話△ 抜○ 消小 総合○
育ち盛りの青い果実も熟れすぎのイイ女もそろって気持ちいい行為に耽溺短編全8本。レンズの下の瞳を輝かせながら凶悪すぎるロケットおっぱいを振り乱しダイナミックボディをハードに使役しながらイキまくりのヒロインズ逐次投入が眼鏡スキー読者の股間をダイレクトに揺さぶる作者これが初のコミックスだ。
ロリだの熟女だのファンタシーだのドS女子だのと最近は訴求対象を思いっきり絞った専門誌が隆盛のなか、古きよき総合エロ漫画雑誌としてがんばっているのが当版元の「COMIC阿呍」。そんな同誌にあってやや年長グラマラス系のニーズを担う期待の新人として去年デビューしたのがこの人。当初から充分な量産能力を備えており順調にストックもたまってさっそく処女単行本リリースにこぎ着けた次第。
表紙イラストのCG彩色を外注しているものの、中身のモノクロ原稿とのギャップはさほどなくジャケ買いしても安心。もっともそんなこと言われても信用できないよという方は版元提供の内容紹介ページをチェックすべし。エロ漫画というよりはちょっとオタ寄りの一般誌ででも描いていそうな青年漫画テイストのタッチは派手さこそないが堅実なできばえだ。2013-14年執筆と直近のものばかりで絵のブレが少ないのは当然とはいえ、巻末著者あとがきでデビュー時点での漫画執筆歴がまだ4ヵ月と述べているにもかかわらずこの完成度はたいしたもの。
かくも端整な筆致でものされる女性陣はハイティーンからアラサー近辺あたりのゴールデンエイジで、表紙/裏表紙でアピールするようにみなさんビッグなお胸を標準装備。年増キャラでもさほど熟女感を強調しない一方で制服女子ですらずいぶん大人っぽい雰囲気で、年齢によるルックスの差異はあまりない部類だ。もとより頭身高めの描かれ方がなされているのに加え、特段ビルドアップしているわけでないのに北欧やスラヴ系の女性みたく骨格のガッシリしたボディデザインが自然とゴージャス感をかもし出す。さらに単行本タイトルで大々的に謳うように、各話ヒロインのほとんどが眼鏡を着用するのが最大のセールスポイント。1本だけ裸眼女子が主役を張るお話でも最後に眼鏡キャラを強引に持ってくるあたり、この作家の尋常でないメガネスキーぶりがうかがえる。
ストーリーラインはおおむね肩の凝らないライトエロコメに終始。きわめて普遍的な男と女のタイマン和姦を主軸に据え、妹やら幼なじみと結ばれてみたり隣人と行きずりのセックスに臨んでみたり、はたまたドエロい大人女性の身体を美味しく頂戴してみたりと定番ティックではあるものの多様な趣向で物語を彩る。一方で話運びはやや寄り道が多くて科白まわしもそれに伴い煩雑に感じたのだけれど、このへんの錯綜ぶりはおそらくキャリアの蓄積とともに解消されてくるはず。
1作品あたり24-26ページと比較的潤沢な分量が確保されているおかげで、エロシーンもまた質量ともに充実。特殊なシチュや奇抜なギミックなどはなにもないが、ヒロインの大柄な体躯を活かしたダイナミックな構図を多用し肉体それ自身の存在感を前面に押し出した迫力の肉弾戦を展開する。個人的にことのほかグッとくるのは具を大きく張り出させた女性器描写で、ぷっくり自己主張するそれが極太シャフトの侵入により押し広げられきゅんきゅん収縮するさまがなんとも淫猥だ。トロトロのアクメ顔さらけ出しイクイク連呼の女子連中の子袋めがけザーメン大量注入の決定的瞬間を大ゴマ使って詳細生中継。
凛とした印象の女たちはいざ男根を前にするやたちまち発情し必死に股間へしゃぶりつく。竿もふぐりもいとおしげに愛撫しながら絶品のヴァキュームフェラですかさず第1ちんこ汁を搾取だ。すっかり濡れそぼった土手高まんこをオープンセサミして屹立した怒張をねじこみ往復運動を開始する。ハードに陽ブツを抽送され粘膜の奥をこすり上げられて全身をビクつかせ悶絶する彼女らの痴態に野郎どもも興奮しきり。淫語マシンガン連射しながら絶頂に達しようとするヒロインのお大事をM字開脚で見せつけつつその最深部へ白くねばつく液体をビュルビュル叩きつけ種つけミッションコンプリート。
個人的趣味としてはもう少し女の子をキュート方向に寄せてくれればと思いはするものの、安定した作画をベースに密度の濃い本番行為をたっぷりお届けする清く正しい抜きツールだ。あと眼鏡っ娘をウリにする作家は先輩たちにもけっこうな数が存在するので、今後はなにか作画面でもシチュでもいいがそこへ+αの付加価値を肉付けしていければ差別化を図るうえでも有効だろう。今回収録のものでは、当初彼女の姉と見間違えたほどに成長した幼なじみっ娘をひさしぶりの帰省で美味しくご賞味「Change!」と、快楽を覚えこませた張本人たる教師の婚約にJKヒロインがブンむくれつつも想いを振り切れず再度身体を許してしまう「整理整頓」が私的ツボ物件。
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