-りゅうき夕海「ふわとろ巨乳なおねーさん」三和出版 ISBN:9784776991717
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
受胎確定まで脱出不可能な部屋に閉じこめられた姉弟は精根尽きるまで子作りファック本編&巻頭フルカラーショート後日談+食べてすぐ寝たら牛の角が生えてしまった姉をもとどおりにすべくえっちに奮闘本編&続編+独立短編7本。垂涎のエクストララージバストを標準装備の萌え萌えキュートガールズ&レディースが豊かな双丘をフル活用しながら絶品イキ顔を披露しつつイキ狂うマーヴェラスな光景を読者の脳裡へ無差別爆撃の作者最新刊は再録等を除いた抜き物件としての通算13冊めにしてガチ成年仕様の第11弾、そして当版元からの記念すべきファーストコミックスだ。なお機種依存文字につき本稿では割愛したが、本来はタイトルの末尾にハートマークが付属する。
この作家のプロダクトにはじめて触れたのは今世紀に入ってすぐのことと記憶しているから、おそらくそれ以前のキャリアを含めれば業界でも有数のヴェテラン。もっともアクティヴに活動していたころは年間数冊のコミックスを世に送り出すワーカホリックぶりで、マイちんこも大いにお世話になったものだ。しかしながら2010年代に入ってからは極端に創作ペースが落ち、いっときは薄い本以外にまったく消息を聞かなくなり愚息もションボリ。そんな状況が変わったのはここ1、2年のことで、テーマアンソロなどにポツポツと執筆を再開し往年のファンを大いに喜ばせてくれたものだ。そんなこんなでストックもたまり、少年画報社より2010年に上梓された非成年扱いの前単行本「センセイのエプロン」(こちらでは未評価)からじつに9年ぶりの新作リリースとなった次第。ゆえに当ブログで評価の俎上に載せるのも「センセイのエプロン」発売直前にティーアイネットから出た「彼女の乳は僕の物」以来のこと。
おそろしくラヴリィな萌え一直線のタッチは昔もいまも変わらない……と言いたいところだが、さすがに長期のインターヴァルを経て印象は激変。明確に女性の手になるとわかる繊細な描線はそのままに、もっとも顕著な違いがわかるのは瞳の描き方。初出の明記はないものの数本混入された2010年代初頭あたりの原稿では黒目の面積が極端に大きいのに対し、表紙をはじめとした直近のそれではオーソドックスな表現になっている。ひと目でりゅうき夕海謹製と認識できる強烈な個性は希薄になったものの、時代のトレンドを適宜取り入れた結果古くささなどまったく感じられないのには感嘆するほかない。ただ出版社提供の新刊情報では残念ながら表紙画像の閲覧しかできないので、このギャップをじかに確認するには現物に当たるほかないのはちょっと不親切な部分。
単行本タイトルや帯訴求コピーでは年上ヒロインを強調する売り方となっているけれど、実際にはお姉ちゃん以外にも同級や妹キャラすらいる雑食状態なので年長女子以外読みたくない諸兄は要注意。そんなわけで設定年齢も推定ミドルティーン~20代後半附近となかなかにワイドレンジだ。むろんりゅうき夕海漫画であるからにはお歳を問わずみなさん例外なくたいそうご立派なド迫力バストをお持ちで、質量のみならず乳暈までビッグな魅惑の頂を景気よく揺らしながら濃厚ファックに没頭する彼女らのはしたなさすぎる痴態をたっぷり堪能できる仕掛け。
本来は甘エロからガチ凌辱までなんでもござれのオールラウンダーだが、この新刊では明るく楽しくちょっとアホの読み口爽快エロコメに路線を統一。またテーマアンソロ初出の作品が主流ということで、セックスしないと出られない部屋だの一見地味じつはドスケベだの性転換で女のカラダをエンジョイだのの変化球シチュが全般的に多め。これら多彩な題材をどれもそれらしく描きこなしフィニッシュまで破綻なくまとめるのはさすが大御所のスゴ腕だ。ネタが多岐にわたりすぎて個人的に一部受けつけないお話もあるものの、ともあれこれだけヴァラエティ豊かなセックスを過不足なく表現しきることができるのにはすなおに脱帽。
そしてりゅうき夕海の既刊を読みつけているファンにとっていちばん気になるのはエロシーンのはずだ。というのも、この作家はまんこよりもむしろ乳、それもニップルを積極的に援用してのストロングエロスが最大のセールスポイント。そしてその期待は裏切られることはなく、本作でも揉んで舐めてホジって搾ってとバスト百段活用が炸裂だ。ことに陥没乳首を執拗にいじり倒しなめ回してはえっちに屹立させついにはお乳を噴出させる一連の責めプレイは圧巻で、ここにこれまた従来から定評のあるピキピキちんこ&ヒダヒダまんこのハードな合従連衡のすえガッツリとナマ中田氏の精密性器結合/膣内射精断面描写が加わりティッシュの消費量もうなぎ上りですよ。
おねーさまのたわわな双丘に顔をうずめ柔肌にすりつけたのちはおもむろにその先端へしゃぶりつき執拗に責めたてるうち甘く淫靡なサウンドが漏れはじめる。ほおを紅潮させ瞳をうるませながら攻勢に耐え続ける彼女の下腹部はすでに蜜でいっぱいだ。すっかり準備万端の秘密の花園へ屹立したままの怒張を押しこみ性器どうしの真剣勝負をスタート。激しく内奥を貫くたび柔肉がいやらしい音を立てながら独立した生きもののように蠕動し全身全霊で子種をしぼり取ろうと奮闘する。いよいよ感極まり四方八方へエロワードを乱射しながらしきりに種つけを懇願するヒロインのドスケベまんこの最深部めがけ最後に受胎確実の特濃ザーメンをお見舞い。
薄い本では継続的にお世話になっていたとはいえ、久方ぶりに商業作品をたっぷりと摂取しマイサンもご満悦。巻末著者あとがきを見るにいっときは筆を折ることまで考えていたとのことだけども、翻意してすばらしき作品たちを再度生み出していただき感謝感激雨あられですよ。題材によりいくらか個人的実用度に差異は出たけれど、従来からの持ち味を保ちつつ最新型へ脱皮を遂げたニューりゅうき夕海爆誕に立ち会うことができまことに善哉。今後も無理しない範囲でコンスタントに商業媒体執筆を続けてもらいそう遠くない時期に復帰第2弾コミックス発刊へとこぎ着けていただきたいもの。このたび収録の物件中だとタイトルで謳われる年上系よりは若い娘主演のオハナシの方が私的使い勝手良好で、カテキョ先の教え子に気持ちいいレッスンを体当たり指導「よいこのおねだり」と、無邪気な妹ちゃんに身体の悩みを相談された兄は……の「ひみつのお留守番」でもって包皮も灼けつくほどに股間をハードユース。
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