2012-12-01

今月のパーティザン・レヴュー。

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-うすべに桜子「ぷるきゅん乙女」三和出版 ISBN:9784883564811
話○-△ 抜○ 消極小 総合○

お兄ちゃん大好きっ娘な妹は兄の彼女に淫魔の呪いをかけて前後編&描きおろしおまけ+白衣の天使が童貞医師の童貞を美味しく頂戴本編&過去エピソード+入院中の主人公と看護師さんとの仲を勘違いした彼女がめずらしく積極的に奉仕してくれて本編&前日談+独立短編4本。みっちりお肉のつまった爆乳ガールズが自分から男根をくわえこみハードにアヘりながら絶頂のたいそうユースフルな抜き物件たるこちらは記念すべき作者初単行本だ。
描きおろしパート以外すべての初出媒体である「コミックマショウ」を定期購読していない自分がこの作家を知ったのは見本閲覧OKな書店でのサンプル鑑賞でなのだけれど、非常に華やかなCG彩色とはち切れんばかりの豊満なボディに目を奪われたのを覚えている。その後新刊リリースの報を聞き、モノクロ原稿はほとんど目にしていなかったものの迷わずチャレンジを決意。
巻末著者あとがきにある書き文字の雰囲気だとかゲストとの交友関係から推測するに女性作家のようで、実際その絵柄は少女漫画的なゴージャスさが色濃く出ている。とくに髪の毛の繊細な処理は野郎漫画家には及びもつかぬシルキーな感触。しかしながら首から下は少々えげつないくらいにバストとヒップを強調したむやみに扇情的な肢体が組み合わされ、そのギャップが読者の勃起中枢を効果的に刺戟する。
年のころ10代なかば~20代中盤あたりのヒロインたちは全員お顔より巨大な2つの双丘と安産間違いなしの雄大な臀部とを標準装備。性格的には大きく二分され、その体躯から想像されるとおり悩める男子諸君を優しく抱きしめてくれる母性愛タイプと、さげすむような目線で男の股間のブツをもてあそぶ小悪魔系との対照的な2トップでぼくらの息子もすっかり骨抜きだ。
物語もまたそうした女子の属性に応じて展開が分岐し、ご立派なボディに身も心も包まれて気持ちよくイカされまくるか、もしくはののしられ辱められながら足コキで強制的に射精させられるかのオルタナティヴ。一方で女の子が意に染まぬ行為を強いられたり問答無用にレイプされたりといった陰惨な展開はきれいさっぱり排除されているので、殺伐としたリアルライフに疲れてエロ漫画に慰安の機能を期待したい貴方にはとくにオススメ。
男女どちらが責め手に回ろうともエロシーンの密度は変わらず高く、たっぷりしたマッスが画面いっぱいに揺れ動く光景はなんともマーヴェラス。またマショウの他の作家陣がやるようなトロトロのイキ顔描写をこの人も積極的に取り入れており、お口をヘロヘロにし白目剥きに近いようなアクメっぷりを恥も外聞もなく見せつける光景がじつにいやらしくてグッドだ。
ダイナミックな胸の谷間に如意棒をひょいと差しこめば彼女が自動的に食いつき舌先をレロレロからめてきて即座にスペルマを搾取される。負けじとこちらは下着の奥から土手高まんこを引きずり出してすかさずインサート。パンパン腰を打ちつけ粘膜どうしをこすりあわせるとたちまちだらしなくベロを出し歯を食いしばってこみ上げる快感に耐え続けるエロメスどもの痴態に興奮もいや増す。汗と涙と愛液にまみれつつマシンガンのように淫語をばらまく彼女がしきりに膣内射精を懇願するのにお応えし、締めくくりは子宮の内壁めがけて滝のようなザーメンの奔流をビュルビュルと叩きつけフィニッシュ。
女子S色の強い一部の作品では若干私的実用度が下がったものの、ヴィジュアル的にたいへん派手な肉弾ファックの応酬が素晴らしい。まる見え同然の極薄トーン修整も頼もしく、精液分泌支援物資としてデビュー作から申しぶんない働きだ。また優しくされるにせよいたぶられるにせよ女の子に主導権を握ってもらいたい受け身願望男子にはとくに好適といえよう。自分的にはすっかり色っぽくなっていたおっとり太眉元クラスメイト女子を白昼堂々ゴチになり「10年ぶりの同級生」が最愛。

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