2013-07-28

今週の雪印パーラー。

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-vanilla「メルティングアイスクリーム」マックス ISBN:9784863790940
話○ 抜○ 消小 総合○

ゴスロリ金髪吸血少女に押しかけられ毎日いろんな場所で血液も精液もしぼり取られまくり長編4話+告白できずにいた想い人にやっと気持ちを打ち明け熱く結ばれて本編&描きおろし後日談+独立短編4本。シルキーな絶品美少女たちがトロトロのイキ顔さらしてよがりまくりのガチ萌え物件は作者初のコミックスだ。
自分は幾人かの気になる漫画家目当てで数年前から当版元の看板誌「コミックポプリクラブ」を定期購読するようになったのだが、ちょうどそのころから同誌執筆陣が完全に萌え方向へシフト。それも女性作家の手になる作品が大量に増えて男性作家のオタ絵が主流だった以前とはすっかりイメージが変わったのだが、この人も昨今のそんな流れを体現しているひとり。
そんなわけでポプリクラブおよびいまは亡き姉妹誌「Pフラート」掲載作品を収録のこちらは、表紙イラストの印象どおり少女漫画基調のキュートで繊細な萌え絵が中身を支配する。なかでも特徴的なのが目の描写で、よく研磨された宝石のように透明感あふれる輝きで彩られた黒目がちのおっきな瞳は得も言われぬ美しさ。
このすばらしきタッチでものされる女の子たちは年のころミドル~ハイティーンの制服世代。一部とんでもなく長生きしているであろう人外さんもいるがまあ外見年齢はこのへんでよろしいかと。童顔巨乳をほぼデフォで要求されるポプリクラブの誌風に合わせて本作ヒロインもあどけないフェイスにビッグバストの組み合わせが多数派なのだが、その他並乳や貧乳も用意して多様なニーズにお応えする。
物語はこれまたポプリフォーマットを律儀に遵守した甘々和姦を大盤振る舞い。吸血鬼少女という変化球を投げてきた唯一の長尺もの「ヴァンパイア・リリアック」を除けばなんてことはない現代日本舞台の普遍的なラヴコメではあるのだが、少女漫画テイストのリリカルなモノローグの多用やメイクラヴに至るまでのていねいな科白まわしなどディテイルをきっちり煮詰めて完成度高く仕上げている。糖度1000%のベタ甘ラヴをこれでもかとお口に詰めこまれて読者もゴチソウサマ。
昔の萌えエロなら綺麗な絵の代償として濡れ場がおざなりになったりもしたものだけれど、最近は萌えとエロは対立概念でなくどっちもハイレヴェルに両立された物件が多い。この作品もエロシーンには充分な分量を割いており抜き心地は良好。剥きたてのゆで卵みたくつるんとしたお肌をヒロインたちが景気よくさらしハードに性器どうしを摩擦しながら卵巣の奥まで届く勢いで膣内射精されまくる本気ファックを適宜結合断面を織りまぜつつ全面フィーチャーだ。その他おっぱいの先端から周辺部までフルに動員しながら亀頭をねっとりイジメるパイズリもじつにいやらしくて自慰表明がはかどりまくること必至。
おにゃのこサイドから積極的にちんこへがっつきお口とお乳で男子の敏感な部分をじっくりと刺戟する。絶品テクにたちまち昇天させられ精液を搾取されてお返しにこんどは野郎側から反撃を開始。むんずとお尻を抱えこみすべすべまんこめがけてたぎる欲棒をインサート。粘膜どうしを激しくこすりあわせガツガツ子袋を突き上げるたび甘ったるい嬌声を発しギュッと抱きついてくる少女の痴態にいっそう興奮がつのる。呼吸を荒くし感極まった表情で絶頂に達しようとするヒロインの子宮の奥へ大量の白濁液をデリバリー。なおも腰をくねらせ挿入をおねだりする彼女に覆いかぶさりハードにつがってはさらに2度3度と中田氏だ。
初出の古いものでは若干男性向けエロに不慣れな面も散見されたものの、執筆時期が新しくなるたびHシーンがグッとよくなってきているのがわかり好印象。リアルとファンタシーのほどよい混淆である性器描写も妙に生々しくて非常に気持ちよく使えた。どういうわけかポプリクラブの女性作家は初単行本刊行後に同誌を離れるケースが多いのだが、この人にはぜひ今後も活躍を続けてもらいたいもの。収録作中ではどちらかというと巨乳好きの自分も金髪碧眼並乳自由奔放なヒロイン・リルのド淫乱ぶりにすっかりKOされた「ヴァンパイア・リリアック」と、カヴァーにも登場のきょぬーツインテJKさんが級友男子の求愛にお応えしてえっちに乱れまくる「ハツナツ。」連作で精巣のストックが枯渇。

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