2019-08-15

今週のアダモステ。

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-ぺい「はじらいハニー」ワニマガジン社 ISBN:9784862696588
話○ 抜○ 消小 総合○

想い人の前でだけとびっきり淫靡な女の子目白押し短編全10本。キュートフェイス&ビッグバストの極上萌え萌えヒロインズが多種多様なラヴ模様に乗っかりたわわな双丘をブリブリ揺らしながら未曾有の快感に達しまくり射精されまくりのマーヴェラスな光景を頭からシッポまでみっちりと充填の作者この名義での通算2冊めにしてトータルでの第3コミックスであり本レーベルからの初お目見えだ。
記述を開始する前にまず真っ先にこの作家にはおわびしなければならない。というのも自分はてっきりこれがこの人の初単行本だと誤認しそのつもりで途中まで記事書きしていたのがググってみたところすでに単行本を2冊も世に送り出していたのだ。1冊はペンネームにローマ字表記を用いておりひらがなで綴るようになったのはその次からといささかこみ入った事情ではあるものの、そんなわけで事前のリサーチがまったく行き届いておらず申しわけない限り。むやみに浩瀚な仕事履歴を見るに各社で幅広くお仕事しているようなのだけどワニ以外は電子書籍での執筆が中心らしく、それで既刊には気づかずまことに恥ずかしいことでございますよ。
ともあれ気を取りなおしさっそく表紙に目を向けると、滑らかな肢体をあらわにしたおにゃのこがなにやら陶酔しきった表情でこちらを見つめるなんとも扇情的な出で立ちだ。きわ立って個性的とかエッジが効いたとかいうタイプではないけれど誰もが好感を抱くであろう端整かつキャッチーなアニメ/ゲーム系のタッチは訴求力抜群。収録作すべて当版元の「COMIC快楽天BEAST」誌上で2017-19年にかけ掲載分を収録と最新型ぺいのウェルメイドな作画を堪能できる。ちなみにコミックス情報ページおよび著者公式ブログの発売告知記事から豊富なサンプル画像とキッチリ網羅された各ショップ購入案内/特典紹介リンクを参照できるので、この作家のプロダクトへはじめて触れる諸兄はぜひそれらを先にチェックしておくべし。
このラヴリィな筆致でものされる女性陣は年のころ推定ハイティーン~20代前半あたりのゴールデンエイジで占められる(一部人外あり)。10代女子は当然のこと職業婦人ですらティーン同然の愛らしさなので基本的に熟女大好きっ漢向けの物件ではない。それでいながら首から下はボンキュッボンのゴックンボディを標準装備という2次元ドリーム全開の造形で童顔巨乳女子スキーの俺大歓喜ですよ。あと余談だけど男性キャラがやけにイケメン寄りに描かれていてなおかつ作者サイトのプロフにも「男性向、女性向(BL)問わずお仕事募集」みたいな記載があるのでおそらくは女性作家なのではと推測。
慎太郎シール誌掲載物件ゆえくり広げられる物語たちは明朗快活スウィートなイチャラヴ専科。一部ビターな後味を残すオハナシもあるとはいえ、それを含め作中では相思相愛男子女子の甘やかな恋模様が展開される仕掛け(1本のみ3Pネタあり)。和姦尽くしだと進行のテンプレ化が心配されるところだが、カップルの関係性も男女のパワーバランスも作品ごとに手を変え品を変えセックスに至るまでのアプローチもまことに多彩で読み手を飽きさせないのはさすがプロのお仕事。タナボタディックなシチュ多めなのは想定読者層を意識してのことだと思うがけっしてインスタントに流さずそれなりの説得力を持たせつつ恋愛成就させるのでしっかりした読後感が残るのだ。
1本あたり16-18ページとかなりコンパクトかつストーリー主導型の造りゆえ濡れ場はけっして濃口とは言えないけれど、物量的不利をおぎなうべくさまざまな小道具を用いたり扇情的な表情をたっぷりフィーチャーしたりで興奮度アップに余念がない。純真無垢だったり少々ツンぎみだったりとわりかし性に直結しない印象の女の子たちがいざステディな男子に抱かれ豊満な肢体をあらわにするとたちまち発情しド派手に乱れまくるその豹変ぶりがいたく勃起中枢を刺戟するのだ。ほおを紅潮させ全身汗みずくになりながら最愛の男子にギュッとしがみつきたっぷり白濁注がれて絶頂するその痴態にぼくらもティッシュを消費しまくり。
熱い思いが通じたとわかった途端彼女は即座に発情モード突入。自分からリッチな肉体を押し開き白日のもとさらけ出して熱烈歓迎だ。敏感な部分を執拗に刺戟されすっかり秘部をしとどに濡らしてすでに準備は万端。屹立した怒張を蜜壷の奥深くまでねじこまれたちまち甘い吐息を漏らす。くり返しストロークを刻まれるたびハートマークを四方八方へまき散らし覚えたての快楽に没頭するさまがいとおしくもエロっちい。汗と涙とヨダレまみれでファーストアクメへ到達せんとするヒロインのドスケベまんこの最深部めがけ最後に疾風怒濤の勢いで白くねばつく液体をリリースだ。
さわやかかつ美麗な作画と恋愛のドキドキを存分に抽出してみせる作劇とのコンビネイションも良好で楽しく読み気持ちよく抜ける1冊。強いてケチをつけるならさすがにページ数が足りなくてエロシーンのたたみ方がいささか急な話が多いのとパイパンスキーの自分的にモサモサなヒロイン多めだったのがちょっと……なのだけど、後者は完全に私的嗜好の問題として前者は掲載誌の書店売り移行によるページ数増量で発展的解消できるのではと。商業誌のほか薄い本でもアクティヴに執筆と八面六臂の活躍だが今後もこのペースでモリモリとナイスな作品産出にいそしんでいただければ重畳きわまりない。本作収録のコンテンツ中では、はるばるフィンランドからお越しの金髪碧眼美少女とカラダで国際交流の「Moi!」と、爆乳水泳部マネージャーさんが思いを寄せる部長と晴れて結ばれて「はみでるキモチ」でもって包皮も灼けつくほどにマイサンを酷使したですよ。

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