今宵のアンダー・プレッシャー。

-ばにら棒「らぶとらっぷ」マックス ISBN:9784863793606
話△ 抜◎-○ 消小 総合○

才色兼備完璧超人お嬢さま生徒会長の隠された素顔を知った主人公は彼女とラヴラヴ濡れ濡れ熱愛生活突入連作2本&描きおろし後日談ショート+独立短編7本。壮絶にキュートな萌えっ娘どもにおねだりされるままゴリゴリまんこ攻略してはドプドプ膣内射精三昧のスペクタクルな光景が視界360度どこまでも広がるこれが作者初の成年向けコミックスだ。
清楚な童顔巨乳ティーンズがステディな男子の前でだけエロエロに乱れ必死に中田氏を懇願してはたっぷり種つけされ絶頂のすばらしき萌えエロの殿堂と化している昨今の「コミックポプリクラブ」では常日ごろから先鋭的な人材登用をおこたらず誌面はいつでも期待のニューカマーでいっぱい。この作家もそんななかの1人で、去年くらいから描きはじめたなあと思っていたらハイペースで作品産出を続けあっという間に単行本刊行へこぎ着けた。スカウティング→掲載枠確保→コミックス発売のサイクルの短さはワニやコア以上で、この出版社の攻めの姿勢がうかがえる。
現在のポプリ誌上で支配的な少女漫画/エロゲ絵のハイブリッドな萌え絵とはいささかラインを異とするものの、端整で華やかなフェミニンそのものの筆致は男性作家では出せない味。ググってみるとどうやらポプリ登場前に一般漫画やBL/TLですでにキャリアを積んでいる人のようで、道理でルーキーとは思えない達者な作画だ。若干の粗っぽさはあるけれど萌えフレイヴァーをふんだんに振りかけた愛らしくキャッチーな絵柄がたまらなく股間を刺戟。なお出版社提供の単行本情報ページで内容の一部が見られるので、店頭サンプルの閲覧が不可能な環境では購入前にそちらを先に見ておくのがベター。
この滑らかなタッチでものされる女性陣はハイティーン中心にプラマイ数歳といった印象。宝石みたいに輝くおっきな瞳にほわほわ笑顔のラヴリィな造形を共通仕様としつつツンデレからデレデレまで多種多様なキャラメイクがなされたキュートな女子ども勢ぞろいの光景に思わずほおもほころぶこと請け合い。カワイさを強調したフェイスとは裏腹にボディの方はわずかな例外を除きご立派に成長していて、極端なほどボンキュッボンな2次元特有のプロポーションが読み手の勃起中枢をハードヒット。激しく自己主張する特盛おっぱいから急激に腰が締まり、そこからまた一気にビッグヒップへ向けふくらむボディラインが扇情的すぎてもう辛抱たまりませんよ!
そしてつむがれる物語の方もポプリフォーマットに忠実なベッタベタの甘口和姦100％仕様となる。フォーリンラヴ直前orカップル成立したての好感度MAX同士な彼氏彼女が臆面もなく愛の言葉を交わし合い熱烈にメイク・ラヴにいそしむ光景にニヤニヤが止まらない。単行本でまとめて読むとスウィート一本やりかつ少々イージーゴーイングなきらいもありストーリー評価は△としたが、お話運びそれ自体はスムーズに心地よく進行し読後感のよさは出色。殺伐とした日常生活に疲れ果てた君もばにら棒漫画のド直球ストレートなイチャイチャ模様にすっかり心癒やされること必至。
むろん萌えエロだからといって濡れ場は手抜きなどみじんもなく、たわわな女体が画面狭しと入り乱れてはヒロイン派手によがりまくりイキまくりの特濃ハードコア仕立て。特殊な趣向だの奇抜なギミックだのはいっさいない純粋な肉体言語の応酬でありながら、性器どうしフル活用しながら合体部をこれでもかと見せつけエロワードを乱射しながらガッツリ膣内射精フィニッシュに至るまでの一部始終をじっくりねっとり詳細中継する。とりわけ純真無垢な女の子が一転ド淫乱化しトロトロのイキ顔見せつけながら執拗に種つけをおねだりする場面が異様にエロっちくて、これだけでご飯をなん杯もおかわりできますね。さらに一発出して終了ではなく続けて2度3度と精液をぶちまける多回戦仕様のお話が多いのも個人的には大いなるプラス要素。
互い憎からず思う2人はそれぞれの気持ちを知りギュッと抱きあって熱く口づけ。すみやかに着衣をはだけゴージャスな肢体を最愛の男子の前でさらけ出しながらほおを羞恥に染める彼女の艶姿に興奮しきりだ。すぐさま豊満な胸の谷間に顔をうずめ敏感な部分をしきりに愛撫しながら秘密の花園めがけ一直線。たぎる怒張ですべすべの土手をこじ開け激しく内奥を突き上げるたび瞳をうるませお口をヘロヘロにしながらハートマークを四方八方にばらまき女子ども夢心地。こみ上げる快感に必死に耐えながらしきりに膣内射精をおねだりする彼女の願いどおり、ティーンエイジまんこの最深部めがけ幾度も幾度も白濁液の奔流をぶちまけ続けてはその都度2人してクライマックス到達だ。
ヒロイン造形のいかんにより若干私的実用度に差が生じはしたものの、総体としてはおそろしく息子を活用できるワンダフルなガチエロ萌え物件。ことに甘ラヴしか摂取したくないワガママな読者にはこのうえなく嗜好にフィットするはずで大いに推奨したい。強いてケチをつけるなら描きおろしパートでやや瞳の描き方がおっかなくなってきているのと、単行本発売決定後からしばらくポプリ誌上で描いていないのが不安なのだけれどまあ些細な瑕疵だ。来たるべき2冊めのコミックスに向けまたモリモリ執筆にいそしんでもらいたいもの。どのお話も激シコ間違いなしの良作だが、ことに一見クールじつは弱気な幼なじみ男子を身体で励ましなん度も精液受け止めまくりのヒロインがすばらしすぎな「頑張る君へのご褒美は」と、生真面目大人し系クラス委員長さんの爆裂ボディを情欲のおもむくままあらゆる場所で美味しくいただきガッツリ膣内射精の「秘密の放課後Jealousy」で包皮も灼けつくほどに愚息を摩擦。