話△ 抜○-△ 消中 総合△
零細バス会社で元気にお仕事中のヒロインは爆裂ボディを駆使しお客様をみごと天国へとガイドして……表題作長編全9話(第1-最終話、完結)。もちもち童顔巨乳バスガールズが制服をはだけ下着をずらしてまんこ大サーヴィスのスペクタクルな光景を全編にわたりお送りする作者最新刊は久方ぶりの成年指定物件であり再録等を除いた通算16冊めにして黄色い楕円仕様としての8thコミックスだ。
同じ版元から上梓された前単行本「シュガーポットの恋人」の発売からからちょうど1年、雑誌連載の媒体も単行本化の際のレーベルも変わらないのにオトナの事情でなぜか18禁マークが附加されての新作リリース。未成年はダメと明記されたことでコンビニには置けない本になってしまったが、そのぶんちんこまんこの規制はゆるくなりこちらとしても大いに期待しながらいざレジへ。なおマークつきコミックスとしては若生出版より2010年刊行の「姉妹の飼い方」以来およそ4年半ぶりのごぶさたとなる。
いくらかオーセンティックではあるもののたいへんキュートな少女漫画/アニメ絵のハイブリッドな筆致は豊富なキャリアを誇ることもありだいぶ前から高値安定。レギュレイションの都合でもうなん年もover18の大人キャラばかり描いているが、意図して老け顔にするのでない限りルックス的にはみなさんティーン同然であり、本来ならもっと若い娘を描いてもらえばよりイキイキするのにと大昔からのファンである自分はブツブツ文句を。
ともあれここ数年の長編同様「アクションピザッツDX」掲載の今作も容姿端麗明朗快活ちょっとドジっ娘のメインヒロイン・せとかをはじめ、同僚ガイド2人/女性社長1人を併せみごとに属性をバラけさせた総勢4人の抜きキャラを用意する。乳ひかえめ後輩ちゃん以外は全員こんもり特盛バストの持ち主で、愛らしいフェイスとの対比がまたよけいに劣情をそそるのだ。またゆずぽんの作画で特筆すべきはボディラインにピタッと張りついた上着/下着の異様なまでの生々しさで、布地越しにうっすらと浮き出た乳首やら土手やらの輪郭がじつに美味そうに見え読者の勃起中枢をクリティカルヒット。
これら複数ヒロインを準備して毎話彼女らがさまざまなシチュエイションのなか美味しくいただかれる状況を詳細生中継するのが近作の特徴で、今回もその路線をキッチリ踏襲。社員旅行に温泉ツアー、名所見学にオタ聖地巡礼と元気にガイドをこなすのと同時に、困った利用者やら旧知のあの人やら謎めいた僧侶やらヤケクソのバスジャック犯やらいろんな乗客に身体でご奉仕だ。かねてからの思い人がいたり道中恋に落ちたりと踏みこんだ関係もなくはないものの、基本的には行きずりの後腐れないセックスを明るくさわやかに謳歌する。まあ純愛スキーにとってはその貞操観念の薄さが若干気になるかも知れないが、この軽いノリこそがゆずぽん漫画のよさでもあるので自分は全肯定。
晴れて成年指定になったからには濡れ場も堂々と女性器を見せつけながらくり広げられる。元来全裸よりはランジェリーを着けてたり半脱ぎだったりのエロスが多い人なのだけれど、今回はピッタリと全身をおおうタイトスカートのバスガイド制服のやらしさを存分に活かすべくいっそう着たままファックが多い印象だ。はだけた下着から覗くたわわな双丘を揉みしだかれショーツの上から蜜壷を刺戟されてアンアンよがり狂うヒロイン連中の痴態で気持ちよくマイサンを使役。
制服のまま豊かな胸を揉みしだかれ下腹部の秘密の花園を指先でこね回されてヒロインたちまちほおを紅潮させ甘い吐息をもらす。狭い座席を褥代わりにしながらスカートの奥へたぎる怒張を導き入れて往復運動をスタートだ。ねっとり腰を使われ内奥をこじ開けられて大声を発しあわてて他の乗客をはばかり口をふさぎながらも快感に身もだえするさまがたまらなくエロっちい。幼児のごとく言語にならないサウンドを漏らしながらきつく締めつけてくる彼女の膣内めがけザーメンの奔流をたっぷりとお見舞いだ。
先日レヴュった本レーベルの同時刊行物件であるえむあより修整面積が心もち大きいのは気になるけれど、前作までのように輪郭まで真っ白なのに比べれば性器近辺は大いなる進歩。ただおそらくはお上の情勢的に微妙な時期に当たって性交描写をマイルドにするよう編集から要請があったのだろう、ファックの密度自体は前の長編よりむしろ下がった感じでいささか残念だ。今後は堂々と濃いめのエロスを投下できるはずなので、早くもピザッツDXではじまった新連載に期待するとしよう。
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