2016-02-23

本日のイワノフカ事件。

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-まー九郎「ムリヤリハメたいっ」ワニマガジン社 ISBN:9784862694133
話△ 抜◎ 消小 総合○

製菓部の顧問教師が女子部員相手にお菓子づくりならぬ犯し子作り熱血指導中編4話+新歓コンパでドエロい女子ども相手に精根尽き果てるまでハードファック連作2本+独立短編6本+巻頭描きおろしスペシャルカラーページ。並み居るキュートガールズを問答無用で押し倒しガッツリレイプしては孕み汁連続注入のストロングセックス満漢全席でお送りする作者これが記念すべき商業エロ初コミックスだ。
薄い本界隈にはあまりくわしくない自分としてはめずらしく、この作家のことは先に同人誌で知ったクチ。いろんなアニメの女の子がズラリと出ては暴漢どもに犯される強力無比な学園監禁凌辱もので、愚息もずいぶんお世話になったものだ。それ以後もいくつか薄い本を購入させてもらったのだが、そんなこの人がなんと商業エロ漫画の最大手・ワニマガジン社で描いていると知ったのは本当につい最近のこと。いくらこの作家の商業本拠地たる「COMIC失楽天」を定期購読していないとはいえ、これほどメジャーな媒体に執筆しているのを見逃すのだからエロ漫画レヴュワ失格です喃。
しばし反省しつつもそんな事実を把握したからにはもちろん当初からデフォ買い決定。さっそく書店へ向かい単行本を手に取ると、ワニマガ物件にはめずらしくストレートに勃起中枢へ訴えかけるやたらと煽情的な宣伝文句が並ぶえげつない装幀にちとビックリ。ワニというよりはTIとかエンジェル出版みたいな下品さではあるけれどそれがむしろマーヴェラスだ。
ちょっと前の少年漫画のように強弱のメリハリを利かせたGペン風の描線でもってオーソドックスなアニメ系の絵ヅラをつむぎ出す独特のタッチはひと目でまー九郎謹製とわかる。いくらか勢い優先のきらいはあるけれど、それだけにたいそう躍動感にあふれ血湧き肉躍る作画だ。収録作の初出を見ると2013年後半~今年アタマにかけ失楽天掲載の直近作ばかりでクオリティの安定感は抜群。よって店頭見本などなくても表紙のみ見て購入可否を判断して問題ないとは思うけど、万全を期すならコミックス紹介ページ内のサンプル画像を参照のこと。
このたび登場のヒロインたちは推定ミドルティーンから10代ラストあたりの食べごろ世代で統一。あどけなく健康的な笑顔の美少女たちがどのページからも飛び出してきてなんとも眼福だ。ボディラインはわずかな例外を除きおおむねスレンダー巨乳系で、大ぶりの双丘から極端にキュッと締まった細い腰、そこからもういちど安産間違いなしのビッグヒップに向け一気にクレッシェンドする絶品の曲線美がたまらない。そんな彼女らがこのあと無残に純潔を散らされ一丁前の肉便器としてハードにまんこを酷使されるのだからたまりませんな!
そんな前振りをしたけれど、初出媒体の失楽天はコンビニ売りのいわゆる慎太郎シール誌であるからには当然あからさまな凌辱調教ネタなどはNG。よってこちらへ収められた物語たちも構造としてはあくまで合意エロの体裁を貫いている。ただそのありようには2系統あって、ひとつは普遍的なイチャラヴだったりタナボタティックなエロコメを展開したりのよくある和姦もの。そしてもう片方は――こちらこそが本作のメインとなる――言葉巧みに女の子をだまくらかすか容赦なく手籠めにするかして速攻美味しくいただいちゃう系のお話。夏の水辺で青姦キメるわ教え子を連続レイプするわJKが用務員の性玩具にされるわファストフード店員が公開で犯されるわ……この後者のパターンだと野郎サイドはひたすらにヒロインをなぶりつくしちんこパワーですっかり肉欲のとりこにしたのち征服の証としてドプドプ生で種つけ三昧という、見た目は単なる凌辱プレイに過ぎない行為をほぼ最終局面まで遂行する。それをラスト1ページでレイパーがSDキャラに変身しコミカルに許しを請うたり、有耶無耶のうちにナレーションだけで穏当に始末したことを示唆したりの超ムリヤリな展開で和姦だったことにしてしまうのだ。女子側もなんとなく矛を収め「ンモー!」程度で済ませてはいるものの客観的にはまったくの欺瞞にほかならないのだが、本来ハッキリと強姦輪姦方面の描き手であるこの作家がコンビニ誌対応として強引に編み出したのがこの手法なのだろう。
そんなわけでくり広げられるエロシーンは大半の作品においてガチのレイプ調教となんら変わらぬそれ。少女たちの華奢な手足を押さえつけ拘束したのちむっちりボディを舌や指先で蹂躙し、前人未踏の蜜壷へ無理やりシャフトをねじこんで処女を頂戴しては遠慮会釈なく卵巣の奥まで届く勢いでたっぷりと孕ませ汁をぶちまける。執拗に射精され続けるうちいつしか彼女らは脳髄を貫く快楽のとりことなり無垢な笑顔を淫蕩なメスブタのそれへと変貌させながら全身を打ち震わせ恥も外聞もなくアクメ顔晒しつつ絶頂するのだ。
褥へ押しつけられ四肢の自由を奪われて抵抗もままならず全身をねぶり倒されて羞恥と屈辱に頬を朱に染める少女の苦境を愉悦のまなざしでながめながらおもむろにたぎる怒張を未開通まんこへインサート。激しく腰を使い指先で玉門を責め立てながら性器どうしの摩擦運動を汗みずくになるまで続行だ。執拗に敏感な部分を刺戟されるうち当初の苦痛に歪んだ顔をいつの間にかとろけさせ涙とよだれを垂れ流しながらはじめての頂に登り詰めてゆく彼女の子宮を遠慮会釈なく男根でボコボコに貫くたびヒロインはしたなくイクイク連呼。すっかり降りきった子宮口に亀頭をあてがい少女の耳元で高らかに孕ませ宣言しながら、受胎間違いなしの特濃ザーメンを2度3度4度と叩きつけ女体征服ミッションコンプリート。
形だけは和姦の範疇に収めながらその実疾風怒濤の人権蹂躙フルコースを展開し、すっかり情欲の隘路へと堕ちてゆく少女の痴態を逐一描き出す超高性能の抜きツール。女性の人格ごと征服してやりたい、ひたすら子種を植えつけたいという、大半の諸兄ならば理性の枷に閉じこめておいたはずの卑劣な欲望をあまりにも露骨かつ忠実に開陳したその情景はある種の後ろめたさとそれに倍する灼けつくような快感を君の精神にもたらしてくれるはずだ。当レーベルから同時発売のつかこと比較して性器修整がわずかにゆるめなのもプラス材料で実用度の高さは折り紙つき。今後も薄い本では本性全開しつつ商業誌では制約と願望の狭間で奇妙にねじくれるキメラのような怪作を続々と生み出していただきたいもの。変にノーマルな和姦よりはやっぱりそういうゆがんだお話の方がグッとくるので、タイプの異なる製菓部部員3人を卑劣な手段でモノにしてはナマ中田氏三昧(でも最後はゴメンチャイで無理やり収束)の中編「Sweets!」と、これまた単なる強姦肉奴隷化プロセスなのに女の子は最後すっかり明るくエロっちく順応「おそうじデー」でもって精嚢のストックが枯渇するまで愚息を使役。

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