2017-11-25

今月のメイド刑事。

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-神代竜「シルシ」ワニマガジン社 ISBN:9784862695246
話△ 抜○ 消小 総合○

山奥の名門女子高へ赴任した新任教師の主人公は女生徒たちに取り憑く謎の呪いを膣内射精で解くべく日々性交にはげみ……表題作長編6話&巻頭フルカラープロローグ&番外前日譚1本。怒濤のごとく盛りつけられたタナボタJKハーレムと謎が謎を呼ぶ学園サスペンスの両方を美味しく摂取の作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
どこからめくってもファックファックファック!の超絶抜き物件たるこの人の処女単行本「お嬢様のメイド事情」が世に送り出されたのが2014年のこと。それからおよそ3年半のかなり長いインターヴァルをちんこイライラさせながら待ちこがれていたのだが、ようやくこの新作が当地へも届いていまにも我が砲身が破裂しそうですよ!
オーソドックスなアニメ/ゲーム系の絵柄はきわ立って特徴的というわけではないものの売れ線の要素をすべて兼ね備えた訴求力の高いもので、その破壊力はキュートな金髪女子がビッグおっぱいをまろび出し下腹部をくぱぁのドスケベすぎるカヴァーイラストが身をもって証明。中身のモノクロ原稿もまったく見劣りしないクオリティで、2015年末~直近の「コミックゼロス」掲載分と最新執筆のものばかりだ。ワニマガ物件はすべて内容見本&購入特典紹介が完備の単行本情報ページにアクセス可能なので、神代竜初体験の方はまず一瞥しておくべし。
以前からハイティーン巨乳女子中心のラインナップを堅持する作家でそれはこの最新刊も同様。お嬢さま学園舞台ということで制服に身を包んだ深層の美少女たちが勢ぞろいし、そこへ美人教師&学園長のアダルト勢まで参戦の豪華ラインナップだ。わずかな例外を除きいずれもたわわな乳房に大ぶりのヒップというグラマラスな造形でありおっぱい星人大歓喜。そんな彼女らが主人公相手に惜しみなく股間のその奥までご開帳しまくってくれるのだからまことに辛抱たまりませんね!
読み切りや数話の連作からなっていた1冊めとは異なり、今回は頭からシッポまでまるまるタイトル・チューンで占められる。といってもラスト収録の第零幕(話数カウントは「幕」となる)のみは本編より少し前の時間軸で前生徒会長が複数ちんこに蹂躙されるダークな番外編で、冒頭から第1~最終幕までがいわばメインエピソード。人里離れた少女らの学び舎「聖セフィリア女学園」へ赴任した新任教師・三上司(みかみつかさ)は、出勤初日から学園長・霧条絢香(きりじょうあやか)と保険医・水野怜子(みずのれいこ)から女生徒たちに伝染する呪いとその解呪方法を教示される。身体にあざを浮かべ精液を求めて徘徊する少女を見つけ出し膣内射精することで彼女らを正気に戻す必要があるというのだ……てなわけでナマ中田氏ハーレムが合法化され物語が開幕。以後清楚なクラス委員長や彼女の親友、百合カップルに厨二病女子など多種多様な女生徒たちにドプドプ精を注ぎまくるのだが、中盤以降はそれに加え学園長ら大人組の過去の因縁が提示されそこから思わぬ真相が明らかになってとストーリーは複雑化の一途だ。さまざまなどんでん返しののちようやく彼ら彼女らのお話は締めくくりに到達するのだが、それについてはみなさま自身の目でご確認を。率直に言って後ろの方はかなり錯綜した展開でいささか収まりはよくないのだけれど、ともあれ力業でハッピーエンドへ持ちこんだことで読後感は良好だ。
物語性をほぼ排除しひたすらちんこまんこの真剣勝負に徹していた前作に比べ作劇にも力点を置いたことで純粋な実用度はやや後退したものの、神代竜ならではのダイナミックボディ乱れ撃ち&ザーメン連発特濃ファック絨毯爆撃は依然としておそろしくユースフル。とりわけピキピキちんこ&ヌレヌレまんこがガッチリ噛み合い絶え間なく擬音を放ちながらエンドレスでこすれ合う性器結合描写やうっとりハート目ではしたなくイクイク連呼の極上アクメ顔百面相が壮絶に読者の勃起中枢を刺戟するのだ。むろんハーレムもののお約束である複数の蜜壷をいっせいに並べての乱交シーンも抜かりなく配置され、すべての女子の愛情と肉体とを独占する愉悦に心身とも打ち震える。
純情可憐な少女らは突如その滑らかな体躯に淫紋を浮かべ瞳をうるませながらとことん胤を搾取せんと発情モード全開だ。淫蕩なメスの貌で股間にしゃぶりつき絶妙な舌技を駆使してたちまち第1ちんこ汁を搾取。なおも執拗に求めてくる彼女の準備万端な秘密の花園へただちに怒張をねじこみハードに内奥を摩擦するたびグポグポ音がもれ上のお口からは淫語マシンガン雨あられ。すっかり陶酔しきったイキ顔さらけ出しきゅんきゅん膣内を締めつけながらしきりに中田氏をおねだりするヒロインズのドスケベまんこの最深部めがけ大量のザーメンを怒濤のごとく放出だ。
お気楽極楽エロスに飽き足らず物語にスリル&サスペンスを導入せんとする高い志は買えるのだけど、本作に関してはそれが若干空回りし濡れ場と齟齬を起こした印象。単純に使い勝手のみを追求するのならシンプルな女体回転寿司に徹していた方がとは思うが、ここでそれをよしとしなかった判断がいずれ作家としての成長につながるはずだ。むろんそれは既刊と比較しての話で、もとよりエロのポテンシャルでは業界有数の人だけにひとたび購入すればティッシュの消費量が急増すること間違いなし。十人十色よりどりみどりな女子連中のなかでは、ほぼメイン扱いであり表紙にも抜擢のド迫力ボディ編みこみ髪優等生・サラさんの日常の清楚な笑顔とエロシーンでのはしたなさすぎる行状とのギャップにグッと来まくりでございましたよ。

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