話○ 抜○ 消極小 総合○
彼女も彼もご奉仕してされてほっこり幸せハードコアラヴ短編8本+フルカラーショート2本。ムチツヤボディをフル活用してえっちに全力投球のガールズ&レディースの性的攻勢に精巣の安まるヒマもない理想郷実現の作者通算2冊めは待ちに待たされようやくリリースとなった待望の新刊だ。
前作である処女単行本「ダブルリップ」の発売からなんと5年半、えらく長いインターヴァルの間は一般漫画の連載を持ったりゲームのお仕事を手がけたりで成年向けの執筆頻度が極端に減少。巻末の初出一覧を見るとまったく作品掲載のない年もあったりするのだからファンも飢餓状態になるわけだ。それでもどうにかコミックス化が実現し原稿がお蔵入りにならずこうして読むことができて感無量である。
かようなわけで収録作の執筆時期は2007-12年とずいぶん幅広い。クッキリハッキリ健康的なアニメ系の絵柄はやはりゼロ年代と10年代のそれを並べると変遷が目につく。とはいってもクリッとした瞳の愛らしい女の子の笑顔や基本グラマラス系のムッチリ肉置きのよいボディラインなど鰻丸ならではの魅力的な部分は新旧いずれも共通だ。
ハイティーンから子持ち人妻までヒロインの年齢層は比較的ワイドながら、年長キャラでもむやみにアダルト感を強調しないので熟女苦手の自分でも受容しやすいのはありがたいところ。みなさん頭身高めでおっぱいも一部を除きこんもりご立派なのでつるぺたロリ嗜好の人にはおよそ不向きだが、髪型や顔立ちを細かく違え属性もおっとりさんにツンツン女子、小悪魔タイプにオドオド系とひととおり取りそろえてとヴァリエーション豊かなのが素晴らしい。
親しみやすいキャラ造形を反映するかのように物語も不快指数ゼロの和姦専科でお送りする。なかでも特徴的なのが女の子サイドから積極的にボディを密着させ股間にしゃぶりつくご奉仕プレイの多さ。たとえば今回タイトル・チューンの短編「良い子のご褒美」はその典型で、日ごろの善行を評価された主人公が風紀委員女子一同から竿もタマも舐めつくされたわわなボディたちに囲まれて中田氏三昧……という具合。これらを義務感や生活のためとかいうのではなくて純粋なホスピタリティの発露としてニコニコ進んで行っては自分も気持ちよさげにイキまくってくれるヒロインの痴態がたまらなく愛おしいのだ。
しっとり吸いつくようなお肌の感触を楽しみながらのエロシーンはたっぷりと尺が確保され、前述のような充実の前戯から性器どうしのハードな天下一武道会へとすみやかに移行し白くねばつく液体を大量放出のフィニッシュに到達する。黒光りする極太ディックがえらく肉厚の陰唇へと飲みこまれてゆくさまはファンシィな絵柄に反しえらく生々しくて、ちんこまんこが激しく干戈を交える光景がぼくらの股間を効果的に刺戟。
ヒロインの方からサッと息子を探り当て手コキ足コキフェラパイズリとあらゆる手段で第1ちんこ汁を搾取せんと奮闘する。彼女の容赦なき強攻に矢も盾もたまらず放精するも攻められっぱなしでは男がすたるとばかりに秘密の花園めがけ反撃開始だ。いきり立つ怒張を膣内深く挿入し小刻みに抽送を開始するとたちまち女子どもアンアン嬌声を発しよがりまくりだ。ビッグバストをブリブリ振りまわし呼吸を荒くしながらしきりに中田氏をおねだりする彼女のご要望どおり、シメは子宮のいちばん奥の方へザーメンの奔流をドプドプ叩きつけてファックの総仕上げ。
個人的には乳サイズはそのままにもう少し平均年齢が下がった方がうれしくはあるけれど、総じてハッピー&ラッキーなタナボタエロスが読者の心身を快く癒してくれる上質の抜きツールだ。巻末著者あとがきに「次の単行本はもう少し期間を空けずに出せれば……」とあるように、今後は掲載ペースを上げてもらえれば重畳きわまりない。収録作のなかでは素朴お下げ髪爆乳女子マネさんが想い人の先輩へ意を決して大胆にアプローチ「誘ってバスルーム」と、ちょいとガサツなヒロインが朴念仁な幼なじみ男子をなんとか振り向かせるべく全力アピールの「計画通りっ!」がマイフェイヴァリット。
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