2017-04-22

今月の隠遁生活。

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-オジィ「艶妻情事」エンジェル出版 ISBN:9784873067575
話△ 抜○ 消小 総合○

夫と死別しひとりで娘を育てるヒロインは生活苦のためアパートの大家の慰みものとなり本編&描きおろし前日譚+独立短編8本。貞淑な人妻や女盛りのアダルトさんを容赦なくたぎる男根で貫きたゆたゆボディに特濃スペルマを塗りたぐるストロングファック満漢全席を疾風怒濤のごとくお届けの作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
常日ごろ公言しているように自分はどちらかというと若い娘好きでアラサーだのアラフォーだのの方々ではどうも息子が屹立しないのだけど、この出版社の看板誌「エンジェル倶楽部」はまさにそのような年齢層のヒロインがてんこ盛りでふだんはあまり縁のない媒体。だもんでここから出る単行本を買うときは他社掛け持ち組か同人で知った作家の物件が基本なのだが、今回はネットを徘徊中ふと目に入った、片方のみでもお顔を凌駕する勢いの特盛おっぱいドドーン!な表紙画像に惹かれてついついポチってしまった次第だ。そういう理由で2015年に上梓されたこの人の初単行本「美駄肉艶奴」は申しわけなくも未購入であり、今回が初チャレンジである。
インパクト抜群なカヴァーイラストの勢いそのままに、中身の絵柄もオーソドックスな一般青年誌系ベースの端整な絵柄ながら迫力満点。この手の盛りのよいタッチを武器とする漫画家によくあるようなザックリとラフな描線で仕上げも粗っぽい大味な印象ではなく、均整の取れた造形でデッサンにも極端な破綻のないバランスのよさが身上。劇画ティックな汚っさん連中が幅を利かせる男性キャラの方はともかく、女性たちのみを見ているぶんにはスッキリまとまった清潔感のあるヴィジュアルだ。なお版元公式web内の単行本紹介から立ち読みページを参照できるので、書店で内容見本を確認できない環境の方でも絵柄の雰囲気を容易につかめるのはグッド。
このたび登場の女性陣はコミックス表題が示唆するとおりの人妻専科……と言いたいところだが、ごくわずかシングルさんや絶滅危惧種ながらティーンも居たりする(ただし母娘丼のおまけ扱い)。初々しい若妻にけなげなシングルマザー、元アイドルに家庭教師など属性もよりどりみどりだ。平均年齢はやはり高くヴォリュームゾーンは20代ラスト~30代中盤といったところだけども、思春期の子持ち奥さまでもルックスは極端に老けさせず比較的キュートネスが保たれているので、10代女子大好きっ漢の俺でも怖じ気づかずにすむのがありがたい。むろんお歳の上下を問わず肉体の方は例外なくおっぱいおしりの過剰投与であり、帯訴求コピーにある「美駄肉作家」の呼称にふさわしい豪華絢爛女体盛り仕様となっているのでスレンダー女子スキーは速攻回れ右するのをオススメ。
ストーリーラインの方はエンクラ伝統の官能小説ライクなヒロイン堕ちもの専科。たとえば「絶倫大家とシングルマザー」や「実母性奴隷」、「2穴家庭教師」など、各作品のタイトル見たまんまのベッタベタなテンプレ進行でどこをとってもエロ漫画的黄金パターンの連鎖となる。そのぶん新鮮な驚きはないものの、容易に展開を予測できそのとおりに女子連中が快楽に屈してゆくのできわめてスムーズに息子を活用できる仕掛け。お約束の範疇のなかでも起承転結はしっかりと組みこまれており、導入からクライマックスまでよどみなく物語が進み最後にどこへ出しても恥ずかしいメス奴隷一丁上がりとなるまでのプロセスを美味しく堪能しつつぼくらの自慰表明もはかどりまくりだ。
そしてオジィ作品最大の美点はなんといってもエロシーンそれ自体。1本あたり20ページほどのさほど多くないヴォリュームながらサクサク導入部をすませすみやかに本番突入するので濡れ場はたいそう充実。もとよりゴージャスな女体がそれを露骨に見せつけるかのようなアングルや大胆なコマ割りの多用でいっそう画面に映え、だらしなボディがいろんな液汁にまみれドスケベフェイスをあらわに誌ながらヒロイン絶頂のワンダフルな光景が読者の脳裡にゴリゴリ刻みこまれるのだ。とりわけはしたなく屹立した乳首やクリトリス、はたまた充血しほのかに肥大した肉ヒダなどエロパーツ附近の扇情的な描写がおそろしく淫猥で、これらをハードに使役し性器どうしダイナミックに干戈を交えるさまが読み手の勃起中枢をダイレクトドライヴ。
よこしまな企みの犠牲となり、あるいは破廉恥な本性を暴露されて、ヒロインはその熟れた肉体を男どもの目前におずおずと御披露目。惜しみなく差し出されるド迫力ボディを前に野郎ども辛抱たまらずビッグバストにむしゃぶりついては暴れん棒を秘密の花園の奥底へインサート。下腹部のジャングルをかき分けながら激しく粘膜を摩擦させ激しく腰を使うたびにほおを紅潮させヨダレ垂れ流しながら四方八方にエロワードをまき散らしよがり狂うエロメスどもの痴態がなんともドスケベでたまらない。犬のように四つん這いとなりバックからのしかかられては執拗に責めたてられその都度咆吼するさまはもはや完堕ち寸前。いよいよ日本語にならない嬌声を発し全身を打ち震わせながらのぼりつめてゆく彼女らの淫乱まんこの最深部に支配の証として最後たっぷりと特濃オス汁の奔流をぶちまけ女体征服ミッション完遂。
全編どこをとってもダークネス満載のヒロイン転落地獄絵図をたっぷりと摂取して読み手の内なる暗黒もスッキリ晴れわたる欲望の格好の解毒剤だ。邪念や妙なプライドなどいっさいを捨象してすがすがしいほど抜きツールに徹したその姿はまさしくプロフェッショナルのお仕事。これでおにゃのこがティーン専科だったら私的実用度はさらにアップしたところだが、逆に熟女好きの方だとこの作品の使い勝手は文句なしフルマークでよろしいのでは。エンクラで描いている限りはこの路線を貫徹するのだろうけど、本作中の初々しいJK描写を見てたら他社で爆乳制服女子ものなど手がけてくれればとつい期待してしまったり。そんなわけで今回収録の物件中では旦那の借金のカタにヒロインとその娘が心ならずも肉欲の罠へと堕ちてゆく「ハメ合い母娘」(ほぼ娘さんパートのみ使用)と、夫の実家で暮らしはじめた新妻が地域の因習のもと住人一同にその身を蹂躙され肉便器化 「フンドシ祭り供物妻」で大いに息子をハードユース。

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