2015-11-27

今宵のめんたいロック。

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-おじょ「発情! ナマイキJK」三和出版 ISBN:9784776990635
話○-△ 抜○ 消小 総合○

あこがれの男子に誘われサッカー部マネージャーとなった地味メガネっ娘は部員一同の性欲処理係として体よくもてあそばれ……前後編+独立短編8本。発育よすぎのハイスクールガールズがイチャラヴからガチ凌辱までダイナミックボディをフル活用してはイキまくりのワンダーランド具現化たるこちらは作者の記念すべきファーストコミックスだ。
エロ漫画レヴュワとしては大変ふがいないことなのだけれど、昨今は自分の趣味嗜好もだいぶ固まってしまって新規開拓する意欲が減退しがち。だもんで本作収録物件の初出媒体たる「コミックマショウ」もあまりチェックしなくなって幾歳月、こうした新しい才能の出現にも気づかず、つい最近ツイッター経由でその存在を知りコミックスもまもなく発売ということで急ぎ本屋へと向かった次第。
のっけからたいそうエロい女子がおっぱいまる出しで読者をお出迎えのカヴァーイラストは書店での訴求力抜群で、とくに作者の予備知識がなくても自然に手が伸びるよい表紙だ。中身もおおむねファーストインパクトをそのまま引き継いだクッキリハッキリ明快な一般青年誌調のタッチ。エロ漫画というよりはヤンマガだのヤンジャンだのでそのまま連載していそうなメジャー感あふれるさわやか系の筆致で、コッテリしたトーンに頼らず線の雰囲気だけで女の子の柔和さを表現できているのがグッド。最古の作品でも2014年と直近に描かれたものばかりなので作画のバラつきも少なく、当初から高値安定な完成品の趣。なお出版社サイドから内容サンプル付属の単行本紹介ページが用意されているので購入可否の判断はそちらで。
この滑らかな筆致でものされるヒロイン連中はコミックス表題どおりのハイティーン制服女子ばかり……と言いたいところだが、巻末に掲載の2本(うち1本は他社作品)では先生やキャリアウーマンなど妙齢の社会人が登場。お歳の上下を問わず出てくる娘はそろっておっぱいボイーンお尻ドドーンの完熟ボディで、とりわけ大ぶりの乳輪やお毛々モッサリの下腹部などティーンなのに立派なメスの記号がてんこ盛りゆえ発展途上の青い果実大好きっ漢は回れ右推奨。ただツイッターでイラストを見ていたときから思っていたが、じつのところ竹や双葉などコンビニ誌の仕事でこの人がよく題材にするむっちり妖艶アダルト女子こそがおじょの通常営業でマショウのあどけない系JK路線はむしろレアな部類のような。個人的には頭身高めグラマラス風味のデザインであえて女子高生設定というギャップにグッとくるので、少なくともマショウでは今後も10代女子を描き続けてほしいのだけれど。
そんな彼女らが乗っかる物語たちはガチ黄色い楕円誌のマショウだけありスカッと爽快なのからドンヨリ暗黒なノリのまでシチュエイションは幅広い。地味っ娘から派手なギャルまで、アホの子から計略張り巡らす系まで多種多様なヒロインズがすっかり性欲全開ではしたなくイキまくる部分だけが共通で、ほのぼの和姦あり問答無用レイプ調教ありのヴァラエティ豊かなエロスを堪能できる。全体としてはわりかし凌辱ティックなお話が優勢で、おじょの比較的明るい絵柄とは微妙なコンフリクトを起こしているのがむしろ他にあまり類例のない個性につながっていてナイスだ。
ライト/ダーク問わず濡れ場は女性陣の大柄な肢体を画面いっぱいに躍動させる肉体言語の応酬。女の子側から積極的に仕掛けるタイプの話とひたすら野郎どもに組み敷かれ犯される系のものと両方用意して多彩なニーズにお応え。肉感的な女体をハードにちんこで責め立てては汗だく汁だくファックにいそしみたわわなバストをブリブリ振り乱しながらだらしなくアヘ顔さらす彼女らの痴態を目の当たりにしてぼくらの股間もエレクチオンしっぱなしだ。本番のみならず女の子のご立派な双丘をフル活用のパイズリやえげつない面構えで怒張をほおばるフェラなどオードブルも充実でぬかりなく抜かせまくり。
制服の下に息づく年齢不相応の育ちきったボディを衆人環視のもとさらけ出すハメになりほおを染め目を伏せて羞恥に耐える彼女らの純情をもてあそぶかのように容赦なく全身フルオープン。ずっしり重量級のおっぱいの谷間に暴れん棒をはさみこみ強引にしごいて第1ちんこ汁をプレゼントだ。すぐさまこんどは下半身のジャングルを押し開き濡れそぼつ蜜壷をこじ開けて性器どうしの真剣勝負をスタート。粘膜をハードに摩擦するたび小刻みに嬌声を発しいつのまにかメスのツラを見せつけながらよがり狂うさまがたまらなく淫猥だ。もはや恥も外聞もなくエロワードをまき散らしいっちょ前のドスケベガールと化した彼女らのけしからん子宮の奥底へたっぷり白濁をぶちまけ女体征服ミッション完了。
女子高生というには若干トウの立ったルックスの娘が多いのと野郎キャラがずいぶん泥くさいのが当初は気になったのだけど、パワフルなストロングセックス絨毯爆撃にさらされるうちそんなのはどうでもよくなるから不思議。巻末著者あとがきによればつい最近まで漫画自体を描いたことがなかったそうだが、最初期のいくつかで多少ストーリー展開がギクシャクする程度でいまや充分にウェルメイド。大人ヒロインはよその雑誌で存分に描けるだろうから、マショウで執筆を続けるうちはいまのテイストでずっと通していただければ重畳きわまりない。このたび収録の物件中では、爆裂ボディな教え子からの好意MAX体当たりエロスの誘惑に主人公のちんこも無条件降伏「先生にあげる…」がライト方面の、ヒロインが押しの弱さにつけこまれいつの間にか肉便器ライフを肯定的に受容させられる「西田さんがんばるっ!」前後編がダーク方面の、それぞれ私的フェイヴァリット作品。

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