-七尾ゆきじ「肉乳DAYS」ワニマガジン社 ISBN:9784862695215
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
ときどき面倒を見ていた隣宅の少年をヒロインはお姉さんまんこを駆使して童貞食い本編&描きおろしショート後日談+独立短編9本。ド派手に自己主張する規格外おっぱいをブリブリ振り回し快楽享受に没頭する淫乱ガールズ&レディースのはしたなさすぎる痴態を余すところなくお届けの作者これが初単行本だ。ちなみに筆名はすなおに「ななおゆきじ」と読み下せばよろしい模様。
執筆陣のヴォリュームはいまや本家本元「COMIC快楽天」をしのぐ分家のガチ成年誌「コミックゼロス」はなまじ多士済々なだけに全容をとても把握しきれないのが困りもの。だもんでこのたびレヴュウの俎上に載せるこの人もコンスタントに掲載されていたはずなのについ最近までその存在を明確に認知しておらず申しわけない限り。しかしながら直近のゼロスで見た今回未収録の作品にグッと来たのであわてて単行本を通販で手配したのですよ。
コミックス表題どおりのエクストララージバストが惜しみなく披露される非常に扇情的な表紙イラストで早くもツカミはOK。中身の白黒原稿もおおむねカヴァーの印象を裏切らない軽妙なアニメ系の絵柄だ。一部の快楽天作家みたいにコッテリ濃厚なトーンワークでなく適度に情報量が抑えられた画面がむしろスッキリ感をかもし出しておりグッド。収録作の初出を確認すると最古の1本が快楽天掲載のほかは2014-17年にかけてのゼロスに載ったものといくらか執筆年代に幅はあるが当初からクリーンな作画の基本線は確立しており衝動的なジャケ買いも安心のできばえ。むろん当社恒例の単行本情報ページからサンプル画像も参照できるので、万全を期すのならまずそちらをチェックすべし。
今回我々を気持ちよく射精へと導いてくれる女神たちは若いのだと10代後半から上方向は思春期の子供までいる完熟ママンまでたいそうワイド。といってもティーンは当然のこと社会人や人妻もオトナっぽさよりはキュートネス重視の造形でアダルト感は薄く、俺みたく熟女苦手の人間でも難なく受容できる。また外観もお歳を問わずやや切れ長の目にまるっこいフェイス、そしてお顔をはるかに凌駕する超特大おっぱいを標準装備と相似形のキャラメイクだ。髪型以外にあまり差別化要素がなく単行本で読むと若干の金太郎飴感を否定できないところだけど、こういうタイプの女の子だけで抜きたい! というピンポイントの需要に特化しているのだという言い方もできる。
くり広げられる物語の方はおおむね軽快な読み口の合意エロ。同世代カップルありおねショタあり、子供のころから見知った関係に行きずりのインスタント・ラヴまで多種多様な恋愛模様をお届けだ。一部人妻をライトに寝取ったり黒ギャルJKが多数の教師ちんこにマワされまくったりのおだやかでない展開もあるけれど、それらも本当にヤバい要素は隠蔽して明るめに締めくくっているので読後感を極度に損なうことはないはず。基本的にエロ漫画的テンプレからさほど逸脱しないノリで物語的コクはあまりないが、そのぶんムダに思考能力を割かれることなく自慰表明に集中できる仕掛け。
そしてこの作家最大の武器はなんと言ってもエロシーンそれ自体。1本あたりおよそ20-22ページとむしろタイトとも言える分量ながら、日常パートをサクサク済ませ即座に本番へ移行するムダのないお話運びで充分すぎる濡れ場密度を確保。むろん七尾ゆきじ謹製ののたわわな双丘は前戯段階からフル活用され、つまんでよし舐めてよし挟んでよしとちんこの悦楽に全力ご奉仕だ。少々お下品なくらいにデカい乳暈もいやらしく(さらに淫猥な陥没乳首キャラも用意されております)、激しい腰の突き上げにシンクロしながら乳牛のごときビッグブレストを振り散らかしては幾度も中田氏されハート目絶頂する彼女らの淫乱ビッチアクメ顔百面相をゲップが出るまで堪能。
豊満ボディを執拗に見せつけられ衣服ではとうてい隠しきれない特大おまんじゅう2個が目前でポロリとくりゃ男子諸君矢も楯もたまらずドエロい肢体へダイヴイン決定。いきり立つ怒張を彼女の谷間へはさみこみ両サイドをハードに圧迫してもらいながらノドの奥深くへ第1ちんこ汁発射。休むいとまもなくアツアツの蜜壷へシャフトをねじこみ性器どうし干戈を交える。ゴリゴリ内奥を突き上げるたび女どもはラージおっぱいを独立した生きもののように揺さぶりつつ瞳にもお口からもハートマーク花ざかり。いよいよ日本語にならない咆吼を放ちだらしないアヘ顔さらしながら昇りつめてゆくエロメスどもの子袋めがけ2度3度とザーメンの奔流をお見舞いだ。
個人的嗜好によりおねショタ風味のシチュや一部お歳を召したヒロインだとマイちんこの角度がダウンしたものの、総体としておそろしくユースフルでありコストパフォーマンス良好の処女作品集。この本はわりかし抜きに徹したシンプルな趣向だけど直近の雑誌掲載作ではヒロイン造形もお話のノリもさらに芸風の幅を広げようという意図が見えるので、より洗練の度を増すであろう次回単行本も楽しみだ。どの女子もエロすぎて息子も大変だったが、なかでも短躯男子×長身女子の幼なじみ同士が夏の海辺でいきなりオトナの関係へ前進「夏のはじめて」と、毎日押しかけてくる幼なじみ女子と流れのままガチファック「許してくれる?」の幼なじみネタ2本がたいそう秀逸でござ候。
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