-坂井なゆ太「あふれるまでシて」富士美出版 ISBN:9784799503164
話△ 抜◎ 消小-中 総合○
ひとり暮らしをはじめた主人公のもとへ幼なじみ金髪ハーフお嬢さまが押しかけ大胆ご奉仕本編&描きおろしショート後日談+義姉とその親友2人にはさまれちんこは大忙し前後編+独立短編7本。セックス覚えたての男子女子が欲望のおもむくままサルのようにつがいまくり膣内射精三昧の性春ミラクルワールドが視界360度いっぱいに広がる作者処女単行本だ。
自分はいくつかの定期購読誌のほか気分次第でその他の物件をスポット買いすることがあるのだが、そんななかでも比較的購買頻度が高いのが「ペンギンクラブ山賊版」。その同誌で少し前から作画こそ粗いが異様にパワフルな性交描写でずっと気になっていたのがこの作家だ。たまにしかその作品には触れていないけれどいずれも秀作ばかりだったので、コミックス新刊情報にこの人の名を発見したときからリリースの瞬間を待ちこがれておりましたよ。
富士美出版にはめずらしく初出媒体の明記があるので参照すると(ただし作品個々のではなくトータルの執筆期間を記載)、今回の収録作はペンクラ山賊版2013年10月号-14年6月号に掲載と直近1年以内のものばかり。したがって作画のブレはほとんどなくクオリティ的には安定だ。ちょっとなつかしい雰囲気の少年漫画ティックな絵柄は素朴なタッチで好感度の高いものだが、昨今のエロ漫画における超絶画力作家絨毯爆撃に慣れた身にはやや雑然とした印象を受ける。外注の塗り師に依頼した表紙イラストでは綺麗にクリーンアップされているので絵のベースはきちんと確立しているのだと思うが、このあたりは今後改善の余地のあるところ。カヴァー絵と中身の原稿との差異が気になる向きは、版元提供の単行本詳細情報から立ち読みページへリンクがあるので購入前にそちらを確認すべし。
このたび登場するおにゃのこ連中は制服世代のハイティーンを中心に上方向数名をプラスの構成を採る。ただ女教師など年長キャラでもキュートな顔立ちで熟女感は皆無なので基本童顔スキー向きの物件だ。わずかな例外を除きヒロインはいずれもはっきりと巨乳志向で、重力に抵抗しつつも自身の重みに負けわずかに垂れた特大ヴォリュームのバストがすばらしい。キャラ描き分けのポイントは髪型とわずかな乳サイズの差異くらいでどの娘もルックス的には大差ないけれど、丸顔におっきな瞳の彼女らの健康的な笑顔にほっこり癒されること必定。
オハナシの主軸はおおむね甘口寄りのタイマンラヴで、一部ある3Pや乱交ものでも行為のベースとなるのはあくまでも1on1の真剣勝負だ。当初からお互い好感度100%の両想いどうしかカップル成立後の男子女子ばかりなので恋愛の修羅場を希求する人には向かないが、見てるこっちが赤面するほどにド直球なラヴワードが飛び交う光景にニヤニヤしどおし。たまに当初つれなくしたり軽く意地悪したりする話もあるけれど、それさえもアツアツな恋人たちの愛情をいっそう燃え上がらせる格好のスパイスとなる。
先ほどおもに作画面で心ないdisりをしてしまったが、そんな弱点など軽く吹き飛ばし一気に評価がひるがえるのが強力無比なエロシーン。導入もそこそこにすばやく本番へと移行するムダのない物語構成ともあいまって濡れ場密度は異様に高い。前述のとおり女性陣はみなさん巨大な双丘をお持ちなのだがそれに加えビラビラもずいぶん肉厚の扇情的なものであり、そこへ男子諸君のこれまた雄大なビッグコックがねじこまれゴリゴリ内奥をこじ開けてゆくさまは壮観だ。これらダイナミックなエロパーツが乱舞しては派手に分泌物を噴きまくるストロングファックが執拗に脳裡へ焼きつけられるだけでなく、どの話でも中田氏場面with結合断面図描写が複数回展開されるのが坂井なゆ太のなによりもすばらしい点。精力絶倫の男子たちは確実に受胎させんとばかりに女の子の子宮へ幾度となく精液を注入し続け、彼女の方も子袋でザーメンを受けとめるたび随喜の涙を流し歯を食いしばりながら未曾有の快楽に絶頂するのだ。
大ぶりの肢体をステディな彼氏の前へさらけ出し少女らはおずおずと身体を重ねる。細腰をガッチリ両手で抱えこまれぷっくりまんこへ巨大な暴れん棒を一気に挿入されて初めての痛みに身をよじらせる彼女もリズミカルな抽送運動にいつしか夢中となり自分から腰をグラインド。たちまちファースト中田氏をキメられあまりの気持ちよさに全身とろけたのちはすっかり精液搾取の鬼と化し自分から秘密の花園をご開帳して2度め3度めの射精をおねだりだ。密着した男性器/女性器の間で肉ヒダの一枚一枚が男根を包みこみそれらが蠕動するたび野郎どもも辛抱たまらず再度子宮口の奥へ白濁液を叩きつける。淫語乱射し瞳にハートマークを浮かべながらもはや回数もカウントできないほどに膣内射精の雨あられに遭遇し絶品トロ顔さらしてファイナルアクメ。
エロ漫画としてはまだまだ未熟な点も散見され、またせっかく業界最薄クラスだった富士美の性器修整が大きめになったのはうれしくないけれど、すばらしく淫猥な濡れ場演出と中田氏複数ラウンドのストロングファックの応酬にすっかりご満悦。ことにらんちやなるさわ景を想起させる執拗なまでの連続射精へのこだわりは自分のハートにもっとも響くタイプのもので、今後ともこの作家を熱烈に応援していきたい所存。いずれの娘さんでもたいそうちんこをしごかせてもらったが、なかでもパツキンヒロインが覚えたてのセックスに耽溺し最愛の幼なじみの種つけ汁を注入されまくる「めいど・いん・じゃぱん!」正続編と、クラス全員乱交授業で憎からず想いあっていた2人がはじめて結ばれ体操服越しの爆乳を堪能しつつ連続発射「ココロと身体のお勉強」で我が砲身を灼けつくほどに使役。
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