2018-09-15

今週の節電目標。

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-平野河重「絶望少女群」ティーアイネット ISBN:9784887747043
話○ 抜○ 消小 総合○

汚れを知らない純真な少女らが悪辣な罠に堕ち問答無用で犯されて短編全5本。ひそかに思う相手やかけがえのない家族が無残に強姦輪姦の限りを尽くされ前後の穴へ白濁を注ぎこまれる凄惨な光景を救うこともできずただ見せつけられるだけのこの世の地獄に直面させられつつも意に反し下腹部は屹立しっぱなしの作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
事前になんらインフォメイションもなく購入したこの人のデビュー単行本「制服アナらいず!」は普遍的なキュート&グラマラス女子連中が大々的にフィーチャーされるよくある系統と思わせてアナル特盛だったりメカクレっ娘推しだったりとキッチリ個性を出しており感心したのを覚えている。そうして大いに楽しませてもらったのだからと、ほぼ3年の歳月を経てリリースのこの第2弾作品集も深く考えずレジへ持参したのだけど、帰宅後ページを手繰ってみるとそこには思わぬ世界が広がっていたのですよ。
タイトルや表紙デザインのおどろおどろしさに一瞬ひるんだものの、中身のモノクロ原稿は1冊めと同様に端整なアニメ/ゲーム系のキャッチーな絵柄でひと安心。例によって収録作の初出記載がないがググってみると2016ー18年にかけての「COMIC夢幻転生」(当社刊)掲載分を収録と直近作品ばかりで作画の安定感も抜群だ。TI恒例のサンプル画像&1話まるごと試し読みへのリンクが用意されたコミックス情報ページでヴィジュアルの雰囲気がつかめるので、近所に見本を置いている書店のない方でも購入前チェックは容易。
オール制服ヒロイン構成だった前作から基本路線を踏襲し今回も宅急便配達員1名を除き女学生がズラリと並ぶ。唯一の社会人ちゃんもルックス的にはハッキリと童顔寄りで実質的にはティーン互換でよろしいかと。そんなあどけないフェイスなのにボディの方はみなさんご立派で、作中では巨乳扱いされない娘さえ人並み以上のたわわな双丘をお持ちで非常によろしいですね。ただしふんだんに投入されていた目隠れ女子が今回皆無なのは残念で、平野河重漫画を読む楽しみが半減してしまい複雑な気分。
前作では明暗の按分もさまざまなアラカルト料理の趣だったけど、帯にわざわざ危険マークを附与したようにこの新刊は明確にダーク方向へ舵を切った。収録5作品のうち1本のみは行為を強要しつつも最後は甘めの余韻をただよわせるものの、残りはすべて女の子の人権を徹底的に蹂躙しボロ雑巾のように犯しまくってポイ捨ての純度100%凌辱物件。それも明るい妹だのけなげな娘だの純真な片思いの相手だのが極悪非道のDQNどもに組み敷かれ目の前で無残に処女を散らされては穴という穴に男根をねじこまれるというのに男子サイドはそれを止めることもできない徹底的に無力な存在として描かれより凄惨さをきわ立たせる。いくつかのお話ではそんな彼らすらレイプの現場へ引きずり出され行為へ加担することを強いられるという地獄マシマシのトッピングが加えられまことに無残。そんな劇薬ばかりを摂取してなんら問題なしという鉄の胃袋の持ち主以外には積極的にオススメしない。
当然のごとく濡れ場はレイプ一辺倒となり、短編といいながら1本あたり最長42ページにもなる大容量のほとんどが強姦シーンで占められる。収録5本のうち1on1が2作品でそれ以外は輪姦とちんこ単独/複数制どちらのニーズにもお応えだ。平野河重漫画の特色であるアナルの重用は今回も遺憾なく発揮されていて、四肢を拘束され抵抗するすべを失った少女の前後の穴を交互に犯しつくしては子宮へ直腸へ代わる代わるザーメンが注がれる。ついでに悪乗りした野郎どもから精液のみならず異物だの尿だのよけいなものまでぶちこまれて女の子の受ける屈辱も倍増し踏んだり蹴ったりですよ。
無邪気に抱きついてくる妹や父の仕事を陰で支える娘が気がつくと不埒な男どもに拉致され制服をはぎ取られ乱暴に押し倒される。強大な力で自由を奪われなすすべなく豊満なバストをさらけ出されて屈辱に涙するのは序の口、すぐさまこんどは下腹部を露出され肉ヒダをかき分けて一気にシャフトをねじこまれるのだ。破瓜の痛みに絶叫しても救援の手は差し伸べられず乱暴にストロークを刻まれて少女は悶絶。さんざん蜜壷をなぶり尽くされると次は菊門にも怒張の侵入を許しこちらも粘膜を乱暴にこすりあげられるたび四方八方へ阿鼻叫喚の金切り声が響きわたってむごたらしい限り。全身を分泌物まみれにしなおも泣き叫ぶヒロインの前後の穴へとどめの特濃ザーメンを内臓深く打ちこまれたその刹那、かつては希望に輝いていたその瞳からは永遠に光が失われ人形と化したかのように四肢の力は抜けグッタリと彼女は床にくずおれるのだ。
女の子が徹底的にヒドい目に遭いまくる強姦輪姦雨あられの惨劇をスコールのごとく大量にぶちまけられて読者の神経もすっかり打ちのめされること必至。そう言いながらも目前の受難劇にいつしか息子がギンギンになっているのに気づき深い自己嫌悪にとらわれる倒錯的な愉悦につい身をゆだねてしまうのだからまこと人類とは罪深い生きものよ。かくのごとく訴求対象を選びまくる作品なので万人に推奨できるものではないけれど、おのれの鬱勃起体質を自覚している方ならいちど手にしてみては。今回収録のお話たちのなかでは、同級生女子の策略により自身は見ず知らずの男どもに輪姦凌辱の限りを尽くされるかたわら想い人まで奪われて「名前を呼ばないで」と、ドジっ娘宅配員が粗相のおわびに客先でメイドコスプレ服従プレイの「宅配! マイドール」(この話のみ若干ライト志向)の2作品が私的フェイヴァリット。

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