-ふくまーや「めがもり!」ジーウォーク ISBN:9784862975195
話○ 抜○ 消小-極小 総合○
お肉ギッチギチのむっちりガールズ&レディースがド迫力ボディをブリブリ揺らしアヘりまくりイキまくり短編全9本(うち単行本描きおろし1本)。ほのぼのラヴからほんのりダークエロスまで多種多様な趣向のもとぽっちゃり女子のはしたない行状を全編にわたりお送りする作者これが記念すべきファーストコミックスだ。
この作家がいま商業活動の本拠地としているのは当版元発行のガチ成年誌「comic彩蛇」なのだけれど、じつは同誌やその前身の「月刊QooPA!」はごくたまのスポット買いのほかはまれに店頭見本をチェックするくらいで執筆している漫画家たちのことはほとんど知識がなかったりする。にもかかわらずこの人の新刊が出るという話を聞いていち早く購入予定リストに入れたのは、雑誌でなく先にツイッターでその存在を知っていたから。と言ってもアカウントをフォローしているわけではないのだが、やたらとハジけたツイートがよくRTされてくるので、さぞかし描くものもひとクセあるのだろうと発売を待機していた次第。今後はこのように漫画を読む前にまず他のメディアで作者に関する情報を目にするケースが増えてくるのかも。
そんなわけでさっそく書店へ出向きいち早く確保したのち中身を確認。スッキリとムダのない端整な描線でつむがれたオーソドックスなアニメ/ゲーム系の絵柄はきわ立って特徴的というわけではないけれどイヤミなく好感度の高いタッチだ。収録作の初出を見ると前述の彩蛇/QooPA掲載の物件のもようで、線の太さや顔パーツのバランスなど執筆時期により多少のバラつきはあるがおおむね表紙/裏表紙の第1印象が中身まで継続するとみてよい。どうしても不安なら内容サンプルつきの単行本紹介ページが出版社から提供されているので購入前にチェックするのをオススメ。
このキュートな筆致でものされる女性陣は推定ハイティーン~20代中盤相当と一般的読者の最大公約数的需要を満たすもの。しかしながら本書において特徴的なのは年齢ではなくなによりも彼女らのルックス。コミックス表題で示唆するとおり、妹ちゃんから先輩にオネーサマ、アイドルに幼なじみやアンドロイドなど、登場する女子みな身体のあらゆる部位のお肉がこんもりと景気よく隆起。とりわけお顔をはるかに凌駕する勢いのビッグな双丘の力感といったら尋常ではなく、安産間違いなしの巨大なヒップとともに濡れ場ではこれらが壮大にのたうち回りマッスとしての圧倒的な存在感を示すのだ。ただ顔立ちの方は丸っこいといってもあからさまなデブフェイスではなく、またボディラインは充分に張りがありグズグズの駄肉感は希薄なので、ぽっちゃり初心者でも取っつきやすいデザインだと思う。
そんな彼女らが活躍する物語たちはおおむね和姦ベースのコミカル&ラヴリィなタイマンエロス中心。一部ウブな女子をだまくらかしたり弱みにつけこんだりの不穏な展開もあるのだが、それらも多くはギャグで落としたりほのぼのエンドに持ちこんだりするので読後感を悪くしない。本気で暗黒テイストなのは睡眠薬でアイドルを眠らせている間に関係者一同で女体蹂躙の短編「抱き枕アイドル希愛ちゃん☆」くらいであとは穏健に受容できるはず。ほとんどのお話はヒロインの純真だったり素直になれなかったりしたたかだったり淫乱だったり多彩な性格描写をヴィヴィッドに描きながらテンポよくつむがれる明朗快活エロコメ進行で心身スッキリちんこはモッコリ。
エロシーンは当然のことながら彼女らの豊満な肢体を存分に活かした組んずほぐれつのストロングエロス満漢全席だ。どっしり重量級のボディが画面狭しと暴れまわりチチやらケツやらが独立した生きもののごとくダイナミックに揺れるさまはこれぞまさに肉弾戦。むろんピキピキちんこが柔肉をかきわけ膣内を激しく出入りする性器結合描写もマーヴェラスで、昨今の商業エロ単行本としては限界ギリギリの小面積/極薄トーン消しが粘膜どうしの真剣バトルをいっそう盛り立ててくれる。
着衣でもとうてい隠しきれないメガ盛りボディを改めて白日のもとへさらし圧倒的なまでのウォール・オヴ・肉へしがみつき爆裂おっぱいへ顔をうずめればたちまち彼女も自分より華奢な男子の短躯を抱えこみ1on1の四つ相撲をスタート。ボンレスハムのごとくミチミチに充填された肢体を褥に横たえ大平原のごとく広がる下腹部から顔を出した秘密の花園へ暴れん棒を突き立てて激しくストロークを刻むたび、ユサユサ音を立てながら巨体が振動し小刻みな嬌声とハートマークを立ちのぼらせて女子ども夢心地。ツヤツヤボディを汗と愛液にまみれさせケダモノのごとく咆吼しながら昇りつめてゆく彼女らのドスケベまんこに許容量オーヴァーの白濁をたっぷりと叩きつけ女体征服ミッションを無事完遂だ。
ヴォリューミィな肉体におぼれこみたゆたゆのお肌にほおをすりつけながらむっちりボディの狭間で膣内射精三昧の、まさに全編これ肉まみれファックに終始する性癖一点突破のデビュー作。ものがモノだけにスレンダーつるぺたっ娘スキーにはまったく推奨できないが、前述のとおり極端にプランパーというわけでなく比較的なじみやすい肢体描写ゆえまずは食わず嫌いせずチャレンジに及んでみるのも一興かと。性器修整も近年では画期的にがんばっている部類でありムチムチと淫肉どうし咬みあう結合部がクリアにおがめるのがなによりありがたい。今後はさらに執筆の場を拡げいろんな雑誌で活躍してもらいたい期待の新星だ。収録作いずれも肉々しい女子大活躍で大いに息子を活用したが、なかでも方言まる出しのおさげ縦セタむっちりっ娘をホテルへ連れこみ処女を美味しく頂戴(まあ最後思わぬオチが待ってますが)「ガールスカウト」と、コミケ1日目終了後のホテルで成り行きのままオタ男女めでたく合体の「ナードな奴ら」がマイフェイヴァリット。
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