2016-06-09

本日の走者一掃。

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-昭嶋しゅん「ろーかるJC援交記」ヒット出版社 ISBN:9784894656956
話△ 抜○ 消小 総合○

都会の喧噪に背を向け野趣あふれるのどかな農村で地元中学生とほのぼのファック短編全9本。ついこの間までランドセル背負ってた義務教育最終段階少女たちがいつもながらに悲壮感ゼロの明るく楽しい売春ライフを満喫する光景を全面的にフィーチャーの作者最新刊は通算16冊めにしてマークつき物件としての第15単行本だ。
ここ最近の「COMIC阿呍」では幾人かの作家に対して徹底的に同じ題材を描かせ、単行本がまるで一人テーマアンソロジー化することがしばしばある。ロリオンリーで描く人は昔からいたのでそれを拡張するような形で、メイドonly、眼鏡only、寝取られonlyなどなどジャンルを多彩に取りそろえ。そして昭嶋しゅんもまた2010年代に入ってからはほぼJC援交漫画一本やりとなり、このネタ中心でまとめたコミックスもこの新刊で7冊めとあいなった。こうなると作家側から音を上げるのが先か編集サイドが路線貫徹をあきらめるのが先か、あたかもチキンレースの様相を呈してきました喃。
趣向に迷いがないせいか作品産出も昨今はことさらスピーディで、このプロダクトも前作「援交JC流」発売からほんの半年少々と超ハイペースでの提供だ。必然的に収録作も去年/一昨年に執筆の最新型昭嶋しゅんばかりで、少年漫画ティックなスッキリ系の絵柄の安定感は抜群。出版社用意のコミックス情報ページでいつものように内容サンプル閲覧が可能だが、そこまでせずとも表紙と中身は完全コンパチゆえ衝動買いも安心。
断るまでもなく登場ヒロインはすべてジュニアハイスクール在学中の少女たちとなるのだけど、表紙のようなビッグおっぱいっ娘はむしろ例外で多くの女子はお歳相応のささやかな胸部となっている。援交路線を採りはじめた当初はぺたっ娘を単行本カヴァーに出していたのが直近数冊の表紙絵を見るにJCといえどもラージバストをフィーチャーした方が売れ行き良好なのだろうと推測するが、どうせならヒロインの巨乳率も比例して相応に高くしてほしいなあ。ただそうした個人的な思いを別にすれば、妙に頭でっかちでバランスの悪い肢体や華奢なようでいて変なところの肉づきがよかったりする不均衡な発育ぶりがいかにもリアル厨房っぽくてナイス。
むろんお話の方も既刊同様に貞操観念薄めのじょしちうがくせいたちがあっけらかんと春を売る光景をコミカルにお届けのおなじみ昭嶋しゅん劇場だ。ただこれほどまでに同傾向のプレイが続くともはやパターンはやり尽くされさてどうするのかと心配していたところ。しかしながらさすがヴェテラン作家、昭嶋しゅんは新たに「ローカルJC援交」というギミックを導入することでこれを克服。といってもガチの僻地ではなく少し郊外へ出ればショッピングモールがあり本数は少ないながらも鉄道が完備するくらいのライトなイナカ感ではあるのだが。ともあれいかにも都会の産物で殺伐とした空気が伴っていた肉体の売り買いをどこか牧歌的な雰囲気へと脱臭させ従来以上に平和すぎるアトモスフィアの援交ぶりである。それなりに打算もあり小ずるく立ち回るすべを持つ少女たちも適度に純朴な装いをまとい、本来エンコーの持つ淫靡なテイストを軽やかなセックスエンタメへと転化。
いくらか逡巡するかソッコー迫ってくるかの微妙な差異はあれど、女の子は結局のところ積極的に行為へ参加し未成熟ボディをすぐさま提供してくれるので濡れ場への移行はスムーズ。スルスルと制服を解き放ち子供っぽいランジェリーを脱がせてあどけない肢体へダイヴインだ。とくに今回は屋外でのファックがやけに多くて、豊かな自然のなかでの交わりがいっそう朗らかで開放的な味わいを生み出し援交の後ろ暗さなどもはや皆無。前作あたりからこの作家得意の精巧かつえっちぃ性器結合断面描写が減少傾向なのはうれしくないが、このご時世いろいろ圧力もあるのだろうて。
大人並みにコケティッシュな誘惑をしているつもりがまるっきりガキ同然のふるまいに苦笑しつつ、彼女らの歓待に呼応してそのちんまい肢体をおもむろにオープンセサミ。起伏の少ないトルソに舌を這わせいまだ無毛の地の下腹部を責め立てるといっちょ前に蜜壷を濡らしてもう挿入準備完了。ライトウェイトなお腰を持ち上げ大人ちんこをグイグイねじこむたびに勢いよく四肢をくねらせて覚えたての快楽に打ち震える彼女らの痴態がなんとも淫猥だ。狭隘な膣内をきゅんきゅん締めつけ自分から摩擦運動をお手伝いしながらピチピチ体躯を弾ませはじめての絶頂へと昇りつめてゆくヒロインのJCまんこの最深部めがけ特濃ザーメンの奔流をお見舞いしフィニッシュ。
いろいろ題材としての疲弊も感じるところではあるけれど、大ヴェテランらしく個性豊かなキャラメイクと適宜新たな試みを追加しどうにかこうにかコンセプトを延命させ続けているのはさすがの職人芸。フィクションなのだからと徹底的に援交の背徳性を解体し、女子中学生と気持ちよくファックの醍醐味のみを抽出したことで誰しもスカッと息子をしごけることだろう。どこまでこの路線が続くかわからないけど美味そうな巨乳JCを供給してくれる限りは俺も忠実についていくぞ。そんなわけで本作随一のビッグバストガールにして表紙にも抜擢の地味メガネ援交初心者っ娘・川島琴乃(かわしまことの)さん(1年)と、こちらは並乳ながら陽気な褐色ブラジリアンという反則技をお持ちの日本語しかしゃべれない出稼ぎ外国人子女・ライナちゃん(2年)が本作中の私的最シコJC。

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