本日のジュヴナイル・ノヴェル。

-稲鳴四季「女子校生受精カタログ」ヒット出版社 ISBN:9784894656581
話○ 抜◎-○ 消小 総合○

相手の記憶を操るアイテムであこがれの美人も幼なじみも女の子みな食い放題前中後編+独立短編6本(うち描きおろしショート後日談つき4本)。むっちりボディのティーンズ連中(一部例外あり)がハードに肢体を使役しながら精根尽き果てるまでザーメン注がれ幾度となく絶頂のストロングファック満漢全席でお送りする作者通算2冊めのコミックスだ。
いくらか粗い部分はあるものの問答無用にドエロいデビュー単行本「放課後交配ノート」で華々しく登場のこの人、比較的量産のきくタイプのようで前作刊行後もコンスタントに作品を積み重ね1年ちょっととインターヴァルも短く新刊をリリース。なかば手探り状態のチャレンジだった先ごろと違い今回は自分も最初から買う気満々でいまかいまかと発売日を全裸待機で迎えた次第。
前作同様に露骨すぎるコミックス表題やバックから女の子が絶賛ハメられ中の扇情的なカヴァーイラストでお出迎えされて読者のちんこもすぐさま臨戦態勢突入だ。おそらくは外注塗り師の手になるカラー彩色の柔和な雰囲気に比して中身の白黒原稿はいくらかザックリした感触だが、一般青年誌系の実直な描線は1冊めの好印象をそのまま持ち越し。残念ながら収録作の初出が明記されていないのだけれど、他誌で執筆のものと作者コメントのある巻末連作「キミヲウワガキ」以外は直近の「COMIC阿呍」掲載分のはずで作画品質もおおむね一定といえよう。なお昨今の例にもれずweb試し読みへのリンクが付属した単行本情報ページが用意されているので、店頭見本閲覧不可の環境であれば先にそちらを確認するのがベター。
タイトルで堂々と謳うように今作に登場の女性陣はハイティーンの制服女子がメイン。一部に子持ちママンや人外キャラが出てくるのだが、彼女らもルックス的にはほぼ10代互換なのでさほど違和感なく溶けこんでいる。一方ボディ描写は明確にグラマラス志向で、べつに太っているとかではないのだが骨格レヴェルでガッシリとした体幹でいかにも豊満といった出で立ち。圧倒的多数派の巨乳っ娘は当然のこと、マイノリティの貧乳さんですらマッスとしての存在感をハッキリと示す。
物語傾向をカテゴライズするならば口当たりのよい和姦エロスの範疇といえようが、あくまでスウィートに展開するものからいささか強要ティックに推移するのまでラヴの様相はさまざま。いずれにせよヒロインみな最終的には気持ちよくイキまくってはみずから種つけを懇願し望みどおりにたっぷり膣内射精されて絶頂するので読み口爽快。また特殊アイテムの導入やSF的ガジェットを混ぜこんだりとひと筋縄ではいかないバックグラウンドを設定してお話に奥行きを与えているのも前作に引き続き稲鳴四季漫画の特徴。このあたりは著者自身によるカヴァー下の浩瀚な作品解説で込められた意図や仕掛けの種明かしが存分に述べられているのでお見逃しなく。例によって展開には若干の詰めこみ感もあるのだけれどそれもまたこの人ならではの味だ。
こうしてお膳立てを整えたのち突入のエロシーンはひたすらストロング&ウェッティ。1作品平均20数ページの潤沢な分量を活かし画面いっぱいにちちしりまんこがうず巻き横溢するさまは圧巻だ。デビュー作に引き続き複数の女の子が同時進行で性交にいそしむ乱交系のネタが多いのもその印象を増強する。ティーン特有の張りのある肢体を大胆におっ広げ極太シャフトでゴリゴリ蜜壷を貫かれて自分から淫語マシンガン連射のヒロインズの痴態に読み手の股間も爆発寸前。
着衣を脱がされブラをはだけられて女子たちド迫力ボディをご開帳。すかさずユサユサ揺れる双丘の谷間に暴れん棒をはさみこみハードにご奉仕だ。たちまち顔いっぱいに白濁を浴びてほんのりほおを上気させすっかり発情。早くも準備万端の秘密の花園めがけズブズブ怒張をぶちこまれて随喜の涙を流しよがり狂うおにゃのこの艶姿にぼくらの興奮も最高潮だ。汗と涙とよだれと愛液にまみれながらされている行為の一部始終をみずから実況し続けはしたなく内奥を締めつけてはしきりに中田氏を懇願する彼女のリクエストにお応えして、孕み袋の容量いっぱいに2度3度4度とザーメンの奔流をお見舞いだ。事後ぐったりと横たわり膣口からゴプッと精液を逆流させてうっとりと行為の余韻にひたるヒロインのあられもない姿にまたしても情欲をかき立てられ自慰表明は止むことなし。
100マイルの速球をダイレクトに投げこむかのごとく小細工なしのセックス絨毯爆撃があいかわらずすばらしすぎる正常進化の1冊。髪型や性格描写で差別化を図りつつも顔立ちが基本1種類なのでヒロイン造形にやや幅がないかなとも思うのだけれど、容赦なき性器結合断面&膣内射精描写の応酬を脳みそに叩きつけられ続けているうちにそんなのは気にならなくなってくるから不思議だ。あとは常時全力運転でギチギチのお話運びにいくらか強弱のメリハリをつける余裕が出てくれば完璧。今後も強力無比なエンドレス中田氏プレイで楽しませてもらいたいものだ。どちらかというと乱交よりはタイマンラヴが好みな自分的には、パーティ用衣装の試着から汗だく汁だくホワイトクリスマスになだれこみ「君がサンタコスに着替えたら」と、催眠術使いのヒロインが教師に逆催眠かけられエロエロに発情の「雌メリズム」でもって大いにヌキヌキ致し候。