2019-10-19

今季の盟主対決。

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-昭嶋しゅん「ギャルとJCと援交と」ヒット出版社 ISBN:9784894658134
話△ 抜○ 消小 総合○

自分たちで専用アプリを運営し日々お金儲けにいそしむJC連中の明るく楽しいワリキリ援交ライフ表題作長編7話+独立短編2本+前単行本発売宣伝ショート漫画。個性豊かなちうがくせギャルたちを美味しくいただいては義務教育世代まんこに気持ちよくナマ中田氏三昧のワンダフルな光景を余すところなくお届けの作者最新刊は抜き物件としての記念すべき通算20冊めにして黄色い楕円仕様としての第19弾、そして当社からの14thコミックスだ。
今世紀初頭あたりのデビューからしばらくはさまざまな雑誌を掛け持ちしていたけれど、2010年代に入ってからはこの出版社の看板誌「COMIC阿呍」にホームグラウンドを固定。現在のエロ漫画界では随一と言っていい脅威の生産ペースを武器にときには年間複数冊刊行もいとわぬ業界きってのワーカホリックだ。むろんこの新作もこれまでどおりあっという間にストックを貯めこみ、前単行本「初モノJC援交白書」発売からちょうど1年の迅速なリリースぶりである。
クッキリハッキリ明朗快活なアニメ絵ベースのヴィジュアルは好感度の高いもの。絵柄の基本な部分はキャリア初期から変わらないが、ディテイルの処理やトーンワークを時代のトレンドに応じ進化させてきていていまだに古びない。それでいて必要以上に情報量をうるさくしすぎず作画コストの高騰を抑えているのが量産の利く理由。今回はむろん前作刊行後に執筆の直近原稿ばかりだけど、阿呍本誌の隔月刊化およびそれによる電子配信専門誌「COMIC阿呍改」掲載分までを完全フォロー。まあ作家サイドから見れば媒体が変わるだけで依然月刊ペースで描いていることに変わりはないのですね。ともあれまいどのごとく版元提供の新刊情報ページで内容サンプルの閲覧および1話試し読みが可能なので、昭嶋しゅん作品に初挑戦の方はぜひ事前にそちらを見ておくべし。
ここ7、8年は一貫してJC援交ものを描き続けているので当然出てくる女子もミドルティーン専科……と言いたいところだが、阿呍改掲載分の短編2本はひさしぶりにもう少し上の世代が登場。むろんそれらを含め基本的にはキュートフェイスばかりなので熟女スキーはこれまでどおり速攻回れ右がベター。乳サイズも大中小各種取りそろえながら表紙ではまいどおっぱいキャラばかりなのでもう開き直って巨乳JC専門にすればいいんじゃないかと童顔巨乳大好きっ漢の自分は思うのですがどないですか喃。
そんなわけで読み切りはめずらしく援交レスのタナボタ和姦ながら、分量的にはやはり従来路線のタイトル・チューンが圧倒的ゆえ本稿での言及ももっぱらそちらへ。といっても基本設定はもはやどの連載でも同じで、女子中学生自身がグループを立ち上げ仲間を集っては積極的に売春三昧のダーク要素ゼロな援交デイズを活写。その際の人員確保や宣伝にマッチングまでスマホアプリを幅広く活用するあたりいかにも2019年のリアルですね。加えて近年の作品では陳腐化の防止策として援交のみならず必ず別のファクターをぶちこんで彩りを添えるあたりさすがヴェテラン。それは田舎の情景だったり風俗テクだったり前作みたく処女要素(!?)だったり多彩なのだが、この新作では表題どおり「ギャル」を投入してきた。もとよりエンコーとギャルの親和性はことのほか高くなんら違和感はないが、必然的に見た目みなブリーチヘア&日焼け肌になり差別化要素が薄れるので絵ヅラ的には逆に幅が狭くなっちゃった印象。むろん作家暦が長いだけに物語進行はよどみなく、また随所に張られた伏線も抜かりなく回収して長丁場をキッチリまとめ上げる手腕は達者のひとこと。
連載の方は1話あたり22-24ページ、短編2本は16ページの掌編とそう分量は多くないのだけど、ストーリー的枝葉は極力剪定し濡れ場占有率を飛躍的に高めているので寂寥感はない。表題作の方はその設定上もっぱら大人男子とのガチファック、読み切りはおねショタの構図とそれぞれ持ち味を変えながら昭嶋しゅん得意の大ゴマ見開きドプドプ膣内射精断面フィーチャーへと行為を盛り上げてゆくのだ。ことにさまざまなアングルから女体にズームアップし女の子の絶品イキ顔を強調してゆく演出はまことに白眉で、遠慮会釈なく育ち盛りまんこに白濁注がれ絶頂するJC連中のはしたなさすぎる艶姿でティッシュの消費量もうなぎ上り。
思春期の弾けるボディをお金と引き換えに男の手にゆだね彼女らは覚えたての快感に没頭する。制服の下に隠れた滑らかな柔肌を惜しみなく開陳しては男の股間へしゃぶりつきすかさず第1ちんこ汁を搾取だ。ほおを火照らせ呼吸を荒げながらこんどは自分から蜜壷を開きスリットの奥へ男根の侵入を許す。キュートなお尻をホールドされながら執拗に内奥を貫かれるたびアンアン甘い吐息を漏らすさまがいとおしくも淫猥だ。子宮の奥までゴリゴリ突き上げられながら最後は狭隘な子袋の許容量いっぱいに白くねばつく液体を叩きつけられ性の饗宴もグランドフィナーレ。
多種多様なギミックを取り入れつつも援交というフォーマットそのものにはやはり飽きが来てしまい物語評価はマイナスしたけど、夜のお供としては過不足なく役目を果たし気持ちよく股間を活用できるナイスな精液分泌支援物資。収録作の体裁を見る限り今後は本誌で従来どおりのJCエンコーものを展開しつつ電子ではノン・シリーズ読み切りを載せていくようで、昔みたくいろんな話を描いてもらいたいと思っていた自分にとってはありがたいところだ。基本的にギャルにはピンとこない俺だけど、登場するJCちゃんのなかでは当初フツーのルックスだったメガネっ娘巨乳・加尾涼風(かおすずかぜ)ちゃんが最シコキャラでございます。

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