2013-03-08

今晩のウホッホ探険隊。

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-アガタ「メイド×4」コアマガジン ISBN:9784864364652
話○-△ 抜○ 消極小 総合○

大財閥の跡取り息子としてふさわしい漢となるべく少年は4人のメイドに囲まれ毎日セックス英才教育表題作長編5話&プロトタイプ読切+独立短編4本+全作品描きおろしショート後日談。もっちりボディをハードに使役して自分からアヘりまくりのドエロいヒロイン満載でお送りする作者処女単行本だ。
いまは亡き「コミック0EX」/「コミックメガミルク」でデビュー以来ずっと活動しており、この系列の雑誌が途絶えたのち現在は「漫画ばんがいち」で執筆している人。非常に作品の産出ペースが早くてどんどんストックがたまっていったにも関わらず初コミックスのお知らせがずっとなくてやきもきしていたのだけれど、今回ようやく刊行にこぎ着けてまずは善哉。
オーソドックスな一般青年誌系の絵柄は古すぎず新しすぎずのいい塩梅で、きわ立って個性的ではないもののほっこりハートウォームな描線がfeel so good。巻末著者あとがきを見ると元来少年漫画家を目指していたとのことでなるほどと納得だ。シリアス/ギャグ顔を上手いこと切り替えながら展開するメリハリの効いた画面はこれが初単行本とは思えぬウェルメイドなもの。
この親しみやすいタッチで描かれるおにゃのこズは巻末のロリもの1本を除けばハイティーン~20代入りたてあたりのゴールデンエイジで占められる。またやたらとバストを強調した表紙/裏表紙が物語るように女子連中は今回完全に巨乳寄り。本来は年齢の上下も乳サイズの大小もさまざまに描き分けられる作家なのだけれどおそらく単行本トータルでの統一感を重視してこのセレクトになったのだろう。
お話もいろんなパターンのをこなせる人ながら処女作ということでわかりやすさ重視なのか、ベッタベタのハーレムエロである冒頭長編やわりと典型的なタナボタH系の作品などシンプルな構成のものをおもに収録。しかしながらすべての作品に短いながらも後日談をつけてくれたのはたいへんよいサーヴィスで、おそらくこの部分の稿料は出ないだろうに殊勝なことだ。いずれにせよどの物語も軽快なラヴコメ仕立てで読後感はきわめて良好であり取っつきやすさはピカイチ。
大ぶりの肢体が乱舞しヒロインの蕩け顔が横溢するエロシーンはなかなか高密度で、ことに作品傾向的に女の子サイドから積極的に行為にはげむものが多くマグロ願望男子には垂涎のできばえ。有無を言わさずちんこにしゃぶりつき自分から腰を使ってアンアンよがり狂うエロメスどもの痴態にぼくらの前立腺も刺戟されっぱなしだ。
男子のちんこをむんずと握りしめキャンディみたくジュポジュポ舐めたおしてサクサク漢汁を搾取。すかさず濡れそぼった蜜壷をオープンセサミしていきり立つ怒張にまたがり甘ったるい嬌声をマシンガン連射だ。だらしないビッグバストを振り乱しながら性器結合部を激しくこすりあわせトロトロのイキ顔さらすさまがたまらなくエロっちい。汗と涙とヨダレをとめどなく垂れ流してはギシアンし続けるうち瞳のなかにハートマークが浮かんできたら彼女の絶頂も間近。子宮まで貫かれて日本語にならない咆吼を発するヒロインの子袋の奥へザーメンの奔流をビュルビュル叩きつけて女体征服ミッション完了。
作画/作劇ともデビュー作としては充分すぎる水準で、オーソドックスな和姦エロの枠組みを遵守しつつほんのわずか変態ティックなプレイを交えるあたりのさじ加減などまるでヴェテランのごとき熟練ぶりだ。個人的には雑誌掲載時に楽しく読んだものがいくつも収録のチョイスから漏れていたのが残念だったけど、そのへんはいずれ出るであろう2冊め以降に期待。今作中ではメイドさん四者四様のご奉仕が楽しめる冒頭長編はむろんのこと(イチオシは一見清純じつはド淫乱な新人メイド・スズメさん!)、唯一のペタっ娘ものでありツインテ日焼けヒロイン・美咲たんのツンデレぶりがベタながらグッドな「あの日二人の雨宿り」がたいそうよござんした。

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