2013-09-19

今夜の交信証明書。

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-岡崎那緒「ナカダシコレクション」マガジン・マガジン ISBN:9784896444292
話△ 抜○-△ 消小 総合△

ドエロいメスイヌどもにご指導されたりブチ切れて反撃したりしながら子袋めがけザーメン一斉発射短編全11本。多彩なシチュで性器どうしのガチンコバトルを延々くり広げる作者じつに5年ぶりの最新作は通算4冊めのコミックスでありこの版元からの初見参だ。
この作家の本は自分も以前いくつか購入していて、前単行本「はに~とらっぷ」もレヴュらせてもらっている。しかしながら今日たまたまこの新刊を見つけるまではまだこの業界でコンスタントに活動していたことを知らずにいて我ながら失礼千万。ググってみると通常の雑誌のほか電子媒体でもアクティヴに執筆しているもよう。
オーセンティックな一般青年誌調の絵柄は最新流行とは言えないものの妙なクセもなくて比較的受容しやすいかと。今回の収録作はグラヴィア/漫画混載誌の「ウォーB組」に2011-12年にかけて掲載されており、巻末著者あとがきによると古いものはだいぶ加筆修正をほどこしているそうでたしかに見た目さほど新旧差はない感じ。
登場するヒロインはハイティーン~20代後半あたりの黄金世代と推測されるが、人妻や女教師にキャリアウーマンなど勤労女性の方が多めで10代女子は比較的劣勢か。それゆえかむやみやたらと艶っぽい下着を着用し唇のポッテリ感を強調したお色気ムンムンのキャラが目白押し。必然的にヴィジュアルはボンキュッボンの成熟した女体の大バーゲン状態でありつるぺたスキーには回れ右推奨。
そんな彼女らがえっちな肢体をフル活用してガツガツ性交にいそしむのだけれど、読み進めていくうちに単行本表題や帯で謳うような中田氏ネタアピールよりもっと重要な要素がストーリーに仕込まれているのがわかるはず。すなわち、男子キャラの童貞率の異様な高さであり、そんな彼らを経験豊富な女性陣が自由気ままにリードしながら美味しく頂戴するヒロイン主導シチュの絨毯爆撃こそが本作のメインイヴェント。とりわけ前者は童貞漫画のオーソリティとして知られるにったじゅん作品顔負けの含有率で、11作品中なんと10本がチェリーボーイという徹底ぶり。いまや膣内射精なんてどの漫画でも当たり前で特段の差別化ポイントにはならないのだから、むしろ童貞&女性上位ネタの多さこそを積極的に訴求すべきだったのでは?
エロシーンの基本はほぼ2パターンで、ヘタレぎみの未体験男子が百戦錬磨のヒロインに導かれて有無を言わさずはじめてを奪われるか、あるいは童貞なのをバカにされてキレた男性キャラが奮起しチャリーボーイちんこで女性を屈服させる下克上シチュのどちらか。いずれも前半部では女を知らない主人公男子をヒロインが上から目線で徹底的に罵倒するのでマゾ読者にはたまらぬご褒美といえよう。
いまだ女を知らぬ青年の純情をもてあそびつつ女たちはその豊満なボディを景気よくさらし童貞ちんこに向かってカモーン。制御不能の剛直がねじこまれ稚拙に腰を使われて経験豊富なヒロインもすっかりヤングなちんこに夢中だ。使いこまれたビラビラがめくれ上がるほど激しくシャフトを出し入れされて恥も外聞もなく咆吼し続けるエロメスどもの痴態に興奮しきり。フィニッシュは画面いっぱいに見開かれた完熟まんこの奥底へ鉄砲水のごとく大量のザーメンを噴出し、女たちはその刹那全身を痙攣させ獣のごとく咆吼しながらファイナルアクメ。
童貞喰いのシチュにはさほどグッと来ず、また女子S×男子Mものを最大の苦手科目とする俺的にはストライクゾーンを大幅に外れる物件ゆえこのような採点になったのだけれど(作者さまホンマにすいません)、逆にこのへんを大好物とする貴方ならまさにジャストフィットするはず。てなわけで自分にとっては唯一非童貞ネタの兄嫁/息子の嫁凌辱「お留守姦」と、わりかしハッピーなオチでありヒロインも強気なくせに妙に抜けててカワイイ「勝ち組マ○コと負け組チ○ポ」が今作中のベストでございました。

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