2019-05-05

今宵のワイドボディ車。

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-八尋ぽち「ひみチュッ」ワニマガジン社 ISBN:9784862696373
話△ 抜○ 消小 総合○

手出しすまいと決めていた親友の妹から熱烈に迫られ股間も無条件降伏連作2本+独立短編9本。人目をはばかる禁断のシチュにいっそう燃えあがりガッツリ膣内射精されては恥も外聞もなくイキまくるドスケベヒロインズのナイスな痴態を余すところなくお届けの作者最新刊は精液分泌支援物資としての通算6冊めにして成年マーク仕様としての5thコミックスだ。
売れ線まっしぐらのキュートなタッチとそれとは裏腹の淫乱ボディフル活用ストロングファックの両輪を武器に業界トップ雑誌の「COMIC快楽天」で長らく主力として活躍する人。中途からは同人活動にも参戦し好セールスを記録してますますお盛んだ。もっともその弊害で商業誌掲載ペースは昨今延びぎみで、2016年秋に上梓された前単行本「まん・ぴく」から本作リリースまでおよそ2年半と、この作家のプロダクトとしてはかなり待たされた部類。
たわわな双丘を隠すこともせず誇示してはなにやらえっちな液体ダラーリの蠱惑的な女子がいわくありげな視線を向けてくるカヴァーイラストは店頭での訴求力抜群。中身の白黒原稿も表紙の印象に準じたおそろしくキャッチーなアニメ/ゲーム系の絵柄であり、このあふれんばかりのメジャー感はさすがワニマガ物件といったところ。収録作すべて2017-19年にかけての快楽天掲載分と直近原稿ばかりゆえ作画の統一感も申しぶんなし。なお版元公式サイト内の単行本情報ページおよび著者ブログの発売告知記事でサンプル画像や各ショップ購入特典をチェックできるので、八尋ぽち漫画にはじめて触れる人もそちらを購入前に確認しておけば万全だ。
薄い本では元ネタに応じ老いも若きも貧乳も爆乳もなんでもござれのオールラウンダーだけど、快楽天では10代後半~20代前半あたり固定でキュートフェイス&ビッグバストのヒロイン造形となる。みなさんおこちゃまライクな童顔なのに首から下は成熟した大人女性のように発育しきった体躯というアンバランスがなんともエロティックで、ことにパン生地みたくふんわり柔らかいなかにもハリのある質感のおわん型おっぱい描写は絶品。指を這わせ力を入れたらそのまま沈みこんでいくかのような魅惑の双丘をいつまでも揉みしだいていたい誘惑に駆られるのだ。顔立ちはおおむね共通ながら細かく髪型を違えファッションの差異にも気を遣って誰ひとり相似形のヒロインがいないのはさすがプロのお仕事。
全作慎太郎シール誌掲載ということもあり、物語のベースは明朗快活エロコメ仕立て。先輩後輩クラスメイトに友だちの妹だの恋人の妹だの多種多様なカップルズの甘口ラヴ模様を軽やかに活写だ。また今回の収録作にはコミックス表題どおりに「秘密」が共通の裏テーマとして掲げられており、開けっぴろげなパブリック・スペースのなかで人目を盗んで……という場所的なシークレット、あるいは本来の恋人そっちのけで禁断の交わりを続け……という関係性的なシークレットの2つをフィーチャーし、これらいけない行為にいそしんでいるという背徳感をスパイスとして附加する。ページ数少なめでいささか展開は駆け足なものの、これら気の利いたアイディアと巧みなお話運びで楽しく読ませつつ読者の勃起中枢を大いに刺戟しまくる卓越した手腕はやはり長年業界最大手で活躍を続けているこの作家ならでは。
極上ゴックンボディをハードに使役のエロシーンはむろん八尋ぽち最大最強の武器。1本あたり16-20ページのタイトな分量でも日常パートをサクサク済ませすみやかに本番突入するのでファックは充実。ねっとり舌先を絡めてのキスから執拗に体躯をねめ回す前戯、そして粘膜どうし激しく摩擦し合うセックスに至るまで汗や体液にたっぷりまみれたシズル感だくだくの描写で淫猥さマシマシ。誰かに見つかりそうなスリルのなかいろんな分泌物噴き出しながらはしたなく嬌声を発し昇りつめてゆく彼女らの子袋いっぱいにくり返し粘度の高い白濁を注入。
衆人環視のなか人目をはばかる行為に没頭する2人は後ろめたさゆえにいっそう興奮。こっそり物陰に隠れ豊かな胸の谷間に顔をうずめながら敏感な部分へ指を差し入れると漏れてくるのはくぐもった嬌声。肌と肌を寄せ合い汗にまみれながら重ね合ううち彼女の蜜壷も準備万端。一気に奥までシャフトをねじこみ細かくストロークを刻みはじめるとたちまちメスの顔して法悦の態だ。激しく腰を使うたび全身を打ち震わせイクイク連呼の彼女のドスケベまんこめがけ問答無用で特濃ザーメンを叩きつけたその刹那2人してダブルノックアウト。
いつもながらに安定しきった作画品質ともっちりボディ乱舞の汗だく汁だくファックの応酬で愚息もご満悦。ただ本来はたいそう淫猥な性器結合/射精断面描写ができる作家なのに今回それらの場面が激減していたのと、1発出したら余韻もクソもなく終了の少々あっさりした幕引き多めなのが気になった。まさかエロ漫画家として枯れたなどとは思いたくないので次回作ではこれらの充実を望みたい。ともあれ既刊同様にマイちんこはたいそうお世話になりまくり、なかでも本来の彼女そっちのけでその妹に手を出しトランジスタグラマボディを堪能の「お姉ちゃんにないしょ」と、まんこが狭くて男にフラれ続きの美少女を短小男子がその粗チンでなぐさめて「運命の性器」の短髪低身長巨乳ヒロイン登場2作品で精根尽き果てるまで抜きました。

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