2019-02-02

今晩の喜び組。

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-わなお「アンチアガール!」茜新社 ISBN:9784863497511
話○ 抜○ 消小 総合○

生活に疲れ心病む男たちを少女たちが無償の愛で癒しまくり表題作オムニバスシリーズ5本+独立短編2本。たわわな肢体をフル活用し性欲処理に全身全霊で尽くしてくれる聖母のごときヒロインズに身も心も甘えまくれる至上のヒーリングスペースが広がる作者これが記念すべきファーストコミックスだ。
諸事情あり定期購読しなくなってしまったうえ先日残念ながら休刊した当版元のJK専門誌「コミック高」はしかしながらその驚異のスカウティング能力で多数の有望作家を発掘し我々に提示することで業界の発展に貢献したといえよう(そして縮小営業ながら後継誌も発刊される)。そんな同誌から飛び出した期待の新星のひとりがこの人。
チアコス女子たちがその豊満なボディを景気よくさらけ出し我々を熱烈歓迎のカヴァーイラストでいきなりツカミはOK。中身の白黒原稿も非常にポップ&キャッチーなアニメ系の絵柄で、エロ漫画というよりヤンマガだのヤンジャンだの一般青年誌でフツーに描いてそうなメジャー感がある。例によってここは収録作の初出をまったく明記してくれないがおそらくはすべてコミック高掲載分のはずで品質は高値安定。出版社公式サイト内の単行本紹介では書誌データが参照できるのみだが、作者pixivアカウントで表題作第1話のサンプルをおがむことができるので、不見転のジャケ買いに不安を覚える方は先にそちらをチェックしておくのをオススメ。
後述するように本作は連作パートと読み切り群とに二分されるのだけど、コミック高掲載分となれば当然どちらもヒロインはJK専科。愛らしいお顔に大人顔負けのド迫力ボディが付属したみんな大好き童顔巨乳女子が勢ぞろいだ。唯一登場するママンも熟女感よりはキュートネスがきわ立つ造形で青い果実スキーの自分もこれなら大丈夫。生真面目なのからギャルギャルしいのまで多種多様なティーンズ連中にこぞって甘えまくれるのだからたまりませんな!
巻末収録の短編2本を除くコンテンツの大半は単行本タイトルにもなっている連作シリーズ「アンチアガール!」。要はよくあるチアガールエロの体裁をまとっているのだが、わなお漫画における彼女らは「がんばって!」と男子諸君を激励するのではなく、むしろ逆に「がんばらないで!」とひたすらご奉仕し甘えさせるのが応援スタイルなのだ(ゆえにアンチア=アンチ(反)チア(励まし)なのである)。その慰安対象も花形のスポーツ部員などではなく仕事疲れのリーマンや虚勢を張るボンクラ学生など社会のカースト下位に位置するものであり、ままならぬ人生に疲弊した彼らを無条件で受け入れ全力で甘えさせることに生きがいを覚える少女たちの青春性様をヴィヴィッドに展開。完全なオムニバスとも一連のシリーズとも言えない微妙な描かれ方ではあるけれど、多種多様なアプローチで性欲処理に尽力してくれるさまに我々読者もすっかり骨抜きですよ。読み切り群も構図としては冴えない野郎どもに無償の愛を注ぐ少女たちの物語と、この作家は徹底的にヒーリングエロスのみを我々の前に押し出してくる。
1本あたり22-24ページの平均的な容量ながら、女子高生特有の弾むような肢体が画面狭しと乱舞する濡れ場はなかなかの対股間破壊力だ。バブ見あふれる彼女らのたわわな双丘に顔をうずめ小さな子供の昔に帰って頬ずりしながらハードに怒張を打ちこみJKママンまんこにガッツリ膣内射精のマーヴェラスな光景がどこまでも広がる。ド派手なイキ顔百面相やら大量にフィーチャーされる性器結合/射精断面図やらの各種エロ演出も盛りだくさんで、読み手の自慰表明を的確にサポート。
上司に叱咤され意気消沈の中年男性も社会からつまはじきのホームレスも、彼女たちは天使の笑顔で迎え入れその豊満な胸に顔を抱えこんでくれるのだ。10代特有の甘やかな香里に包まれながらいつの間にか股間はその谷間に包まれ両サイドから激しく圧迫されると同時に亀頭を舌先で責めたてられてたちまち第1ちんこ汁を放出。休むいとまもなく少女は屹立したままの怒張へ自分から腰を沈め粘膜どうしのハードな摩擦運動を開始。実母のごとく優しい言葉をかけながらもグラインドはいっこうに止むことなく、微笑みはいつしかトロトロのイキ顔へと変貌。ビッグバストをブリブリ揺らしながら法悦の態でよがり狂うヒロインの慈母まんこの最深部めがけ怒濤のごとくザーメンの奔流をお見舞いだ。
殺伐とした日常に心荒む貴方も、わなお漫画のもたらす癒しに満ちあふれた空間に触れるうちすっかり活力を取り戻せること請け合い。少年漫画さながらの軽快かつダイナミックな作劇は一方でしっとりした叙情はどうしても薄れるけれど、精神賦活剤としてはこの描き方で正解だと思うので引き続き我が道を貫いていただきたいもの。収録物件中ではやはりタイトル・チューンの存在感が圧倒的で、なかでも虚勢を張っていた幼なじみツッパリ男子をふだんはお堅い委員長がママンさながらに癒しまくってくれる第3話が一番の私的お気に入り。

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