2016-06-29

今夜の青春時代。

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-いちはや「しこまんぞく」文苑堂 ISBN:9784861172434
話○-△ 抜◎ 消小 総合○

JKアイドルユニット3人それぞれのラヴ模様オムニバス3本(うち単行本描きおろしショート1本)+装着するとたちまち発情のネックレスで幼なじみ&妹をダブルで美味しくゴチになり前中後編+独立短編6本。あどけないフェイスなのにド迫力ビッグバストの超絶キュートガールズがはしたなく乱れまくっては膣内にたっぷりザーメン注がれ放題のすばらしすぎる光景を脳髄もとろけるほどに大量投下の作者最新刊は通算2冊めのコミックスにして本レーベルからの初見参だ。
一昨年の暮れにコアマガジンより上梓されたデビュー作「なかよしっくす」が発売されるまでこの作家のことはまったく知らなかった自分も、いまではすっかりその魅力のとりことなり掲載情報は欠かさずチェック、ただこの1冊めには重大な欠点があり、それを唯一不満に思っていた。この当時のコアマガ単行本は本社ガサ入れの影響でことごとく性器付近がモザイク修整された世にも恐ろしいБольшой террор(大粛清)の真っ最中で本来は壮絶に抜けるはずの濡れ場が市松模様で無残に醜く汚されており、モザイクを親の仇のごとく憎む俺はいまでもこの本を開くたび涙が止まらなくなる(もちろんそんなハンディがあってさえ充分以上に使えたのはすばらしいのだけれど)。そんななか他社からの新刊リリースとなればどうあっても股間をふくらまさざるを得ない。
こちらの収録物件はそのコアでの積み残し分をいくつかと、前作発売後に移籍した故「コミックポプリクラブ」掲載作品が数本、そして同誌休刊後におそらく編集込みで異動した当版元の「コミックバベル」にて執筆のものを少々の混成部隊だ。直近に描かれたポプリ/バベル分とコアのそれとでいくらか作画の雰囲気に差異はあるものの、それはどちらかというとトーンワークなど画面処理の問題でこの人特有のキュートすぎるフワフワブリブリの萌え絵はずっと前から変わらぬテイスト。試し読みへのリンクが付属した単行本紹介ページで見られる画像は最近の作品しかないが古いのも極端に印象が変わるわけではないし、どうしてもコア分の見本を確認したい場合は前作の内容抜粋を参照すればそれとコンパチの絵なのでおおよそ把握できるはず。
このすばらしき筆致でものされる女性陣は若干の年長さんが混入していた前作からハッキリとティーン固定に。むろんルックス的には従来同様の幼すぎるほどにあどけない系専科で童顔女子スキーの俺は大歓喜ですよ。そしてほんのわずかの例外を除けばヒロインこぞってドドーンと景気よく張り出した雄大な2つのメロンorスイカを標準装備だ。いちはや特有の砂糖菓子みたくスウィート&シルキーな絵柄から生み出されるロリロリフェイス&エクストララージおっぱいの蠱惑的なコンビネイションの対ちんこ破壊力ときたらまさに熱核兵器級。
物語傾向は既刊とやや趣を異にした部分で、おおむね和姦ベースながらもときとしてコミカル&ハイテンションの疾風怒濤エロをくり広げていたのが少し落ちついて性春バカップルのイチャラヴ模様へと軌道修正。アホエロの痕跡は前述のコアマガ初出分にわずかながら見て取れるとはいえ、ずいぶんコッテリとシロップ漬けの物語になったので逆に1冊めからのファンは困惑するかも。もちろんそれが悪いというのではなく、一部に3Pが存在するものの大部分は1on1の初々しくもこっ恥ずかしい思春期恋愛グラフィティで読んでるこっちも終始ニヤニヤ。
1本あたり16-24ページといくらか分量に幅はあるが、短めの作品であってもエロシーンには大きくスペースを割き読者の自慰表明を力強くアシスト。いちはや漫画でとりわけ白眉なのは、ぺかぺかの笑顔を見せる日常パートからはしたなく発情し瞳をうるませながらの性的絶頂へ至るまでクレッシェンドしてゆく女の子の絶品表情変化と、そんな彼女らがぷっくりまんこへ激しく怒張を出し入れされ内奥をきゅんきゅん締めつけながらたっぷり中田氏されるまでのプロセスを執拗にそのすばらしき女体へとフォーカシングしながらつむいでゆく画面構成の妙。最愛の男子諸君にギュッと抱きつき呼吸を荒げてすっかり表情をトロけさせながら覚えたてのセックスに没頭するおにゃのこのえっちぃ光景でぼくらの摩擦運動も止まりません。
ストレートに恋心を告げるのでもなかなか素直になれないのでも、いざお肌を合わせればたちまちヒロイン臨戦態勢。愛らしいお顔に似合わぬ巨大な双丘をステディな男子にだけ見せつけながらその先端を愛撫され下腹部の敏感な部分をクチュクチュされて秘密の花園はすっかり洪水だ。羞恥にほおを染めながらもおもむろにお足を拡げまんこくぱぁで待機の彼女へルパンダイヴし暴れん棒をインサート。ズブズブ音を立てながら膣奥をえぐられるたび未曾有の衝撃に身をよじらせ四肢を打ち震わせながらいまにも泣きそうな顔つきで快感に耐える少女の痴態がいとおしくもエロっちい。子宮口の奥まで見せつけながらなおも続くピストン運動に身を任せるうちすっかり行為に夢中の彼女がしきりに膣内射精をおねだりしはじめたら絶頂も間近。感極まり四方八方へ淫語まき散らしながら昇りつめてゆくヒロインのドスケベまんこの最深部めがけご褒美にたっぷりとザーメンの奔流をプレゼント。
前作の魅力を大いにスポイルしてしまっていた性器修整がトーン数本乗っけの穏健なものとなったことで当初からの高い戦闘力がいっそうアップ。巻末著者あとがきで述べているように初期作のいくつかは演出等だいぶぎこちない部分はあるものの、身もフタもないまんこドアップや瞳グルグルイキ顔とか一部の描写はむしろこの時期の方が勃起中枢にグッとくるので昨今の洗練された作画でもってこのえげつないエロをやっていただければさらにグッド。なお作者tumblrの記事によるとバベルでのお仕事はいったん終了とのことだが、比較的量産のきくタイプの作家であり現に他社でもモリモリ執筆しているのでさほど心配はしていない。可及的すみやかにストックを貯め第3の出版社で壮絶にちんこしごける新刊をリリースしていただきたいものだ。どの女の子でもおそろしくマイサンを酷使したけれど、なかでもふだんは品行方正な風紀委員なのにセックスでは恥も外聞もなく乱れまくり執拗に膣内射精をおねだりする豹変ぶりが辛抱たまらんですたいな「真面目な彼女の付き合い方」主演女優・神山すずめ(かみやますずめ)さんと、謎のアイテムで発情ののちは学校でもお外でも主人公宅でもところ構わず求めてきてはたっぷり中田氏され絶頂の「チャーミー・トラップ」正ヒロインたる暴力系幼なじみ・吉岡みなと(よしおかみなと)さんが今作の私的スペルマクイーンズ。

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