-天凪青磁「まんナカ・なまイキ」富士美出版 ISBN:9784799504819
話○ 抜◎-△ 消小 総合○
クッソ生意気な妹に振りまわされっぱなしの兄は彼女の寝こみを襲って滑らかな肢体を好き放題本編&フルカラーショート+クズ野郎の兄に日々性欲処理の道具として使われる妹はそれでも盲目的に彼を愛し連作2本+独立短編7本。キュートネス炸裂の極上萌えっ娘どもと粘膜どうしハードに摩擦し合い子宮口のその奥まで大量の白濁を流しこむストロングエロス満載の作者最新刊は通算4冊めのコミックスだ。なおいつものことですがタイトル中にハートマークが入った作品は機種依存文字につき当ブログではナカグロで処理させてもらっております。
童顔巨乳ヒロインズてんこ盛り&まんこの奥まで見せつけながらガチンコファック連続中田氏という私的嗜好ど真ん中ストライクの作風ゆえこの人の作品は通常無条件購入なのだけどじつは今回現物を見るまでしばし逡巡。というのも現本拠地の「コミックペンギンクラブ」では最近レズものを続けて描いていて、百合漫画ではまったくちんこをしごけない自分はもしそれらの収録比率が高いとコスパ的に買うのを断念せざるを得ないからだ。そう思いながら書店店頭で見本を確認したところ、さいわいノーマルエロが圧倒的多数だったのでようやく安堵しレジへ向かった次第。
前単行本「処女deビッチ」が1月末に出たばかりなのにわずか半年強で再度送り出された今年2冊めとなるこちら、残念ながら本には初出の記載がないものの、作者公式サイトのお仕事履歴を見るに2015年以降のペンクラ掲載作のはず。おそろしくラヴリィかつふにふにしたエロゲーティックな筆致は当初わずかに感じた粗っぽさも昨今は解消されずいぶん洗練された。
この壮絶なまでに萌えオリエンテッドなお筆先から生み出される女性陣はほぼティーン固定で、おっきな瞳にあどけない笑顔の彼女らはしかしながら景気よく盛られた2つの双丘を標準装備――というのがまいどおなじみ天凪青磁ヒロインのベースライン。しかしながら今回はめずらしく並乳/貧乳っ娘も数名配置して既刊とは若干異なる印象。あと女の子のみならず男子側もまいどキュートなショタボーイを大いにフィーチャーする人だけど、今回はなんと抜き対象としての男の娘まで用意して多彩なニーズにお応え。
この新刊を読んでいてこれまでといささか趣が異なるように感じたのはおもに作劇面。コンビニ売りのペンクラ掲載ゆえ従来はオーソドックスなイチャラヴ中心の手堅いお話造りだったのが、こちらに収録のものはやはり甘口メインながらもいくつかの話では妹を睡眠姦だのビッチ2名に逆レイプだの女の子&男の娘と3Pだのずいぶんエグい題材で攻めてきていて驚いた。巻末収録の連作「僕の妹の比較的平穏で幸せな日」/「僕と妹の二人きりで最愛の日」ではさらに一歩進み、恒常的に妹を犯す引きこもり兄とそのクズっぷりさえ愛するヤンデレ風味の妹とのどこか歪んだ関係を描き、随所に仕込まれた伏線でもって最後のカタストロフを暗示しながらオハナシが締めくくられる。これを読み終えたときは心のなかに荒涼たる砂漠が生起され思わずため息。こういうえげつないネタを平然とぶちこんでくるようになったあたり天凪青磁の作家的成長を見た。
だからといってエロの方がおざなりになっているわけではもちろんなく、この作家得意のダイナミックな性器結合シーンやロリ顔ヒロインズの絶品アクメ百面相が怒濤のごとく投下される。ことに前作あたりからスケールアップをはじめた、ヌメヌメと蜜を帯び独立した生きもののごとく蠕動する膣内/子宮口のウェッティな表現が神がかって煽情的だ。ピキピキちんこと濡れ濡れまんことががっぷり四つに組み合い真剣勝負を演じながらそれらが大量の分泌物にまみれる光景が、おにゃのこがアンアンあえぎたっぷり膣内射精されて心底気持ちよさそうに絶頂する場面と同時進行で画面へ焼きつけられる。
当初からスキスキ全開か最初つれないフリをするかの違いはあれど、そんな女子連中もいざ着衣を脱ぎ捨てたわわな肢体をあらわにすれば速攻で発情モード。全身をまさぐられ敏感な部分を刺戟されるうち艶めく体躯にしっとり汗が浮かび下腹部の秘密の花園は潤いを帯びて準備万端だ。充血し光沢を発する蜜壷をゴリゴリ怒張でこじ開けられ肉ヒダの奥を激しく突き上げられるたび頬を紅潮させ瞳をうるませながら小刻みに嬌声を発しハードな交合に没頭するヒロインズの痴態に興奮しきり。結合部を大胆に見せつけ粘液まみれの断面図を随所にフィーチャーしながらはしたなく淫語まき散らしステディな男子にキツく抱きつきながら昇りつめてゆく彼女のティーンエイジまんこの最深部に際限なく白くねばつく液体を叩きこみフィニッシュだ。
メイド・イン・天凪青磁の絶品ちんこまんこ描写はそのままに、物語的コクをいっそう増し読後の満足感がパワーアップした作者渾身の1冊。趣向がワイドレンジになったぶん性的嗜好のいかんによっては受容しづらいネタも出てくるかも知れないが(自分の場合はどうしても男の娘じゃ抜けないのでそのぶん採点マイナス)、いつも単行本が出るたび作家的成長が見てとれるのはまったく賞賛するほかない。本作収録の物件中では、昔は女っぽくなかったのに突如発育のよろしくなったショート巨乳従妹ちゃんの処女をおいしく頂戴し初手からぐっちょんぐちょんにハードファック「地味な彼女に恋した日」と、むっちりサイクリングスーツ姿のドエロい姉と着衣のまま大量の液汁にまみれ愛し合う「IN GARAGE」で愚息をエンドレスに活用。
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