2013-02-18

今月のスターどっきり㊙報告。

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-アスヒロ「恋色おっぱい」コアマガジン ISBN:9784864364461
話○ 抜◎ 消極小 総合○

もちもちたゆたゆビッグバストガールズ&レディースのおっぱい絨毯爆撃に野郎ども無条件降伏短編全9本。すばらしく雄大な胸の谷間に顔をうずめながらステディな女子とひたすらイチャラヴづくしのalmost paradiseがすべてのエロな若人をとりこにする作者最新刊はトータル2冊めのコミックスだ。
2010年2月刊の処女単行本「愛がいっぱい エロはおっぱい」発売からちょうど3年、ずいぶん長いインターヴァルのそのわけはカヴァー下の著者あとがきを参照のこと。しばらく雑誌掲載がなかった間は既刊やこの作家の薄い本を読み返したりしてしのいでいたが、そのうちまた誌面に姿を現しポツポツ執筆してくれるようになってこのたびの新刊リリースを迎え俺大歓喜。
少年漫画/アニメ絵のハイブリッドなタッチは若干ラフな雰囲気ながら、そのダイナミックな筆致が勢いやノリのよさにつながっていてグッド。飛び抜けて個性的というわけではないけれど明るくかわいくほのかにあったかく、目にした誰もがほっこりさせられる好感度の高いヴィジュアルだ。
この明朗快活な絵柄でものされるヒロインズは女子高生をメインに20代を数名プラスというところ。おっとりさんにハキハキさん、ツンツンっ娘にデレデレっ娘とキャラ造形も多彩でなんとも眼福だ。そしてなにより特徴的なのは、全員まるでヒマラヤ山脈のように雄大なバストを所有しておられること。比較的童顔寄りのフェイスには不釣り合いなド迫力サイズのそれは形状もやけにリアル風味でいっそうアンバランス感がきわ立つ。またそれに附随してか下腹部もやけに剛毛でビラビラも生々しい感触で、そうしたエロパーツの3次元ティックな存在感が単にファンシィなだけの萌えっ娘どもと一線を画す部分。
お話造りもまたアスヒロならではの醍醐味を堪能できる箇所で、くくりとしては和姦ラヴコメなのだけれどそのありようが一種独特だ。すでにフォーリンラヴor互いに憎からず思う男子女子のラヴ・アフェアに注力すべく、世界のなかから夾雑物は極力排除される。彼氏彼女以外のキャラクターはにぎやかし以上の存在感を持たないNPCに過ぎないし、ストーリーが演じられるのは学校や自宅周辺のごくわずかな空間のみだ。なかでも「シチュエーションのみ漫画」と銘打たれた冒頭の2本はその究極系で、男性主人公はカメラ・アイと化して彼自身はほとんど姿を見せず、セックスしているベッドなり部屋の一角だけが2人の全世界となる。この極端にクローズドな舞台設定はしかしながら恋する彼ら彼女らの密着ぶりを見せつけるのにはことのほか好適なのだ――なにせ読者=彼氏キャラの視界に映るのは最愛のヒロインの喜怒哀楽ただそれだけなのだから。
お互いの姿しか見えない世界で熱烈に想いを確かめあう濡れ場はたっぷりと分量が割かれており、巨乳爆尻デカちんデカまん入り乱れ大量の擬音と嬌声があたり一面に飛び交うファックはとにかく饒舌だ。おにゃのこのキュートな笑顔はたちまちドスケベフェイスへと変貌し、お肉どうしを激しく打ちつけ合いながらの性戯天下一武道会が総ページの半分以上を費やしてひたすら詳細につづられる。クライマックスが近づくにつれ吹き出しのなかが手書き文字へと変化し千々に乱れてゆくギミックも定番ながら性的高揚の演出として効果的で、はしたなく淫語ばらまきながらたっぷり膣内射精されて絶頂に達するヒロインの痴態が読み手の勃起中枢をハードヒット。
みっちりと肉置きのよい肢体を褥に横たえてたわわな乳房にかぶりつき大ぶりのニップルを舌先で転がすと彼女もたちどころにほおを紅潮させ吐息を荒くして身もだえする。生い茂ったジャングルをかき分けて柔肉を押し広げるとそこはすでに湿りを帯びて準備万端だ。辛抱たまらず肉棒をねじこみ往復運動を開始すれば女の子もリズミカルにイキ声を返してくる。粘膜どうしのランデヴーが激しさを増すたびに周囲には大量の擬音が沸きたち、涙と体液にまみれながら彼女はすっかりアクメ顔。日本語にならない嬌声をまき散らし全身をのけぞらせるヒロインの子袋の最深部へビュルビュルとザーメンの奔流をお見舞いして果てしなき性の饗宴にようやく終止符だ。
今作の刊行までずいぶんやきもきはさせられたけれど、ベタ甘ラヴと特濃エロスの両サイド攻撃に心もちんこもすっかり満腹でまこと待っただけのことはある。願わくば今後は少しだけ産出ペースをアップして3冊めを早期に上梓してもらえれば重畳きわまりない。あと自分は特別メカクレ属性なかったと思ったのだけれど今作ではすっかりその魅力にやられて新たな知覚の扉を開かせてもらった。そんなわけで俺的には幼なじみオドオド隠れ巨乳メカクレさんはなんとハマり中のアイドルでした!の「見付けてシークレット」と、一見コワモテじつはキョドリ系な高身長ツリ目困り眉メカクレ彼女の挙動がいちいち愛らしい「こっちを向いて笑ってよ」の2本が最愛。

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