2018-06-07

今晩の低燃費少女。

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-ZUKI樹「睡眠レイプ」ティーアイネット ISBN:9784887746947
話○ 抜○ 消小 総合○

実の叔父により寝ている間に処女喪失&肉体開発されまくりの少女はやがて昼間から執拗に犯され無理やり快感を引き出されて絶頂長編5話+独立短編1本。性のなんたるかも知らないロリっ娘を睡眠薬で眠らせ凌辱調教フルコースの極悪非道エロスを頭からシッポまでてんこ盛りの作者最新刊は黄色い楕円物件としての第10弾コミックスだ。
この人の漫画作品についての過去のイメージとしては、おおむね巨乳ヒロイン相手に一風変わったシチュをくり広げつつもラストはさわやかに収束という感じ。しかしながらしばらくこの作家とはご無沙汰だったところひさびさに買った去年刊行の前作「ひどいことしないで」ではその印象が180度くつがえるつるぺたっ娘ガチ輪姦強姦地獄絵巻が展開されていたので心底驚愕した。その衝撃もまだ鮮明なところ、わずか1年ちょっとの短いインターヴァルでの再会である。
大まかには端整な一般青年誌系の絵柄の範疇ではあるけれど、クッキリ鮮明で乾いた雰囲気の画面造りは他に類例のないユニークなもの。すべて当社の総合エロ漫画誌「COMIC夢幻転生」掲載分となる今回の収録作たちは前単行本刊行後の原稿オンリーゆえ最新型ZUKI樹のシャープな筆致が堪能できる(最近になりTIの単行本も初出の掲載誌/時期までキッチリと明記されるようになりありがたい)。むろんいつものように版元提供のコミックス詳細ページで内容サンプルの閲覧および1話試し読みができるので、本屋で見本を手に取れない環境の方も安心。
今回よこしまな欲望の餌食となる女性陣は冒頭長編/巻末読み切りとも華奢な体躯の義務教育世代ガール。巻頭作の方は母娘丼シーンが数ページ挿入されているので完全つるぺた専科とは行かないものの、基本的には昨今のZUKI樹漫画の路線をそのまま踏襲だ。ほんのわずか存在する日常パートでは無邪気な笑顔を見せている彼女らも即座にこの世の地獄へ堕とされたちまち苦悶の表情を浮かべるのだからまことに無残ですね!
巻末収録のハイエース輪姦短編「おうちにかえれない」も充分すぎるほどヒドいのだが、今回はあたかも作者の憎悪が一心にヒロインへ向けられたかのような冒頭長編「眠り姫」について詳述したい。立派な医師の父と凜とした美女の母、2人の愛に囲まれ経済的にもなに不自由なく育てられた少女・立花沙紀(たちばなさき)。しかしながらベッドで安らかに眠る沙紀の部屋に忍び込み彼女を全裸にしてスマホで撮影する男がひとり――沙紀の叔父で同居人の直樹(なおき)である。彼は沙紀に強力な睡眠薬を盛り昨夜その純潔を奪ったのだ。その後も毎晩のように彼女の肉体をむさぼり執拗に膣内射精をくり返す直樹、そして沙紀の方もしだいに異変に気づいてゆく。半年が経ち単なる身体の変調ではない悪寒に襲われた沙紀に直樹が告げる衝撃の事実、彼女は執拗に中田氏され続け眠りながら妊娠させられていたのだ!(ドドーン)……てな具合に真相が判明したのちは薬も使わず朝晩直樹に犯され続け、やがて登校中にも性具を挿入され衆人環視のなかイカされる沙紀。送迎の車中でもお漏らししてしまい恥辱に打ち震える彼女は帰宅後も休みなく小さな肢体を蹂躙され続けるのだ。意を決し大人たちへ助けを求めても願いは届かず絶望する沙紀に突きつけられた最後の秘密は……みなさまご自身で見てのお楽しみ。とまあ前作から引き続き勧悪懲善救いレスの壮絶な生き地獄がヒロインを襲う不快感100%のZUKI樹ワールドに目からもちんこからも涙が止まらなくなること必定。以前のハートウォームな漫画作品を知る身としてはこの壮絶すぎるギャップを目の当たりにして作者になにがあったのだろうとつい嘆息してみたり。
必然的に濡れ場の方も悪逆非道の強姦輪姦フルコース。コミックス表題にあるような睡眠姦は比較的早い段階で通常エロへ変化するのでその意味では若干看板倒れだけども、以降の壮絶な凌辱調教満漢全席を前にすればそんなのは些細な瑕疵。ことに各種エログッズをフル活用してのえげつない女体責めや狭隘な子宮口を容赦なく突き上げ子袋の奥まで大人ちんこをゴリゴリ突き立てる凄惨な結合断面図付きファックがなんともサディスティックなのだ。白磁のごときお肌を傷だらけにし内臓も変形するほどに男根をねじこまれて嗚咽し絶叫するヒロインの目をおおわんばかりの受難劇につい股間をたぎらせてしまうのもまた悲しき男のサガよ。
見知らぬうちに性感を開発されついには孕ませられた少女は絶望に打ちひしがれることすら許されず引き続き幼い肉体を蹂躙され続ける。いまや白昼堂々凌辱される彼女は凶悪な巨根で無理やり淫裂をこじ開けられ堕胎により広がったポルチオをしつこくこすり上げられ望まぬ快感に四肢を震わせ随喜の涙を流すのだ。無意識のうちに精液なしでは生きられぬ身体に仕込まれた小学生まんこにまたしても大量のザーメンがぶちまけられ強引に昇天させられるヒロインの終わりなき性のサバトは続く。
長編主体となったことでいっそう性的調教のハードコア度が増し物語のえげつなさにも拍車がかかってもはや読む危険物状態だ。イチャラヴ好きに推奨しかねるのはむろんのこと、ちょっと過激なプレイが読みたい程度の認識で手にするのも非常にリスキーなので、充分な覚悟をしたのち購入に踏みきるべし。あとこれでやってないのは人体改造とか四肢切断くらいしかないので次回作がどんなことになるかいまからドキドキですね。ともあれ全編通じヒドい目に遭わされ最後には衝撃の事実まで明かされて踏んだり蹴ったりのヒロイン沙紀ちゃんにせめて小さな幸せのあらんことを。

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