2014-01-23

本日の二式大艇。

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-emily「らぶコロン」マックス ISBN:9784863793071
話△ 抜◎-○ 消小 総合○

カワイイけど態度もデカいテニス部エース女子との成りゆきの関係がいつしか恋へと発展し前後編+同級生カップルの幸せいっぱいエロスいっぱい新婚性活連作2本+後輩の女の子に慕われ続けの主人公はようやく彼女の気持ちを受け入れて本編&描きおろし後日談+独立短編4本。プリティフェイスにビッグバストのガチ萌え美少女どもがナイスバディを全開し精液注入されまくりの夢のような光景が視界いっぱいに広がる作者2冊めのコミックスは本レーベル初見参にしてはじめての黄色い楕円つき物件だ。
多くの同業他誌がそうであるように当版元の「コミックポプリクラブ」も「ポプリ大賞」と称する新人登用部門を設けているのだが、この作家はそちらへ準入選しレギュラー掲載枠を勝ち取った人。しかしながら帯の訴求コピーで「待望のファーストポプリコミックス」と微妙な書き方をされているように、じつはすでに他社での執筆経験があり2010年3月には成年マークなしの処女単行本「メガネっ娘恋愛指導」が竹書房より上梓されている。その1冊めにあまり深い感銘を受けなかった自分は当初その名をポプリ誌上で目にしたときはさほど注目していなかったのだけれど、後々それがとんでもないメガネ違いだと思い知らされた次第。
カヴァーイラストで一見して明らかなように、この作家も昨今のポプリ執筆陣の標準スタイルとなったバリバリの萌え絵を武器とする。漫画以外にゲーム原画などでも活躍というキャリアどおりに直球ど真ん中の萌えエロゲ絵であり、みなさんそろって丸っこいフェイスにおっきな瞳の超絶キュートな顔立ちにプラスしてそれに似合わぬ特大バスト&むっちりヒップのやらしすぎる肢体との魅惑のコンビネイションで読者の股間をダイレクトに刺戟。
とまあこの前提部分については処女作と共通するのだが、いざページをめくると4年前とは見違えるほどに作画の質がアップしているのが如実にわかる。描線そのものは共通するのだけれど細部の質感――とりわけ髪の毛の仕上げやお肌の繊細なトーンワークはまるで別人のお仕事のようだ。この進化は現在進行形で続いていて、2012年末の初掲載分からついこの間執筆したであろう描きおろしパートまでの収録作品を時系列で並べるとそれは明確。直近のものほど女の子の表情はさらにかわいやらしく、ボディ描写はいっそう扇情的にと、止まらぬクオリティの上昇ぶりに恐怖すら覚えるほど。
このすばらしき筆致でものされる女性陣は年のころ10代なかば~20代前半のゴールデンエイジ。とはいえ成人後設定のヒロインでさえブリブリの萌えフェイスであり大人的婀娜っぽさとは無縁なので熟女スキーの方にはオススメしかねる。制服もまぶしいJKからさわやかスポーツ少女、可憐なウェイトレスに敬虔なシスター、そして淫靡なナイトウェアで迫り来る新婚ワイフと多彩な属性をフォローだ。
物語の方は速攻虫歯になりそうな甘エロ専科のポプリ掲載作だけありどれも砂糖の塊を直接かじるみたいなイチャラヴオンリー。一部フォーリンラヴまでの過程が安直だったりテンプレ的展開が目についたりもするものの、コージーな雰囲気を壊すほどのものではなくまあ許容範囲かと。いずれにせよ最終的には男子女子の甘やかな恋物語がみごと完結するので心安らかに最終ページを閉じることができるだろう。
一方でエロシーンは牧歌的なストーリーそっちのけな問答無用のガチンコファック。はち切れんばかりのツヤツヤボディをフル活用し土手高まんこにゴリゴリシャフトをねじこむハードコア仕様だ。本誌掲載時には真っ白く消されていた性器近辺の視界もクリアになり、すべすべの恥丘や血色のよいビラビラが惜しみなく読者の前にさらけ出され効果的に興奮を励起。愛らしいお顔をすっかり朱に染め随喜の涙を流してイキまくる女子連中の艶姿を豊饒な液汁と擬音とで彩りながら完全実況だ。
ステディな彼の懐に抱かれ熱い口づけを交わして少女は生まれたままの姿をさらけ出す。ご立派な双丘へイチモツをはさみこみ舌先や谷間の圧力で精いっぱいご奉仕するさまがいとおしくもエロっちい。たちまち顔面へ熱い精を放ったのち休むいとまもなくこんどは滑らかな下腹部をオープンセサミしてたぎる欲棒をインサート。内奥を貫かれるたび恥ずかしげに目を伏せながらも甘い吐息をもらし全身をよじらせて彼女はこみ上げる快楽に身をゆだねる。濃密に舌をからめきつく抱きあいながらピストン運動に集中するうちにわかに膣内がきゅんきゅんしはじめると絶頂もすぐそこ。涙とよだれで端整な表情をグシャグシャにしながらしきりに膣内射精をおねだりするヒロインの子袋めがけ白くねばつく液体の奔流をたっぷり叩きつけフィニッシュ。
前述のように執筆時期の古いものは最近のそれに対し若干見劣りし、また個人的には外出しエンドないくつかの作品で抜き度が下がったものの、総じてとてつもなくユースフルな精液分泌支援装置。ややティピカルな作劇もこれだけ圧倒的に高品質なヴィジュアルを前にすればささいな瑕だ。出版社も単行本発売以前からいきなりアンソロ本の表紙をまかせたりと売り出しにリキが入っているがこちらを読めばそれだけの大プッシュを受ける価値のある作家だと理解できるはず。カワイすぎるティーン女子のぷっくりまんこにドプドプ射精と私的嗜好にもジャストフィットしまくりで、ポプリ編集さまにおかれましては末永くこの人を起用し続けてもらいたいもの。収録作のなかではとびきりキュートなセーラー服っ娘が大好きな先輩男子と甘く激しく初体験の「ときめくPink」と、金髪翠眼純真無垢な修道女さんへえっちな懺悔「お願い!シスターさん」のぷにまん中田氏三昧2作品が至高でございます。

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