2012-11-29

今週の北海道中ひざくりげ。

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-Rusty Soul/或十せねか「Brandish(5)」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784799203460
話△ 抜◎-○ 消小 総合○

ショタ勇者と仲間たちが新たな冒険に挑もうとするかたわらで悪魔っ娘ヒロインはいよいよ同族みなを敵として大立ち回り表題作長編7話(第26-32話、以下続刊)+過去話番外編。欲望のままに身体を開き精をしぼり取る自由奔放エロスがあいも変わらず炸裂する当シリーズ最新刊はおよそ1年半ぶりのお目見えだ。
かわいらしく端整なアニメ/エロゲ系のさわやかな絵柄でいながらやってることは問答無用のガチンコファック満漢全席という売れ線まっしぐらの作風で「コミックアンリアル」の看板を長期にわたって張り続ける。連載開始はまだ同誌創刊からあまり時間も経っていないころで、当時は周りの漫画がテンプレそのもののファンタシー凌辱ものばかりで妙に明るい雰囲気の本作はずいぶん浮いていたものだ。それが現在では他の作品も和姦ばかりになってこの漫画こそがアンリアルの象徴のような存在になっているのだから不思議なもの。
これだけ物語が長尺になると一見さんお断り的な展開なのではと初見の人は心細くなるかも知れないが、良くも悪くもイヴェント串団子が際限なく続き山も谷もないのでどこから読みはじめても大丈夫。正確には4巻の展開を踏まえつつ今回も徐々にお話は進行しているのだけれど、もう早い時期から脇道を延々迂回するがごとくサブエピソードに逸れまくっていて肝腎の本線は各巻終了後数ミリしか進まない……みたいな印象。量だけはやたら膨大な設定も全部長科白でまくし立てられるだけで絵ヅラとは乖離したまんま、最終的にはセックスシーンだけが脳裡に刻まれる。
とまあ少々くさしてしまったけれどそれが問題かと言われればまったくそんなことはなく、キャッチーで華やかな筆致によりつむがれる魅力的な女の子たちがこぞってハードに身体を使役しトロトロのイキ顔さらしてよがり狂う光景は眼福そのもの。主演女優たる快楽原理主義サキュバス・ツィスカをはじめとして出てくる子はみな巧みに属性を違え年齢もおっぱいサイズにも差をつけてと、どんな需要にも即座にお応えできる幅の広さを誇る。造形は明らかにキュート寄りで年長キャラでもかわいさが先立つのでアダルトスキー向きではないとはいえ、このへんの懐の深さは重厚長大漫画ゆえの利点。
そんな彼女らが淫語バリバリまき散らしながらカワイくあえぎまくる濡れ場はたっぷりとヴォリュームが割かれ、滑らかな肢体が画面いっぱいに入り乱れるさまは壮観。比較的シンプルな描線でいながら性器近辺はみっちり描きこまれ、いやらしく光る肉ヒダの1枚1枚までをも詳細に再現する。瞳の焦点もうつろにヨダレダラダラたれ流して快感に身もだえするおにゃのこの艶姿を堪能しながらザーメン連射だ。
すみやかに着衣をはだけピンク色の乳首をまろび出しながらすべすべの下腹部も同時オープン。淫裂をみずから押し広げて挿入をおねだりする彼女の内奥めがけて暴れん棒をインサート。激しく抽送をくり返しながらなん度も角度を変え体位を入れ換えてひたすら性器どうしの摩擦運動に熱中する。されているプレイの一部始終を自分から実況しつついくたびも絶頂し随喜の涙を流すおにゃのこの子宮口めがけて大量のザーメンをとどめに叩きつけ長く熱い性的闘争もようやく劇終。
前巻の私的抜き度が下がる主因だったショタっ子カマ掘りが自粛され、逆にレギュラーキャラ中でもっともマイちんこに響く使い魔・ネリンたんのエロシーン大増量により評価は大幅アップ。むろんメインヒロイン・ツィスカの限度を知らぬ荒淫ぶりはあいかわらず素晴らしいし新キャラの猫耳大神官・ユニ様はあざといまでにかわいやらしいしで俺のちんこも大満足だ。ことここに至るともうオハナシの収拾とかは二の次でいつまでもこのワンダフルなエロエロ空間にたゆたうのも悪くないと思ったり。

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