2013-11-03

今年度のダイヤモンドグラブ賞。

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-篠塚醸二「ファーストタッチ」ワニマガジン社 ISBN:9784862692733
話△ 抜○ 消中 総合○

豊満な体型を気にする彼女を上手いこと口車に乗せ柔肉に触りまくり表題作連作2本+売り出し中の爆乳アイドル2人組がカラダでご奉仕連作2本+小さなころから仲よしの従妹とステディな関係へ発展し連作2本+独立短編12本+主要キャラ集合ピンナップ。むっちりツヤツヤ超絶グラマラスガールズが乳もまんこもさらけ出し白濁液にまみれてイキまくりのワンダフルな光景を総天然色仕様でお送りする作者これが2冊めのコミックスとなる。
この人は処女単行本「初恋モーション」を去年8月に同じワニマガジン社から上梓しているのだが、そのときは通常形態である基本白黒原稿/パートカラーの構成だった。しかしながらじつのところ総仕事量としてはオールCGのショート漫画/カラーイラストの方が多くそっちは置き去りになるのかと心配していたら、このたびフルカラー作品集発売の報を耳にして欣喜雀躍。すみからすみまで肌色まみれとなったことでページ数は一般的なエロ漫画単行本の2/3ほどに目減りしたものの、プライスは税込み1,155円とコストアップを極力抑えお財布も安心だ。
ほんわかした雰囲気のアニメ絵は線画段階ですらたいそうキャッチーなのだが、それにプラスしてこの作家得意の彩度の高いカラー塗りが加わるといっそう魅力が増す。これだけの逸材をエロ絵業界が放っておくわけもなく、早くからいろんな媒体でカラー原稿は引っ張りだこ。ゆえに今回収録のものは執筆時期が2008-13年と前作よりワイドレンジになり、さらに掲載先もワニ/コア/双葉/辰巳など多彩だ。さすがに旧作は加筆修正を経ても細部のバランスなど直近のそれと比べて差異があるものの、華やかな彩色テクは当初から確立しておりクオリティは高値安定。
この絶品のタッチでものされる女性陣は推定10代なかば~20代前半の食べごろ世代で、もちろん誰ひとり例外なく自慢のムチプリボディを惜しみなく披露する。ちょっと大きめの乳暈や重力に負けてわずかに垂れたバストの輪郭、お腹周りに余分な肉がついてふくよかな胴体など、いわゆるスーパーモデル的理想体型とはギャップがあるのだが、この庶民的ともいえるボディラインがむしろ親しみと妙ないやらしさとを同時にかもし出していっそう読者の股間をエレクチオンせしめるのだ。また体躯ではあまり区別がつけられないぶんお顔の造作や性格描写などキャラメイクの部分にとても気を遣ってあって、短いお話ばかりで大量の登場人物が目前を行き来するにもかかわらず女の子の属性被りがほとんどないのには感服のひと言。
収録作の大半が慎太郎シール誌を初出とするため、物語はみな肩のこらないお気楽ラヴコメ仕立て。4/8ページの掌編がほとんどで最長の作品でも10ページと尺に余裕がないぶん必然的にテンプレ展開となりストーリー性などは希薄だが、それは致し方のないことだしむしろ短い分量でいちおうの起承転結を成立させているのだからたいしたもの。なによりも先日出た石恵のフルカラー単行本と同様に華やかかつ扇情的なCGワークでくり広げられる女の子の美麗エロパーツ描写&ガチンコファックを堪能することこそが本作品の主眼なのだから。
濡れ場はショートショートの枠内でできうる限りの分量を割いていて、導入こそインスタントだが性器結合パートは抜かりなくキメる。またこの作家の最大の武器であるビッグバスト描写はむろん大いにフィーチャーされており、マリのごとく巨大な2つの双丘が景気よく揺れ画面いっぱいに暴れまわるさまをじっくりねっとり追跡だ。全面肌色のヴィジュアルのなか愛液や精液など白い分泌物が激しく行き交い彩りに華を添える光景に読み手のジョイスティックも勃起しっぱなし。
窮屈そうなアンダーウェアからこぼれるように姿を見せた巨乳にむしゃぶりつき指や舌先でニップルをいらい倒すと彼女らすっかり瞳をトロけさせ発情だ。独立した生きもののごとくスウィングするおっぱいをこね回しつつ下腹部に手を伸ばすとそこはすっかり濡れて準備万端。すかさず暴れん棒をねじこみ往復運動を開始するとブルンブルン音を立てて乳房が暴れまわり下腹がタプタプ振動する。小刻みに嬌声を発しだらしなく唾液をたれ流すヒロインの痴態に辛抱たまらず、むっちりまんこの内へ外へとザーメンの奔流をお見舞いだ。
いつもながらに外出し率がわりと高くて膣内射精チュチェ思想者の自分はもったいなく思うものの、本作のようなカラー原稿だとピンクのお肌に真っ白なスペルマのコントラストが非常によく映えるので白黒漫画のそれよりは許せる感じ。時節柄同社の少し前のカラー単行本より修整はきつめだがどうにか濃トーンの先にうっすらちんこまんこが見える程度にはしてあり配慮に感謝。これで作品ストックをかなり放出したはずで次の単行本発売まではだいぶ間隔が空くことが予想されるが、前作とも併せ2冊でなんとかその日まで我が内なるむっちり欲を満たしていけそう。多種多様なヒロインズのなかでは「筆は口ほどにモノを云う」の超無口ひと房結び髪習字っ娘・小野瀬さんと、「夏の日のカヅサ」/「春の日のカヅサ」連作に登場するお下げ髪明朗快活イトコ・カヅサちゃんの2人が自分的にとくにお気に入りでございます。

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