2019-06-02

今月のニュー・ヨーロピアンズ。

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-ぶーち「ウルトララブラブ愛してるっ!!」コアマガジン ISBN:9784866531502
話○ 抜○ 消小-中 総合○

ドSお嬢さまが権威をカサに生真面目執事くんへセクハラ三昧連作2本+押しかけ貧乳悪魔に精液搾取されまくり本編&ドスケベ爆乳悪魔さんも参戦し股間は大忙し続編+牛娘ウェイトレスお姉さんの過剰サーヴィスに別のミルクをしぼり取られ連作3本+独立短編6本+巻頭フルカラーショート1本。ムチムチボディのセックス大好きっ娘どもが豊満な肢体をフル活用しザーメン強制収用に没頭の淫猥すぎる光景を淫語アヘ顔まんこ乱射でお送りの作者これが記念すべきファーストコミックスだ。
いろいろあってコアマガの雑誌群を定期購読しなくなりなん年か経過しているのだが、依然として起用する作家陣はたいそう魅力的なので単行本にはしばしばお世話になっている。このたび評価の俎上に載せるこの人もネット上でいろいろ話題になり現物を見ずともその存在を知っていたのでコミックス発売を楽しみにしていたのだけど、一昨年くらいにはもう刊行の噂が立っていたのにその後ずっと告知がなくヤキモキ。でも先月くらいにようやく予定表にエントリーされめでたく購入に至った次第ですよ。
ド迫力おっぱいを惜しみなくさらしたおにゃのこが陶酔しきったアヘ顔を披露のカヴァーイラストはたいそう訴求力が高い。さっそくページを手繰り出てくるのも非常にキャッチーなアニメ/ゲーム系の絵柄で、細かな線でザクザクつむがれた上にコッテリとトーンが乗っかる情報量の多い画面が印象的だ。当社の「コミックホットミルク」誌上で2012-17年にかけ掲載の物件立ちを収録のこちら、執筆時期がけっこう幅広いわりには作画の新旧差もあまりなく表紙のみ見ての衝動買いでも第1印象を裏切られることはないはず。ちなみに版元公式サイト内の作家別情報ページおよび著者pixivアカウントの発売告知エントリからサンプル画像やショップ購入特典を確認できるので、あわてて書店へ向かう前にそれらをチェックしておくのがベター。
この魅力的な筆致から生み出されるヒロイン連中はハイティーンから子持ちママンまで多彩だが、一部人外さんがいたりどう見ても設定意味ないだろという年齢不詳さんがいたりでお歳とルックスは関係ない感じ。ただ年長設定の女子でも顔立ちはたいそうキュート寄りゆえ熟女スキーには回れ右推奨。表紙絵みたくはち切れそうな超弩級グラマラス系の娘が主体ではあるものの、この種の物件にしては並乳さんもそこそこいてひと筋縄ではいかない。なんにせよバストサイズを問わずやけにツヤツヤテカテカのお肌の照りやむやみにウェッティな皮膚の質感は共通で、ムワッと匂い立つような牝臭が紙からもただよってきそうなアトモスフィアをかもし出す。
かくもエロティックな彼女らが乗っかる物語たちはいずれも明るく楽しくちょっとアホの明朗快活エロコメ専科。普遍的な1on1のイチャラヴを中心に据えつつ3Pだの多人数も適宜投入し読者を飽きさせない。オハナシの趣向として特徴的なのは大半の作品においてヒロイン側がグイグイ行為を主導することで、自分から男子の弱い部分を責めたてたりギュッとしがみついたりの積極攻勢に野郎どもは流されるまま無条件降伏ですよ。むろん最終的には両者ラヴラヴに帰結する幸福な決着で締めくくられるので不快感などまったくなく、愛すべきバカップルズのコミカルな言動に読み手のニヤニヤも止まらない。
徹底的に甘口仕立てのストーリー展開でありながら濡れ場はなかなかにハードコア。1本あたり16-20ページとタイトな分量ゆえヴォリューム満点というわけではないのだけど、ド迫力ボディが画面狭しとのたうち回り大量の分泌物が行き交う派手派手しいヴィジュアルが目を惹きまくる。とりわけ淫語と擬音とがものすごい密度で散りばめられ四方八方に噴射されるオノマトペ・シャワーとでも称すべき言葉の奔流のなか性器どうしハードに合従連衡しながら汗と涙とよだれまみれでイキ狂うヒロインの扇情的すぎる痴態がまことに辛抱たまらない。はしたなくちんこまんこ絶叫しながら子宮の奥へ白濁注がれアクメ連発する女子連中の壮絶な光景に股間の休まるヒマもないですね!
自分から男子のちんこにしゃぶりついてはチロチロ亀頭を刺戟しあっさりと第1ちんこ汁搾取の早業を披露する。休息など許されずサクサクとシャフトへ腰を下ろしすでに準備万端の蜜壷をキュッと締めあげるものだから彼氏も大変。これじゃ男の沽券に関わると本気を出しガツガツとストロークを刻みはじめるとこんどは彼女らエロワードを乱射しながらビクビク体躯を打ち震わせ激しくイキまくり。ほおを朱に染め目を回しながら未曾有の快感に身をよじらせるさまがむやみやたらと淫猥だ。下品な単語を際限なく口にしてドスケベボディを激しく揺さぶりながら昇りつめてゆくヒロインの淫乱まんこめがけ特濃ザーメンの奔流をくり返し叩きつけ性の饗宴はいつまでも止むことなし。
おそろしくキャッチーな作画でもって淫語マシンガン連射のダイナミックな濡れ場を問答無用で読者の脳裡に刻みつけるナイスな精液分泌支援装置だ。描きこみが細かすぎて一見ラフに見えかねないけどその部分も含めてぶーちならではの味だと思うので、今後とも長所だけを順調に伸ばしていただきたい。欲を言えば2019年基準だとややキツめの性器修整(とくにカラーページは凶悪モザで残念)は来たるべき次回作ではなんとか改善してほしいぞ。本作収録のお話たちのなかでは、甘やかし系ホルスタインお姉さんの爆乳に埋もれイチャラヴ中田氏三昧の「にゅぎゅっとランデブー」/「ウルトララブラブあいしてる!!」/「わんもあ! にゅぐっとランデブー」連作と、超絶ドジっ子年下幼なじみの熱烈アタックにちんこでお応え「恐怖の大王」がことのほかえがったです喃。

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