2019-03-16

今宵の電気風呂。

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-トヨ「アソコ洗い屋さん!」ブラスト出版 ISBN:9784434256240
話△ 抜○ 消小 総合○

ギックリ腰の祖父の代打として実家の銭湯で背中流し人をやるハメになった主人公の前に犬猿の仲の同級生バレー部女子が現れこれ幸いと彼女の柔肌をまさぐるうち妙な雰囲気に……表題作長編6話(第1-6話、以下続刊)&巻末ショート描きおろし漫画。痩身マッサージと称しJKのたわわな裸身を揉み倒し白濁注ぎこみまくりのワンダーランドを具現化の作者最新刊は通算2冊めのコミックスにして当レーベルからの初見参だ。
ここ数年は電子配信のエロ漫画が怒濤の勢いで増え、そちら方面にはまるでうとい自分も気がつくといくつかの作品を評価の俎上に載せたりしている。そうは言ってもそれらのメディアに触れる機会はないので出会いはやはり紙の単行本になってからなのだけど、今回こちらを取りあげるのはこの人が紙雑誌「コミックバベル」に掲載した作品をまとめ文苑堂から去年5月に上梓されたデビュー作「なまいきドロップ」がたいそうナイスなシロモノで、以来その名を定期的にチェックするようになっていたところ新刊リリースの報が引っかかったというわけ。そういう経緯なので初出媒体を見ないでのお試し買いを刊行ですよ。
いくらかクセはあるけれどキュートなアニメ/ゲーム系の絵柄は誰にでも受容しやすいポピュラリティを誇る。いささか文字遣いがうるさいもののポップなカヴァーデザインも店頭で手に取りやすくグッド。残念ながら収録作の初出明記がないがググってみると1年前くらいからWEB配信されていた連載シリーズの中途までを今回単行本化したようで、電子ヴァージョンはまだまだ続いているようだ。そんなわけで配信時はフルカラーだったものがモノクロに落とされているのはともかく線画は直近原稿ばかりなので安定のクオリティ。なおトヨ未体験の方はサンプル画像のほか著者インタヴューまで盛りだくさんの単行本情報ページをご覧になったうえでの購入を強くオススメ。
1冊まるまるの長尺ものということでさっそくアウトラインを紹介。主人公の男子バレー部高校生・月島奏太(つきしまそうた)の実家は代々続く銭湯で、彼の祖父・源蔵(げんぞう)は名物の三助(背中洗い職人)としてテレビにも紹介される腕前。そんななか祖父がギックリ腰に見舞われ、ときおり手伝いもしていた奏太は急きょ代わりを務めることに。そこへ「ダイエットにも効果あり」と聞きつけ押しかけてきたのが同じ学校の女子バレー部員たちだ。そこへ混じってふだんはケンカばかりの同級生・結月葵(ゆづきあおい)の姿を見かけた奏太はお返しとばかりに彼女の身体を執拗に触るうち指先は秘所へと伸び、ようやく正体に気づいた葵の口封じのためさらなる愛撫を続けるうち彼女は昇天……というのが物語の発端。以後は巨乳キャプテン・佐々倉芽衣(ささくらめい)とも思わぬカタチで接触したりツンデレ風味の葵と関係を深めたりのウハウハ役得ライフを展開。web連載の現状を知らないので今後どういう方向へ行くのかわからないけど現状では明朗快活ラヴコメの枠組みのなかで進行しているので読み口爽快でざいますよ。
主人公の特技がマッサージということで必然的にエロスの舞台は実家の銭湯をはじめシャワー室だの旅館の大風呂だの開放的なシチュが中心。いまのところ前述した佐々倉キャプテンのスポット参戦を除けば基本的に奏太と葵のタイマンラヴでなんとも微笑ましい交歓ぶりだ。序盤こそツンツンしているものの中途からはすっかりバカップル状態で熱く口づけながら乱暴に性をむさぼる2人の甘々しくも激しいメイク・ラヴにニヤニヤが止まらない。
いつもは暴力的に接してくるアイツも体躯をまさぐられ敏感な部分を揉みしだかれるうちすっかり肌を火照らせ表情はうつろ。すかさず秘密の花園へ手を伸ばし執拗に奥を責めたてればたちまち発情モードでせわしなく舌先を絡めてくる。すっかり準備万端の蜜壷へいきり立つ怒張をねじこみ性器どうしの真剣勝負を開始だ。洗い場の湯気に包まれ2人して汗だく汁だくになりながらガツガツ交合に没頭し、最後は彼女のJKまんこの最深部めがけ白くねばつく液体を勢いよく叩きつけフィニッシュ。
物語はこれからというところでブツ切りの第1巻ゆえお話評価は保留とせざるを得ないが、メインヒロインはさっさと陥落しているのでこれ以上どう引っ張るのか見もの。あと電子配信初出ということで仕方ないのかも知れないけど、トヨお得意の詳細性器結合/射精断面描写がほぼ封印されていたのは個人的に残念。さすがに外出しだのゴムつきだの最悪なプレイではなかったぶんまだマシだけど、可能ならば次巻以降はモリモリ断面をフィーチャーしてもらいたいところ。あとショート巨乳大好きっ漢の自分はメインヒロインたるツンデレ長髪並乳っ娘の葵より短髪ド迫力おっぱいのキャプテンさんの方が断然抜けまくるので、今後彼女の出番がまた増えるといいなあ。

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