2013-07-21

今夜のトトリフーズ。

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-宮原歩「恋色おとめ」ティーアイネット ISBN:9784887744783
話△ 抜○ 消小 総合○

ある日突然幽霊として現れ抱いてと迫る幼なじみ女子の性的攻勢に主人公タジタジ長編4話&描きおろしカラーパート+独立短編1本。とびきりキュートな女の子たちが進んで身を捧げ気持ちよさそうにイキまくる全男子垂涎の光景が視界360度拡がる作者通算6冊めにしてガチ成年向けとしての2ndコミックスだ。なお上旬発売物件だというのにだいぶ記事作成がディレイしてますがごかんべんを。
慎太郎シール誌ではよく表紙の執筆陣ラインナップに顔を出しているのを見かけてはいたものの、これまではまったくその作品を読んだことがなかった人。現在までに竹書房から4冊の単行本を世に問うており、なおかつTIでも初のマークつき「ラブあねえっち」を去年8月にリリースしているというのに、なにひとつとして購入していなかった俺の体たらくをお許しください。
巻末著者あとがきの筆跡などを見るに女性作家らしき形跡があるのだが、実際その絵柄は一般青年誌調と少女漫画絵のハイブリッドな感じ。とくに野郎キャラの造形にはBL/TLっぽさの残滓が垣間見られて、これが仮に男性の筆になるものだったら逆にすごいかも。とまれキャッチーかつ愛らしい絵柄であることは間違いなく、いずれラノベのコミカライズ担当なんかで非エロ媒体に引き抜かれる日が来るのだろう。
登場する女性陣は冒頭からの長尺ストーリー「僕だけが彼女に触れられる」および巻末読切「天然お嬢さまと偽かてきょー」のいずれも女子高生主体。前者は人外設定で一部年齢不詳だがまあ見た目それ準拠でよろしいかと。全員フェイスはあどけない系ながらボディは頭身高めボンキュッボンのモデル顔負けなゴージャスさで、このへんは読者層的にも規制的にもむやみにキャラを幼くできないコンビニエロ出身者ならではの配慮かとも思ったり。
かくもすばらしき女体が乗っかるストーリーの方は、長編/短編いずれもライト志向和姦エロ。無邪気なお嬢さまをだまくらかして美味しくいただいちゃう「天然お嬢さまと偽かてきょー」と、幼なじみにはじまってクラス委員長や幽霊っ娘たちを食いまくりつつ純愛エンドの「僕だけが彼女に触れられる」のいずれも読後感爽快で取っつきは良好だ。ただ長編の方は多くの女子と続々ファックで濡れ場が豪華なのはいいものの、それを実現するための展開がいささか唐突。あとサブヒロインたちは各自のセックス終了とともに物語世界では以後ほぼ放置されるので、本命以外の女の子に入れこみたい方には不向きかも。
とまあ小姑ティックに無粋なツッコミはしたけれどエロシーンは質量とも充分であり、むっちりツヤツヤのワガママボディを存分にもてあそびつつガッツリ膣内射精三昧のワンダーランドだ。大ぶりのちんこがすべすべまんこの奥底へ飲みこまれてゆき性器どうしのハードな摩擦運動を延々くり広げるさまがなんともマーヴェラス。
男子の股間へしゃぶりつき積極的なご奉仕でヒロインただちに白濁液を搾取。すっかり濡れた淫裂を自分からおっ広げて挿入をおねだりだ。すかさずねじこまれた怒張がせわしなく出し入れされるたび端整な表情をとろけさせ甘ったるい嬌声を発してよがり狂う光景がたまらなくエロっちい。肉襞をギュッと締めあげながらしきりに中田氏を懇願するおにゃのこのリクエストどおりに最後は子宮の奥へたっぷりと熱い飛沫をプレゼント。
少々ご都合主義的なノリは感じたものの、総じてかわいらしいキャラ造形とそれでいながらガッツリ濃口エロスとでマイちんこは大いに満足。基本10代大好きっ漢なのでこの作者の慎太郎シール誌物件に手を出すのは躊躇することもあるだろうけど、今作のようにTIで女子高生ものを続けてくれるならぜひデフォ買いしたい。登場ヒロインのなかでは真面目っ娘なのに本性はド淫乱というギャップが素敵な学級委員長・橘さんがものごっつようござんした。

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