話○-△ 抜○ 消小 総合○
園児たちに慕われる優しい保母さんは裏で父兄の慰みものにされ連作2本+独立短編7本+フルカラーイラストギャラリー+描きおろしヒロイン設定表。清純そのもののガールズ&レディースがたゆたゆバストを乱暴にもてあそばれ派手に母乳噴き出し絶頂のおっぱいカーニヴァル絶賛開催中の作者これが初の単行本だ。なお筆名は「ちょうぜつびしょうじょ・マイン」と読み下すよう指示があるのでみなさまにおかれましても周知徹底のこと。
自分がふだん読みつけていない「エンジェル倶楽部」の執筆陣がくり出す新刊群はどうしても定期購読している雑誌のそれと比べるとチャレンジする機会が少なくなるのだが、今回はいい感じにドエロい表紙に惹かれ衝動買い。この出版社の装幀はAVのパッケージみたく即物的すぎていつもは少々辟易してしまうのだけれど、たまに無性に摂取したくなるのはやはり本能の深い部分を刺戟するなにかがあるのだろうな。
エンクラで活躍している作家というとたいてい異様に脂っこい描線でものされる半劇画系のタッチにコッテリ照りを効かせたトーンワークが乗っかる暑苦しい絵柄が典型例として思い出され、そのへんに耐性のないヤワなボーヤの俺はついつい敬遠しがち。しかしながらこの作家の筆致は同誌にはめずらしくアニメ系のキャッチーなそれで、ワニやコアで描いていてもさほど違和感なさそうだ。同じようなパブリックイメージにとらわれて手出しできずにいる方にも超絶美少女mineの絵なら大丈夫!と太鼓判を押しておこう。
登場する女性陣はハタチ附近を中心に上下数人を配置のオールラウンド型。とはいえ大人キャラは徹底的に妖艶方向に振る本レーベルの他の漫画家と違いアラサー女子でも比較的キュートな造形なのが熟女苦手な自分にはありがたいところだ。一方でおっぱいサイズは明確に巨乳/爆乳寄りであり、それも妙にボテッとしてたり垂れてたりと端整でないシルエットなのが特徴。加えてこの作家の意気込みがもっともよく現れているのがバスト近辺の設定で、わざわざ乳首のディテイル紹介を全員分描きおろす偏執狂的なこだわりには驚嘆するばかり。陥没乳首から小指級に屹立したのまで多種多様なニップルをいちいち描き分ける入魂ぶりに職人の粋を見た。
そんな彼女らが乗っかる物語世界はまさしく清く正しいエンクラ風味のそれ。すなわちダークな気配を濃厚にただよわせた官能小説ライクなストロングファックの応酬だ。ハッピーエンドのお話も用意していろんなニーズに配慮してはいるものの、全体を読み通してみるとやはり凌辱系のウェイトが高め。純真無垢なヒロインが邪悪な情欲の犠牲となりセックス奴隷へ堕ちてゆく一部始終を逐一実況中継する。
必然的にエロシーン含有率はおそろしく高くなり、ファックの内容も息苦しいほどに緻密だ。えげつないほどビラビラを大開きにしてはガシガシ結合部を酷使する精密性器描写に加え、超絶美少女mine最大のウリである乳房の八面六臂の活躍がなんといっても光る。大ぶりのバストを揉みしだき突出したニップルをしゃぶり倒し分泌される乳汁をすすりまくり……と2つの双丘をフル活用だ。かくも乳いじり方面が充実しているのにパイズリがないのだけは唯一不思議だがこれだけ酷使すればまあ多少免除してもよろしいのではないかと。
着衣ではとうてい隠しきれない大容量の胸のふくらみをちぎれんばかりに握りつぶし乳頭をえぐり取るがごとく執拗にいじり倒すと女たちは苦痛とも歓喜ともつかぬ表情でうめき声を発する。そのまま大ぶりの陰唇をめくり上げたぎる怒張をねじこんで果てなき往復運動をスタートだ。お顔よりデカいパイオツを激しく揺らし汗だく汁だくで全身をガクガク震わせ白痴じみた変顔をさらしつつイキ狂うエロメスどもの痴態に勃起中枢も打ちのめされっぱなし。締めくくりは白目剥きベロ出して絶頂する彼女らの子袋めがけ許容量オーヴァーの白濁液をぶちまけて華麗にフィニッシュ。
執筆時期の古い数本は作画が固くテンプレじみた作劇でとややアラが目立つが、直近のものほどどちらも洗練がハッキリ見えて好感。単行本タイトルが物語るとおりのえげつないほどのチチ全般へのこだわりがしょっぱなから強烈な個性を放っていてたいそうグッドだ。巻末著者あとがきによると「ハードコアとは異なるジャンルにも挑戦したい」とのことなので、この人ならではの美点を保持しつつ多様なチャレンジにいそしんでもらいたいもの。今作収録のものではヒロインの重たすぎる過去を主人公が優しく激しく救済する「Heart Warmer」がライト方面の、信仰と愛に生きる少女のけなげな心が残酷に裏切られるさまが哀れを誘いつつちんこ勃ちまくる「悲哀のザーメンエンジェル」がダーク方面のそれぞれマイフェイヴァリット。
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