2013-10-15

今夜のトロッコ王国。

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-花札さくら「メープルトラップ」ジーオーティー ISBN:9784860848934
話△ 抜○-△ 消小 総合△

義理の弟のハードなセックスに人妻ヒロイン逝かされまくり連作2本+仲間内の罰ゲームで告白したあの娘はエロエロ&ドSで本編&描きおろし後日談+無邪気だった年上従妹はすっかり大人びて本編&描きおろし後日談+独立短編6本+フルカラーショート1本。Hの趣向も女の子の年齢層も各種取りそろえであらゆるニーズにお応えする作者これが成年向け初単行本だ。新刊枯渇期&遠隔地につき新規物件遅延ということで、昨日レヴュった鬼ノ仁に続いての9月末分積み残し評価記事となるがひらにご容赦を。
最近になり我が定期購読リストに加わった「comicアンスリウム」も創刊からしばらく経って続々執筆陣のコミックスが出るようになり、この人のそれもそうした新刊攻勢のなかのひとつ。といっても奥付を見ると前身の「キャノプリコミック」やグラヴィア誌の「VIDEO BOY」に掲載のものまで収録されている模様。また著者公式ブログの発売告知によれば巻末の2本はDVDとのコラボ企画とのことだ。
目新しさはないものの端整で愛らしい一般青年誌調の絵柄はどこをめくっても表紙と完全コンパチ。巻末著者あとがきによると初期作品はだいぶ描き直しをしているというが、そもそも初出一覧がないのでどれが古くどれが直近のものかわからない。ともあれ安定感抜群の作画はとても初単行本とは思えないできばえで、非エロでやっていた人の満を持しての成年向け転向か、もしくは長らくアシスタントとして活動したのちの念願かなっての漫画デビュー作品かのいずれかではないかと妄想している。
この滑らかな筆致で描かれる女性陣は推定10代なかばからアラサーあたりまでと比較的ワイドレンジだが、年長キャラでもかなりキュート寄りの造形なので熟女苦手の自分も安心。その一方でおっぱいは基本ラージサイズという、ニッポンのエロ男児が大好物な童顔巨乳フォーマットを踏襲した、抜きツールとして非常に手堅い造り。
ストーリーラインもまた自慰支援装置としての汎用性をなによりも重視したもの。すなわち、不必要な物語性やらよけいな新機軸などは注意深く排除され、誰にでも理解できる定番的なお話展開と導入部は最小限にして濡れ場へスムーズに移行するムダのないペース配分とが貫徹されている。冒頭の○×式採点でお話部分をあえて△にしているのもそういうわけで、この場合は読者のちんこを効率よくしごかせるという目的に即し極度に最適化されているという意味での積極的評価だ。
オーソドックスな和姦ラヴから男女どちらかのサイドからの強権的支配/非支配関係、はたまたガチの輪姦までと多彩なシチュで迫るエロシーンは非常にユースフル。ふんだんに分量が割かれた本番自体もさることながら、通常エロなら女の子側からの積極的なフェラご奉仕、女性上位ものなら言葉責めされながらの足コキという具合に、それぞれ読者のよこしまな願望にピッタリ寄り添った充実の前戯が加わる仕掛けだ。こうした至れり尽くせりの高密度プレイの連鎖により読み手の興奮もいや増す。
あどけない顔立ちには不釣り合いのご立派なバストをステディな男子の前でだけあらわにして羞恥に頬を染めるヒロインの艶姿に股間は180度エレクチオン。すかさずいとおしげにサオもタマもしゃぶられてたちまち夢心地だ。辛抱たまらず第1ちんこ汁を発射したのちただちに反撃に転じ、濡れそぼつ蜜壷めがけてたぎる怒張をフェードイン。激しく腰を打ち据え粘膜をこすり上げるたび女子どもがトロトロのイキ顔さらして小刻みに嬌声を発するさまがなんとも扇情的だ。随喜の涙を浮かべ大音量であえぎながら絶頂を迎えんとする彼女のえっちな子袋めがけて最後にたっぷりと白濁液をプレゼント。
ことほどさように実用性抜群の精液分泌支援物資であり、この情勢下かなりがんばっている部類の小さめ黒線修整ともあいまって使い心地良好。これで私的大地雷のドS女子×ドM男子もの(ヒロインのルックスはモロにツボなだけによけいつらい……)がなければ総合○にしたのだけれどまあこのへんは完全なる主観ゆえ、サドな女の子も充分アリだしむしろご褒美です! な貴方ならば評価3割増しで。そんなわけで俺的には初恋のあのひととイチャラヴ完全成就「いとこのリンちゃん」と、女将さんのアシストを得て彼女とようやく初Hの「誘惑温泉」がお気に入り。

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