-内々けやき「おねショタおね!」茜新社 ISBN:9784863493353
話○ 抜○ 消小 総合○
仲よし少年3人組と彼らをめぐる女たちとのセックス下克上表題作長編6話&描きおろしおまけ+母妹従妹とカラダで一家団欒連作シリーズ5本&描きおろしおまけ。たっぷりボディのエロメスどもが縦横無尽に駆け回る特濃エロス満載でお送りする作者最新刊は成年向けとしての7冊め(マークなし抜き物件を入れれば8冊め)。
最近では一般誌連載の超絶ハイパーホモギャグ漫画「しょたせん」がすっかり一部好事家のハートをわしづかみにしている作家。しかしながらエロ仕事もペースを落とすことなく活動しており、黄色い楕円仕様での前単行本「ハッピーノーリターン」から本作までのインターヴァルもほぼ1年ととくに産出力の低下は見られない。
今回はつい最近まで「COMIC天魔」で連載していたタイトル・チューンに加えて、いまは亡きぽっちゃり娘専門誌「COMICちょいS」ではじまった連作を収録。個別の初出の明記がないので執筆時期ははっきりしないのだけれど、帯に「足かけ5年」とあるわりに絵柄の新旧による変遷は少ない部類。すでに当時からざっくり太めの描線が印象的なタッチは完成形だったことがわかる。
前述の非エロ漫画などでも明らかなようにこの作家は昨今ショタを好んで描くのだが、今回はコミックス表題からもう露骨にそっち路線押し。おっとり/やんちゃ/クールとタイプの違う小学生男子を用意して少年スキー方面の需要にお応えだ。それに相対する女子の方はこれまた人妻/姉/ビッチってな具合に属性をバラけさせた年長系のそれを配置。こうして投下された彼ら彼女らが順列組み合わせでからみ合いながらストーリーが進展する。ある話で支配者然としてふるまった少年は次の話で弱みを握られ屈辱を甘受する一方で虐げられていた男子は救援を得て立場が大逆転……という風に同一のキャラがめまぐるしく攻守交代するさまはこの物語の最大のキモであり、その鮮やかな切り替わりぶりはさすがの切れ味。個人的に支配/被支配関係をエロに持ちこむのはあまり好みでないのだけれど、上手いこと構図のどんでん返しを仕掛ける内々けやきの手腕には感嘆せざるを得ないところだ。
片や後半部に収録の近親連作「ママン」シリーズはシンプルなお気楽エロコメで、禁忌なにそれなむっちり母親の死体に妹や従妹まで加わりさあ大変……なハーレム状況を頭カラッポにして楽しめる。どちらのオハナシも基調は明るめでオチもスカッと爽快ではあるものの、表題作の方はどことなく女キャラが悪意を持った描かれ方がされていてほんのり作者のミソジニーの香りを嗅ぎとってしまったり(考えすぎかね?)。
いずれの物語も濡れ場の充実度は標準以上で、ハリのある女体が分泌物と擬音にまみれてハードによじれるさまは壮観。ぷっくり土手高まんこめがけてメリメリと暴れん棒がねじこまれては激しく内部を出入りし、その都度女子ども瞳孔おっ広げてアヘりまくりだ。ついでにショタっ子も気持ちよさげに全身打ち震わせてキュートにイキ顔さらすので2度美味しいかと。
目の前に拡がるグラマラスボディにダイヴしてたわわなバストに顔をうずめながらすぐさま濡れそぼつ蜜壷にフェードイン。あまりの衝撃にすぐさまザーメンをしぼり取られて少年悶絶だ。休むいとまもなく往復運動を命令され粘膜も突き破らんかの勢いで腰を使えばはしたなく淫語連射しながら女は気をやり放題。キュッと内部を締めつけられまたしても辛抱たまらず白濁液を放ち続け、精根尽き果てるまで膣内射精を強要されるのだ。
おねショタという題材に対し強く惹かれるわけではない俺も、年上女子のいやらしい肢体が乱舞しハードにまんこが酷使される一連のシークエンスに興奮せずにはおれない。知略と狂騒とをバランスよく配置した巧みなストーリーテリングともあわせいままさに脂が乗りきっているのを感じる1冊だった。収録2作のなかで自分的最萌は後者シリーズ内「ずっぷり強襲ロリいとこ!!」に登場の小動物系積極派ロウティーン・百華ちゃんとのこってりファックですかねー。
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