2013-06-21

本日の砕氷船理論。

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
-有馬侭「天然恋色アルコール」茜新社 ISBN:9784863493698
話○ 抜○ 消小 総合○

子犬みたく飛びついてくるショタっ子のまっすぐな愛情にほだされてヒロインは母性本能満開えっち連作3本+大学生彼氏×女子高生彼女の甘く激しいバカップル善哉連作3本(前単行本より継続シリーズ)+爆乳先輩女子が後輩男子の童貞を美味しく頂戴連作2本+独立短編1本。たいそう雄大な乳尻を標準装備する女子連中のふにふにボディに没入しまくりのワンダフルなお肉物件は作者じつに4年ぶりとなる通算2冊めのコミックスだ。
非常にやわこい肢体描写と糖度1000%の甘すぎるイチャラヴとの両サイド攻撃が読者をとりこにして止まないこの人だが惜しむらくはむやみやたらと寡作で、ことに初単行本「むちプリ」の発売以降は産出ペースがさらにダウン。いまでは年に1、2本という商業作家としては冗談みたいな執筆状況ではあるのだが、それでもどうにか本数もたまり無事セカンド作品集発売にこぎ着けてくれてまずは慶賀の至り。
大まかにはいわゆるアニメ絵の範疇となるその作画は、女の子特有の優美なボディラインを最大限に美しく引き立てる柔らかな筆致が特徴だ。若干太めのペンタッチとほお附近に走る細かな斜め線が女性の体温やら肌ざわりやらをじかに感じさせてくれてグッド。
この丸みを帯びた描線はとりわけグラマラス系の肢体描写との相性が抜群で、登場する女性陣はみなたゆたゆのビッグバストと安産間違いなしの臀部とをこれでもかと強調する。一方でお顔の造形は明らかに童顔寄りで、ハイティーン~20代なかばの収録作ヒロインたちは妖艶さよりはキュートさが勝る印象だ。前作にいた友人ママンや今作のお母さんキャラなどかなりの年長さんですらえらく可愛くて、この人が描くのなら熟女苦手な自分でも充分アリだなあ(今回は抜きキャラを担当しとりませんが)。
物語はこれまた前作の路線を踏襲した赤面ものの1on1和姦オンリー。冒頭の典型的なおねショタ話「ヒミツノハナゾノ」連作、中盤に収録のアキラちゃん×ナオトくんバカップルシリーズ、奔放美人雪乃先輩に押されまくりな後輩男子コージ君2人の恋模様、そして巻末の初お泊まり彼氏彼女と、いずれも壁ドン必至のタイマンラヴでお送りする。ヒロインたちが野郎どものワガママを優しく受けとめご奉仕しまくってくれるご都合主義上等な展開ではあるのだが、男子サイドの真摯な愛の表明も随所でキッチリ見せつけて女の子のデレっぷりにちゃんと理由づけをしてみせるのが有馬侭の上手なところ。
かくして甘やかな愛の交歓へとなだれこむ2人のセックスは特殊なギミックなどなしでも充分にエロティック。けしからん巨乳を十全に活かしたド迫力のパイズリや男子の敏感な部分を執拗に責めたてる手コキ&フェラなど前戯の充実ぶりもすばらしい。豊満な胸の谷間に顔をうずめながらサルのごとく必死に抽送にいそしみ膣内射精三昧の本番フルコースに身も心もご満悦。
キングサイズの双丘をすみやかに彼氏の目前で開放し、谷間にジョイスティックをはさみこんで圧迫面接を開始する。タップンタップンと両側からの刺戟に堪えかねてたちまち白濁液発射すると彼女はすでに準備万端の秘密の花園を自分から押し開き挿入をおねだりだ。みっちり締めつける柔肉に包まれながら女性器をハードに突き上げるたびほおを紅潮させハートマークをまき散らしながらいっそう表情をとろけさせてゆくヒロインの痴態がたまらない。幾度も絶頂に達してしまい涙と唾液でお顔をグチャグチャにしたおにゃのこの中田氏懇願にお応えし、シメは白くて熱い子胤を子宮のいちばん奥深くまで大量デリバリーだ。
時勢柄もあって若干消し面積が増え修整トーンが黒塗り同然に濃くなってとマイナス要素はあるものの、密度の高い甘エロ絨毯爆撃が脳髄をハードヒットするユースフルな精液分泌支援装置といえよう。あと自分的にはそれほどグッと来ない要素ながら男性陣のかわいらしさも高レヴェルなのでそっち方向に萌える人はお得感3割増し。自分としては前作でも大いに堪能したアキラちゃん&ナオトくんシリーズの続きがもれなく入ったのが最高にうれしく、なかでもお部屋でお風呂でガツガツ複数ラウンドH「Hot!もっと!リミテッド!!!」で大いにマイちんこを酷使。

0 件のコメント:

コメントを投稿