-うましか「ぷちぱい」茜新社 ISBN:9784863494503
話○-△ 抜○ 消小 総合○
見た目人間女子そっくりの愛玩生物を拾った思春期男子連中の犯ることはただひとつ……オムニバス連作2本&描きおろしおまけ+独立短編6本。端整かつ繊細な筆致で描かれるスレンダーガールズの絶品ボディを堪能しつつちっちゃな子宮にドプドプ精液注ぎこみまくりのワンダーランド全面展開に欣喜雀躍な作者最新単行本は通算6冊めのコミックスだ。なお本来は先月下旬発売のものをいささかディレイぎみの紹介になるがひらにご容赦を。
前単行本「じゃくにくきょうしょく -若肉饗食-」の刊行からはおよそ1年半ぶりと、たっぷり3年以上も待たされた2つ前の「ご主人さまをつまみぐい」→前作よりは短いインターヴァルでの再会。それというのも前回は収録もれがかなりあったのでストックはけっこうたまっていた――というよりその気になれば前作リリース後すぐにでも続刊が出せたのではなかろうかと思われる。ただ作者の安定的な収入のためには適度に発売間隔が空いた方がよろしいので文句は言うまい。
現在は特定の本拠地を持たず執筆しているこの人だが、かつてはロウ~ミドルティーン中心の萌えエロ誌「COMIC RIN」を中心に活動していた。ゆえに今回収録のものも同誌執筆のものが大半。おそらくは後述する事情により前作「じゃくにくきょうしょく」収録の作品群とは執筆時期がクロスオーヴァーしていて、2冊並べての絵の変遷はほとんど感じられない。いずれにせよ適宜萌え/オサレ風味を添加したセンスのよい筆致はゼロ年代なかばあたりで固まっており高値安定のクオリティだ。
掲載誌の方針によりヒロインの年齢層はおおむね10代前半からなかば附近までで固定。さらにコミックス表題が雄弁に物語るとおり、どのページを手繰ってもあるやなしやのささやかな胸の隆起をお持ちの微乳少女がズラリと並ぶ。前単行本ではおそらく意図してビッグおっぱいさんをメインに据えたがために、本来は貧/巨両刀遣いのこの作家が大量に生みだしたぺたっ娘漫画が軒並みノミネートから外されていたのだ。ゆえに今作はそうして浮いてしまった未収録原稿の救済措置という一面もある。
かくもキュートな彼女らが乗っかる物語は基本1on1の甘口和姦。唯一連作形式となっている「おにゃのコ注意報」はいささかバックグラウンドの説明が足りず読んでてときおり「?」と思うけれど(1本めの人外っ娘と2本めの元同級生がどうして同じおにゃのコ扱いになるのかよくわからない)、ちんこの活用にはとくに支障ないのでノー文句。全編にわたり少年少女のキャンディコーテッドなラヴ模様がくり広げられ読んでてニヤニヤが止まらなくなること必定だ。
ぬるま湯的な恋愛パートに比して意外にも濡れ場はハードコア志向。スレンダー少女たちが滑らかな肢体をよじらせトロトロのイキ顔さらけ出しつつ手書き文字で小刻みに淫語マシンガンしながらイキまくる光景がじつに猥褻でよろしい。またこの作家でことのほか秀逸なのがすべすべの恥丘がぷっくり自己主張する美まんこ描写で、うっすら盛り上がった局部をかき分けるようにシャフトがねじこまれ秘肉が広がるさまがたまらなく勃起中枢をハードヒット。
ティーンエイジの青い果実をオープンセサミして彼女らはささやかな2つの突起をステディな男子の前にさらけ出す。華奢なトルソをなで回され敏感な部分を愛撫されてたちまち無邪気な笑顔をいっちょまえのメスの顔へと変貌させよがり狂うアリスたちの痴態に興奮しきりだ。前人未踏のスリットへ逸物を差しこまれ激しく内奥を貫かれるたびヒロインは随喜の涙を流しうわごとのように嬌声をまき散らして快楽享受に熱中する。なけなしの理性をかなぐり捨て全身をのけぞらせながら初アクメに達しようとするおにゃのこ連中の未成熟まんこめがけ白くねばつく飛沫を勢いよく叩きつけてフィニッシュ。
個人的にはうましか漫画だとおっぱい女子の方がより好みなのだけれど、随所に現れる作者の心の叫びを見る限りぺたっ娘専科の本作こそが真に描きたかったものであるようなのでまずは本懐を遂げられてよかったねと祝福。そのうえで次回作ではまた以前のように巨乳さんもチラホラ混ぜてほしいなと要望してみたりして。ともあれすばらしくビューティフルなまんこ描写は従来どおり健在であり大いに愚息を使役させてもらった。今回分でマイちんこにもっともグッと来たのは、初々しいおねショタでスタートしたはずがいつの間にか少年の方が育ち行為中もヒロインしっかりリードされイカされまくりの「はにはに」と、突如転がりこんできた幼なじみ学級委員長にフリフリ衣装着せて執拗に種つけファック「おにゃのコ注意報2」の2本でございます。
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