2013-09-27

今宵の電子戦隊。

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-村田電磁「私たち、えっちな大人に負けちゃいました」ヒット出版社 ISBN:9784894656055
話○ 抜○-△ 消小 総合○

しっかり&おっとり巫女姉妹は卑劣な男の奸計にかかり純潔を奪われて中編4話+父親の借金のカタにJSヒロインがメイド姿で性的調教受けまくり連作3本+練習と称し教え子をブルマやスク水姿で凌辱三昧連作3本+独立短編2本。キュートな笑顔のぷにっ娘どもが言葉巧みに誘惑され処女を散らされて肉欲の罠に堕ちてゆくロングランロリ凌辱満漢全席でお送りするこちらは作者2冊めのコミックスだ。
健康優良児体型のすこやかなニンフェットをモリモリ量産するファンシィな絵面とは裏腹に彼女らがゲスい親父にだまくらかされ誘導されて立派なメス奴隷へ仕立てあげられるえげつないストーリーで度肝を抜いた処女単行本「逃げられないよ?」が世に送り出されたのが2010年のこと。それからまる3年以上も待たされようやくセカンド作品集のお目見えで、俺のちんこはもうページを手繰る前から破裂寸前です。
商業媒体ではこの版元で出しているロリ専科アンソロ本「comic少女式」でずっと執筆してはいるものの、なにせ季刊ペースなのでコミックス1冊ぶんの原稿がたまるまで時間がかかるのはやむを得ないところ。初出の明記はないがどうやら作品の新旧間で微妙に絵が変化しているらしく、表紙イラストや直近執筆の話だと1冊めのころより女の子の顔立ちが若干縦長になっているのが見てとれる。ただキュートなぷに絵ベースの作画であることは変わりなく、さほど極端な違和感はないかと。
登場するヒロインは性格描写はさておきルックス的にはショート~セミロングヘアのガチょぅι゙ょ専科。むろん起伏に乏しいちびっ娘特有のボディではあるけれど、華奢というよりは適度にお肉の乗った(といってむっちりというほどでもない)プニプニ感がマーヴェラス。日常パートでは年相応のあどけない表情を見せる、そんな彼女たちにこれから過酷すぎる試練が襲いかかるのだからまったく悪辣きわまりないですな!
そんなわけで展開される物語はギャグで落とすわずかな例外を除いては問答無用のロリっ娘レイプ調教ストーリー。導入のシチュに多少の差異はあれど、いずれも純真無垢な少女が邪悪な大人の下劣な欲望の餌食になり蹂躙されてゆくのが黄金パターンだ。加えてヒロインに淡い恋心を抱く純な少年を配したり、あるいは少女の方にあこがれの男性の影をまとわせたりすることで、よけいにそのピュアな思いが無惨に汚されてゆく痛みを強調する情け無用の仕込みが心憎い。ほのかに慕う存在とはまったく別の薄汚い俗物がやがてヒロインの心身を支配し、最後は彼女の全人格をねじ伏せ男のちんこなしでは生きられぬ淫乱少女へと転落せしめるのだ。
濡れ場そのものは現在の水準からすると平均からやや薄口というところだが、ふんだんに盛りこまれたダイアローグで調教の深化を伝え、また徐々にあどけない少女の顔を淫靡なメスのそれへと変えてゆくメタモルフォーゼの一部始終を冷徹なカメラ・アイで追いかけてゆくことで、くり広げられるセックスを非常に密度の濃いものにしている。ときにソフトにときに激しく言葉で責めたてられ、禁断の性の深淵へといつの間にかはまり込んでいくよう巧みに導いてゆく男の科白に女の子たちはあたかもマインドコントロールをほどこされたかのごとくみずから転落の一途。
無理やり開かれた幼い秘所へ幾度となく精を放たれるうち、なにも知らぬニンフェットたちはいつしか覚えたての快楽に進んで身をゆだねてゆく。小さな胸の突起を執拗に揉みしだかれ滑らかなスリットをまさぐられてすっかりほおを火照らせ発する言葉もしどろもどろ。狭隘な淫裂を押し開くように怒張で貫かれて恥も外聞もなくエロワードをばらまき出すころにはいよいよ調教コンプリートも間近。愛してもいない男の性戯にすっかり陶酔しついに自分から膣内射精を懇願しはじめた彼女の幼い子宮へ支配の証として大量のザーメンを注ぎこんだその刹那、少女は正真正銘の牝奴隷として完成のときを迎える。
カワイイ絵柄とは裏腹に内容は猛毒そのものの凌辱調教フルコースなので誰にでもお勧めとはいかないが、多少なりともダークエロスに免疫のある方ならこのすばらしきギャップに身も心もしびれること請けあい。欲を言えば同業者に比べるといささかおとなしい、着衣多め性器描写ひかえめのファックにはもう少しマンパワーを割いてほしいところだが、むろん直截的な行為よりは少女が堕ちてゆくまでの巧みな展開と細やかな科白まわしこそがこの作家の持ち味なのは承知しているので悩ましいところではある。収録作のなかではメイドコスのちびっ娘がオヤジの性の慰みものになるという壮絶に勃起中枢をハードヒットする設定が辛抱たまらん冒頭連作「キミは小さなメイドさん」/「幼馴染が親父のメイドになっていたなんて」/「あの子はもう帰ってこない」が本書のコンセプトをみごとに体現しているのもありマイフェイヴァリット。

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