今季の最短試合。

-たこりーな画伯「えっちな女の子は嫌いですか?」ジーウォーク ISBN:9784862974945
話△ 抜◎-○ 消小-極小 総合○

生活苦で支払いの滞った家賃の代わりに熟れ熟れ人妻たちは家主にカラダでご奉仕中編3話+部員一同に犯された陸上部女子マネはいつしか自分からちんこを求めるようになり……連作2本+可愛すぎて他の女子からハブられ通しのヒロインがオタ男子グループと肉体の親睦を深め連作2本+独立短編3本+フルカラーショート1本。キュートフェイスにムチムチボディの女子連中がハードにまんこ突き上げられて特濃孕み汁注入され放題のえげつない肉弾戦がてんこ盛りの作者最新単行本は通算7冊めにしてこの版元からの2ndコミックスだ。
この人の前単行本「にくふぇち」が上梓されたのが2012年の年の瀬のこと。そこから2年あまりとかなり長いインターヴァルを経てひさしぶりの再会だ。度を超したレヴェルの重量級ボディを大胆に駆使してのガチファック絨毯爆撃には大いにお世話になっていただけに、なつかしい名前に期待もたぎる。
いても立ってもいられずページを手繰りはじめると、あどけない顔立ちにやたらとダイナミックな肢体が組み合わされる魅惑のコンビネイションこそ不変ながらディテイルにはさまざまな変化が。前作から兆しはあったけれど以前より頭身が上がり顔パーツのディフォルメがひかえめになっていくらか落ち着きを増した感じ。このへんは後述するように年齢高めのヒロインを描くことが増えてルックスを年相応に見せるべく調整しているうちに画風も引きずられていったのではなかろうか。とはいえひと目でたこりーな画伯の手になるものとわかる独特の造形はそのままだし依然として魅力的なタッチであることに変わりはない。久方ぶりにこの作家の作品に触れる人には念のため作画の確認をしたうえでの購入を推奨するが、店頭で直接サンプルに当たるのが不可能な環境であれば内容サンプルが付属した版元提供の単行本紹介ページを参照のこと。
キャリア初期は思春期ヒロインばかりの印象だったけれど、本作ではメインこそ10代女子ながら冒頭中編「人妻調教マンション」のような熟女系の作品も手がける。昔はアダルトさんを描くとかなり無理やり感がただよったものだが、いまや婀娜っぽい表情にポッテリ色っぽい唇の完熟マダムもすっかり自家薬籠中のもの。老若問わずボディラインは従来どおりの爆裂ボンレスハム系で、大きさもさることながら乳首やビラビラなどエロパーツをことさら強調するような淫猥さまる出しの描写がたまらない。
ストーリーラインは絵柄以上に変化していて少々驚く。というのも従来はときとして脳みそのネジが1本外れて見えるくらいコミカルな展開だったのに、ずいぶん湿度高めの凌辱調教ネタが大半を占めているのだ。以前も強姦輪姦は存在していたけれど、最後逆転オチだったり突如あさっての方向に話が飛んだりとほのぼのレイプで収束するのが基本。それが今回は快楽堕ちの無残な光景をさらしたり招来の破滅を予感させる結末だったりと印象がかなりダークめに。加えて男性キャラもショタやら好青年やらではなくキモオタや汚っさんへと変貌を遂げて暗黒度大幅アップ。かつてのノリこそが異色でこちらの方が凌辱エロとしては王道なのだろうが、たこりーな画伯ならではの独自色はいささか減じた感じで個人的にはモヤモヤ。
ともあれ超弩級ボディをフル活用のエロシーンの迫力は昔もいまも同じ。プランパー一歩手前のはしたない肢体をブリブリ振りまわし膣内のヒダヒダを激しく摩擦させながらなん本ものシャフトを受け入れ大量の精液を子宮で受け止める。タプタプ揺れる送球を大写しにしながら性器結合断面をあちこちに散りばめた扇情的なレイアウトを多用し読み手の興奮をいっそう盛り上げる仕組み。
逃げ場のない状況に追いこまれ恐怖におびえながらヒロインはおずおずと着衣をはだけ豊満ボディをフルオープン。お顔より巨大な2つの双丘にしゃぶりつかれ敏感な部分を責めたてられて心ならずも下腹部を濡らす。愛液でテラテラ光る蜜壷へ強引に怒張をねじこまれただちに熱い飛沫をぶちまけられて無残にロストヴァージン。休むいとまもなく上下のお口へ続々暴れん棒の侵入を許し幾度となく白濁を注がれるうちいつしか快楽の淵へと堕ちてゆく。最後には自分から機関銃のごとく淫語まき散らしよだれ垂れ流してイキ狂うに至り人格崩壊ミッション完了だ。すでにちんこのことしか考えられない一匹の淫獣と化したヒロインのドスケベまんこへ行為の締めくくりとして受胎確実コッテリザーメンを一斉放射。
熟女含有率がアップしたり軽妙なノリが消え失せたりと少々うれしくない変化はあったけれど、景気よく肉壁が揺れるエロシーンの破壊力はあいかわらずで実用性は折り紙つき。性器修整もこの時分としては例外的に面積が小さく(さすがにトーンは濃いめだが)、ぷっくり肉厚まんこのディテイルを惜しみなく見せてくれる。巻末著者あとがきで今後の執筆活動についてショッキングな報告があったものの、これまで大いに股間がお世話になったことを感謝しつつ以後も折を見て元気な姿を見せてほしいと心から願う次第。収録作のなかではやはり10代女子登場のものがマイちんこ的に至高で、おっとり系ポニテ爆乳ジャージ女子が陸上部員一同の慰みものになり立派な肉奴隷へと開発される「肉辱★マネージャー」連作と、ハブられ美少女がオタ連中に肉体を好き放題蹂躙されるうちいつしか喜んで行為を受容し「みんなの肉欲ガールフレンド」連作で我が股間のマシンガンを撃ち尽くしたですよ。