2018-01-08

本年度の特別史跡。

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-かいづか「ふにちちている」ジーオーティー ISBN:9784814800629
話○ 抜○ 消小 総合○

三十路童貞の高校教師が教え子3人から次々迫られ一転ウハウハ中編3話+同級生女子のえっちなご恩返しに辛抱たまらずガチファック本編&描きおろしショート後日談+独立短編6本。キュートフェイス&たゆたゆバストの女子連中がどこかで見たことあるよな物語に乗っかって明るくドエロく乱れまくりの夢空間実現な作者最新刊はトータル7冊めにして当社発の第4弾コミックスだ。
ふんわり柔和なタッチとそれに似つかわしい朗らかなコミカルエロスとを武器に2010年代初頭あたりから息の長い活躍を続ける。いくつかの版元でお仕事したのち数年前からはこの出版社の看板誌「comicアンスリウム」をホームグラウンドに定め安定した供給体制を実現。現在は月刊のエロ漫画誌でも作家陣の執筆間隔は隔月もしくはそれ以上空くこともめずらしくないが、この人は筆が乗れば連続掲載もやってのける豪腕だ。それゆえコミックス刊行ペースも順調で、前単行本「六畳ひと間メイドつき ~増量ちゅう~」発売から1年半弱の比較的短いインターヴァルでまたお目見え。
ひと目で「やわこそう!」と感想が口に出るふっくらソフトな絵柄がデビュー当時から最大のリーサル・ウェポン。初期はやや粗さが目立ったけれど最近は描線に迷いがなくなりデッサンもしっかりしてすっかり完成の域だ。とりわけ今回は2016-17年のアンスリウム掲載分と最新原稿ばかりゆえそのクオリティは折り紙つき。よってカヴァーイラストに惹かれての衝動買いもなんら問題ないと思うが、不安な方はこの版元恒例の単行本情報ページで内容サンプルを見ることができるので先にそちらを参照すること。
これまでほぼ一貫してティーンエイジ巨乳/爆乳ヒロインを描き続けている作家であり、それはこの最新作品集でも不変。とりわけ今回は大半が制服女子であり、カッチリしたスクールウェアでも隠しきれない特大の双丘がその存在を激しく自己主張するさまがまことに眼福だ。作画の印象を裏切らず女の子たちのキャラメイクも基本ゆるふわ系で、どこか抜けてたりムダにテンパったりのコケティッシュな造形にニヤニヤが止まらない。
お話の方も従来路線のライトラヴコメ専科となるが、今回ひとつ異なっているのはすべての作品が民話やおとぎ話などおなじみのモティーフを基調にしていること。鶴の恩返しや舌切り雀など日本ベースのから赤ずきんちゃんだのオズの魔法使いだの西洋童話まで多様な素材をスムーズに換骨奪胎しウェルメイドな快活エロスへと仕立てあげる巧みな手腕が光る。とはいえ元ネタを知らずとも学園舞台の普遍的なタイマンラヴとして受容することも可能で、かいづか特有のどこか脱力した雰囲気を堪能しつつ最後にはガッツリ息子もフル活用だ。
1本あたりほぼ20ページ固定のそう多くない分量ながら、むっちりボディが画面狭しと乱舞し怒濤のごとくちちしりまんこが行き交う派手派手しいヴィジュアルにより濡れ場は充実。とりわけこの人最大のウリであるエクストララージバストは揉んだり舐めたり挟んだり大いに使役されていて、スレンダーボディから飛び出すご立派な2つのおもちが大胆不敵に揺れ動くさまはまさに垂涎。ここにおにゃのこ連中のトロトロイキ顔百面相やら1ページまるごと使ってのド迫力膣内射精フィニッシュシーンなど魅惑のエロ演出が加わるのだからティッシュの消費量もうなぎ登りですよ。
独り合点したり空回りしたりで女子たちなぜかゴックンボディを自分からお披露目してくれるのだからこりゃ据え膳食わぬは男の恥。魅惑の谷間にすかさず暴れん棒をはさみこみさっそくご奉仕してくれて耐えきれず先走り汁を発射。すでに濡れそぼち準備万端の秘密の花園へ屹立したままの怒張をおもむろにインサートし性器どうしの天下一武道会をスタート。正面からバックから次々に体位を変えつつゴリゴリ内奥を貫くたびほおを紅潮させ瞳をうるませながら甘ったるい嬌声を発する彼女の艶姿にいっそう興奮。未曾有の快感に体躯をよじらせしきりにナマ中田氏を懇願する彼女らのリクエストにお応えし、性の饗宴の締めくくりは子袋の許容量いっぱいに熱いザーメンの奔流をお見舞いだ。
必要以上に読み手の脳髄へ負担をかけない軽妙な作劇とたゆたゆバストてんこ盛りのダイナミックファックとが融合した、既刊同様のなんとも頼もしき精液分泌支援ツールだ。芸風が完全に固定化しているのはこの作家の場合むしろ美点だと思うので(逆にいまさら強姦輪姦転向とかガチシリアスに舵を切るとかされても困る)、今後とも信ずる道を貫き続けていただきたい所存。いつもどおりマイサンもお世話になりまくりだったが、なかでも押しかけヒロインがオドオドなんだか強引なんだかわからないアプローチを仕掛けてきたところを遠慮なくゴチになり「鶴野さんはとにかく恩を返したい。」/「鶴野さんはまだまだ恩を返したい。」連作と、実家から巨大パッケージで送られてきた幼なじみお嫁さんに気持ちよく子種放出の「山神さんがくれた嫁」でもって我が砲身を灼けつくほどに酷使。

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