「COMIC失楽天」で描かれたものだけにヒロインは18歳以上固定で、みなさん水かぶったわけでもないのに頭皮にペタッと張りついた髪型が特徴的。後ろ髪伸ばしたり一部カールさせたりヴァリエーションはついているのでとくに問題はないけどちょっと不思議だ。JDから人妻までワイドレンジながらむやみに熟女っぽく描くことをしない人なので本来は10代ヒロインの方がフィットするのだけれど、こればかりはレイティングの問題で致し方ない。
よそではガチの凌辱SMネタをメインに据えるこの作家もさすがに慎太郎シール誌とあっては路線を穏健にせざるを得ず主流はライトなタナボタエロス。そうは言っても調教やらNTRやら不穏な要素は随所に織りこまれており、ほのぼの純愛好きへは積極的にオススメしない。まあ一部作品を除き結末は軽めにオトすし女の子は基本いやがらないので極端な拒否反応は出ないと思うが念のため。
ド迫力ボディを大胆に使役する濡れ場は非常にダイナミックで、近作ではこれにせっぱ詰まったようなイキ顔がプラスされじつに淫猥だ。とりわけ大ぶりのニップルから液汁したたらせモッサリと陰毛におおわれた土手高まんこをハードに突き上げられてという具合に2大エロパーツを強調する構図の多用がすばらしい。これも直近になるほど顕著な、陰影をより強調するトーンワークがお肌のもちもち感をさらに浮き立たせいっそう興奮を励起せしめる。
ささいなことで肉欲のスウィッチが入りたちまち発情したヒロインがドエロい肢体をあらわにし自分から男に巨乳を押しつけ関係強要。すかさず股間にしゃぶりつかれ両胸とお口で息子を圧迫されてあえなく第1ちんこ汁を搾取される。休むいとまもなくビラビラをおっ広げ怒張に腰を沈める彼女の暴虐に男子逆上し子宮をぶち破らんかの勢いで貫きはじめ形勢逆転だ。粘膜をこすり上げられダラダラよだれたらしながら淫語連射のエロメスどもときたらすっかり法悦の態。人目をはばからず咆吼し随喜の涙を流す彼女の内奥めがけ大量の精を放ったその刹那、全身を打ち震わせいろんな分泌物をたれ流しながらヒロイン絶頂。
行為の最中の特濃エロスぶりに比べフィニッシュ~事後がやや淡泊なのは減点材料だけれども、ワニにしてはゆるめの細黒線修整ゆえ大ぶりのまんこも見通し良好で使い勝手のいい抜き物件。個人的には女子をもっと低めの年齢層で読みたいがそれは他社作品で充足しよう。収録のものではすなおじゃない義妹と年越しファック&一戦交えたあとの口紅描写がやらしくてグッドな「歳末大セーックス」と、オナ見せ嗜好の地味っ娘が行きずりの男と初対面H「つうガク秘め」ではなはだしく欲棒を酷使。
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