2013-02-05

今夜の長良川艶歌。

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-久水あるた「初めてなんだからっ」富士美出版 ISBN:9784799501825
話○-△ 抜○ 消極小 総合○

タイプの違う双子の従妹をどっちも美味しくご賞味中編3話+同い年の親戚女子とオナニー見せっこから仲よく合体本編&描きおろし後日談+独立短編7本。キュートなフェイスとやわこいボディのおにゃのこ連中が想い人との甘いメイク・ラヴに耽溺しまくりの幸せエロス満載でお送りする作者4thコミックスにして当社からの3冊めだ。なおこちらは1月下旬発売の物件を若干ディレイして記事にしていることをあらかじめお断りしておく。
今単行本と同じく富士美出版から2011年6月に上梓された前作「恋愛ほりっく」から1年半あまり、雑誌掲載のストック分がいったん枯渇したことで再び必要枚数がたまるまで時間を要した。そんなわけでコミックスは久しくごぶさただったのだけれど、既刊3冊で抜きツールとしての実力は充分に知悉しているので今回は迷わずデフォ買い。
一般青年誌風味とアニメ絵のアマルガムであるその絵柄は個性炸裂というわけではないものの、端整かつイヤミのない誰にでも好感を持って受け入れられるタッチだ。巻末著者あとがきでは微妙に絵柄がブレていてと述べているが言うほどには変遷もなくクオリティは高値安定。またキャラ造形や画面処理などで流行りの漫画/アニメの美味しい部分をさほど露骨すぎずに自家薬籠中のものとすることに長けていて、そこらへんは商業エロ媒体のみならず2次創作メインの同人活動も行うこの人ならではのアンテナの鋭さだと思う。
ちびっ娘からアダルトさんまでどんな年齢層も描きこなす作家だが、今作では上下の広がりを抑え10代後半~20代なかばあたりのゴールデンエイジで構成。少々あどけない雰囲気のお顔にやや豊~爆レヴェルの大きめバストが付属するボディデザインは絵柄同様に万人受けするものだ。またキャラメイクもツンデレに元気っ娘、おっとりさんに天然系といささかテンプレながら多彩な属性を用意して手抜かりなし。
そんなヒロインズが乗っかる物語は3Pもの1作品を除きみな彼氏彼女のイチャラヴばかり。1本あたりのページ数が少なめなせいでいささか唐突なノリの話もあるけれど、ハッピー基調のさわやかな恋愛模様が臆面もなくくり広げられるさまに読み手はニヤニヤしっぱなしだ。たまに出現するシリアス展開や無理やりっぽいプレイも結局のところは幸福なフィナーレにつなげるためのスパイスで、読み進めるうちに君の脳みそはすっかり甘々和姦の砂糖漬けになることだろう。
ほどよくお肉の乗っかった肢体をフル活用する濡れ場は16-20ページ平均の作品総量に対してかなり占める割合が高く、とりわけ挿入後の結合シーンがじつに豊富。ちんこまんこの果てなきバトルを中途に適宜断面図を織りまぜながら詳細中継のヴィジュアルが勃起中枢をダイレクトに刺戟する。コッテリ盛られた擬音やアヘ声をBGMにしながらの濃口ファック満漢全席で愚息も昇天。
濃密なキスを交わしながら2人して生まれたままの姿に戻りきつく抱きあってメイク・ラヴ開始。女子サイドから積極的に野郎どもの股間にしゃぶりつき愛おしげにシャフトを口に含んでうれしそうにご奉仕だ。それではお返しとばかりに彼女の全身を舌先と指でくまなくいじくり倒したのち蜜壷めがけおもむろに暴れん棒をインサート。たちまち随喜の涙を流しハートマークを四方八方にばらまくヒロインにさらなる攻勢をかけいちばん弱い部分をゴリゴリ貫けば感極まりはしたないトロ顔発現。いよいよ絶頂に達しようとするおにゃのこの子宮口から子袋の奥まで最後にたっぷりとザーメンシャワーをお見舞いだ。
水準以上の作画とみっちり密度の高いエロシーンにより効率よくちんこをドライヴでき、前単行本から引き続きオカズとして盤石のできばえ。個人的にはアクメ顔に若干のやりすぎ感を覚えはしたものの、ハッピーエロス満載で読後感も良好であり快く摩擦運動にはげませてもらった。今回収録のものではちょいアホの子な幼なじみっ娘の寝入りばなをゴチになりまして「夢で逢えたら」と、鍵を紛失し主人公宅にお泊まりの隣人OLさんが無邪気にさらす裸Yシャツ姿に辛抱たまらず「いいひと?」がマイフェイヴァリット。

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