2018-04-15

本日の一世風靡セピア。

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-OgataAz「いもうと発情ダイアリー」ティーアイネット ISBN:9784887746855
話○-△ 抜◎-○ 消小 総合○

妹とその友達2名の偉大なるロリまんこ3つを相手に精根尽き果てるまで射精しまくり中編3話+独立短編2本。最愛のヤンガーシスターを前にすれば禁忌など知ったことかとインセストタブーを犯しまくりの欲望に忠実なお兄ちゃん大活躍な作者これが記念すべき商業初コミックスだ。なお作者名はややひねくれた読み方で、この表記で強引に「おがたえいじ」と発音させます。
今回評価の俎上に載せるこの作家の存在を知ったのはじつを言うと商業媒体ではなく成年向けのオリジナル同人でのこと。いまから数年前にオタショップで適当に棚を物色していたところふと目に入ったこの人のショートヘア巨乳妹ちゃんとガチハメ三昧な薄い本をなにげなく購入したところこれが私的嗜好ドンピシャで、その年の個人的最シコ同人誌の栄冠をみごと勝ち取ったのみならずさかのぼって過去作品もいくつか買いそろえてみたり。しかしながら自分の本来のフィールドである商業誌にはいっこうに出てくる気配がなく(ただし異様に浩瀚なお仕事履歴をのちほど確認すると実際は古くから商業でも描いていたようなのだけれど)このままレヴュる機会もないだろうと思っていたところ2016年秋に突如TIの雑誌に登場したのだから驚天動地の衝撃ですよ。その後も継続的に掲載を続けストックも貯まってついに商業処女作刊行にこぎ着けたというわけ。
ロリっ娘がいきなりまんこくぱぁの挑戦的すぎる表紙は書店店頭だとなかなか購入のハードルが高そうだけど、俺っち通販なので無問題。オーソドックスなアニメ絵ベースの作画はけっして画力炸裂という雰囲気ではないものの、どこか牧歌的で読み手を和ませるタイプのそれ。TIにはめずらしく初出が目次にしっかり記載されており、それによると「バスターコミック」掲載作1本以外は当社の看板誌「COMIC夢幻転生」誌上で執筆されたもの。いちばん古くても2016年後半で新しいのだと単行本作業とほぼ並行しての作品とブランニューな原稿ばかりゆえ表紙と中身は完全コンパチだ。なお当社恒例のコミックス詳細ページでサンプル画像も見られるので、OgataAz未体験の方は先にそちらで画風の確認を。
カヴァーイラストでも明らかなとおり、この作家が得意とするのはロウ~ミドルティーンの発展途上ニンフェットたち。滑らかな体躯に華奢な四肢、そして起伏の少ないお胸や視界をさえぎるなにものもないスリットという具合にロリの記号をフル装備する。もっとも前出の同人や巻末短編のように巨乳JKも描きこなし状況次第でさまざまな需要に応えられるタイプだ。しかしながらお歳よりもOgataAz作品ヒロインの立ち位置としてもっとも重要なのが「妹」だということ。一部非血縁も存在するとはいえ、構図としては年長男性主人公×実妹or年少妹的存在のカップリングを同人でも商業でも堅持する。ずっと同じ家で時を過ごしてきた、目に入れても痛くない庇護の対象に禁断のインブリードを仕掛けるわけですね。
かくして物語のありようは冒頭連作でも後半部の読み切り群でも兄妹近親のスキームを貫く。実質的な表題作に相当の巻頭中編「お兄ちゃんはだれのもの?」では実妹&その友達2名(おっぱい大・中・小)とのインスタントなハーレム、短編その1「お風呂でプール」はJS妹との甘々無知ックス、短編その2「雨宿り」においては巨乳JK妹とのセンティメントな叙情派エロスという具合に多種多様なインセストラヴを展開だ。スパッと快楽追求に割り切って物語的コクをあえて捨象するのもしっとり情緒豊かに恋愛模様をつむぐのもどっちも美味しくゴチになりご満悦。
OgataAz最大の武器はなんと言ってもエロシーンそれ自体。TI物件らしく1本あたり36-44ページの膨大なヴォリュームの多くの部分がファックに費やされまことに濃厚だ。全員やたらとビッグなお兄ちゃんたちの男根をねっとりくわえこむ執拗な前戯からはじまり各種の性具をフル活用しての中盤戦を経て華奢な体躯をホールドしながらの執拗な抽送シーン、そして大半の作品で膣内射精複数ラウンドのド派手な中田氏フィニッシュと行為内容がとにかくリッチ。アヘ顔百面相に淫語マシンガン、性器結合/射精断面大量フィーチャーなど現代エロ漫画に不可欠の各種演出も盛りだくさんで、このプレーンな絵柄からは想像もつかない超高密度の濡れ場を前に読み手のティッシュ消費量もうなぎ登りだ。
血のつながった家族に懸想する後ろめたさも当の妹から好意を打ち明けられればもう愛はノンストップ。ただちにベッドインしお兄ちゃんちんこを彼女の目前に差し出した刹那それはお口へ含まれハードなご奉仕ののち先走り汁を搾取されるに至るのだ。もはや血縁タブーなどおかまいなしに屹立した怒張を前人未踏のお大事へ突き立て粘膜どうしの摩擦運動を開始。ちんまい子宮を突き上げられるたびまだしちゃいけないトロけ顔を見せつけてはされている行為の一部始終を実況するヤンガーシスターズの痴態にいっそう興奮。しきりに膣内射精を懇願するヒロインのリクエストにお応えし実妹まんこの最深部めがけ2度3度4度と血族ザーメンを雨あられと注入する。
髪型や胸サイズで差別化が図られているとはいえお顔の造形にヴァリエイションが乏しい感があり、また膣内射精チュチェ思想者たる自分は物語の都合上登場する一部のゴムつきファックだと若干実用度が低下したものの、そのへんをさほど意に介しないのならおそろしくユースフルな近親ハードエロ物件として股間の慰安に大貢献してくれること疑いなし。余談だがこの人に限らず比較的ロリの陣容が薄かった夢幻転生も昨今は本格的な年少ヒロイン漫画が増えてきたので、従来同誌を敬遠してきたつるぺたスキーも現在ならお金を払う価値は充分にあるかと。そう言いつつこの作家の描くおっぱい女子が大好物なワタクシとしては、必然的に巻末収録の家事万能巨乳メガネっ娘妹と夕立に濡れつつ結ばれて……の「雨宿り」が本作中のフェイヴァリット作品。

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