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2014-04-28

本日のナードコア・テクノ。

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-ディープバレー「孕ませ!! 性春」三和出版 ISBN:9784776990239
話○ 抜◎-○ 消小-中 総合○

才色兼備強気男嫌い生徒会長&オドオドキュートちびっ娘副会長のレズカップルをセクハラ教師が卑劣な罠で陥れダブルで頂戴長編5話+独立短編4本+カラー/モノクロショート漫画各1本。爆裂ボディを思う存分蹂躙しながらマシンガン淫語浴びせかけビュルビュル種つけ三昧の超高密度エロスが炸裂する作者これが2冊めのコミックスだ。
のっけから超絶ハイテンション&前代未聞のテクスト乱射芸で度肝を抜かれた衝撃のデビュー作「ディープ淫パクト」はまさに強烈なインパクトを我が脳裡に刻みこみ、本ブログ選定の2012年度ベスト10にも迷わずセレクト。ゆえにこの新刊もリリースを大いに楽しみにしていたのだけれど、公式ブログの当該記事にあるとおり、作者が一時期生死の境をさまよう事態になってずいぶん心配させられたものだ。現在は無事回復しているようでようやく発売にもこぎ着けまずは善哉。
最新型ではないもののイヤミのない健康的な絵柄は前作刊行時点であらかた固まっており、今回も単行本全体にわたって変わらぬ高クオリティだ。このたびの収録作たちはこれまた前の本同様に当版元の看板雑誌「コミックマショウ」掲載のものがメイン。一部存在する別媒体初出のものもお話のノリはマショウ分とほとんど差はなくスムーズに受容できる。
大多数が10代に属するヒロイン連中はディープバレーお得意のエクストララージバスト女子がむろん支配的。わずかに存在するぺたっ娘も肢体は妙にムチムチプニプニしていていかにも触り心地がよさそうだ。凛とした美しさというよりはガール・ネクスト・ドア風の親しみやすいルックスの彼女たちは多彩な性格造形がなされており、ツンツン/ほわほわ/素朴/ミステリアスetc...と豊富に取りそろえ。みなさまもきっとお気に入りのあの娘を見つけられるはずだ。
そんな彼女らが乗っかる物語は基本として合意エロの範疇に属するものの、意外にも不穏な展開が多く含まれていたりする。なかでも作者初の長尺シリーズ「オシベとメシベと種付けと」は巻末作品解説で縷々述べられているとおり、レズカップル両獲り/強気女制圧/未踏ロリ収穫/ハメ撮り故意流出などなど、他作家が描けばガチ凌辱一直線なシチュが目白押し。それでも比較的明るい雰囲気で推移するのはこの人特有のカラッと明るい作画やヤバさの最後の一線を越えぬよう抑制しつつシメはコミカルに収束させる配慮のたまものだ。卑劣きわまりない行為を堪能しつつ読後はさほど罪悪感を引きずらない、このあたりの巧みな手綱さばきには感嘆するほかない。
そしてなによりも特徴的なのは異様なまでにみっちり充填されたエロシーンだ。多くのエロ漫画家が線の描きこみを増やしトーンワークをより細やかに展開する方向で作画密度をアップさせるのに対し、ディープバレーはたたみかけるような科白の奔流でそれを実現させる。ことにパイズリ/フェラ等の接触を密にする前戯、そしていよいよ本番突入し性器どうし干戈を交えながら中田氏フィニッシュに至るまでの一連のシークエンスの二大パートでのネーム密度はキチガイじみた容量だ。クライマックス1ページの科白量だけで他作家のトータル1作品分は優にあるのだからすさまじい。女性側のそれもさることながら比率としては男性キャラの吐く言葉の方が明らかに圧倒的であり、この過剰なまでのテクスト乱射に彼らの心中独白/セックス詳細実況/ヒロインへの言葉責めなど複数の機能が仮託され、イキのいいちんこまんこのドアップ絨毯爆撃とともに読み手の勃起中枢をダイレクトドライヴするのだ。
わずかな例外を除きお顔の面積をはるかに凌駕する勢いのダイナミックおっぱいを誇るヒロインズはのっけからその最大の武器を白昼堂々さらし谷間にシャフトをはさみこんではひょっとこフェラでハードなご奉仕を開始する。大量の擬音をBGMに従えつつ尿道の奥まで舐めあげられて第1ちんこ汁を発射だ。休むいとまもなくこんどは下腹部のヒダヒダを肉棒でこじ開け摩擦運動をスタート。粘膜がめくれ上がるほど激しく結合部をスライドさせながら彼女らめがけエロワードを雨あられと投げつける。ありとあらゆる性的表現がコマいっぱいに乱舞するさなか法悦の態でアヘ顔さらすエロメスどもの痴態にいっそうエレクチオン。中田氏種つけ孕ませいろんなフレーズで膣内射精を宣言し、予告どおりに最後は白くねばつく液体を子袋の奥へ大量に叩きつけミッションコンプリート。
この世知辛い情勢下で薄トーンから真っ黒い帯へと修整強化されたのはつらいけれど、前作に引き続き豊饒すぎるテクストの応酬に脳みそクラクラ股間はメラメラ。絵を描くの以上にフキダシの打ちこみが毎度たいへんそうだが、この淫語マシンガンこそがディープバレーの真髄だと思うので以後も変わらぬ芸風でお願いしたい。ヒロイン造形の好みで私的実用度に若干振幅はあるものの大いに息子を活用し満足。なかでも素直系ショートボブ爆乳JCとマイ経絡秘孔突かれまくりなヒロインの枕営業フルコースがたまらない「キミこそみんなのオナドルだ!!」と、こちらもルックス的に大いにツボなメカクレ長身爆乳セーラー女子とオカルティックにラヴファックの「うろんなクラスメイト」で精嚢が干上がるほどに抜かせてもらった次第。

2012-08-30

本日のイノセント・チャーム。

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-ディープバレー「ディープ淫パクト」三和出版 ISBN:9784883564774
話○ 抜◎-○ 消極小 総合○

エロ漫画家アシスタントのJKさんを適当に言いくるめガチファック本編&フルカラーショート+短編10本。巨大な双丘と豊満ヒップをお持ちのドスケベガールズがお口も性器もハードに使役しながら大量の擬音と淫語にまみれつつ絶頂しまくりのおそろしくユースフルな抜き物件たるこちらは作者商業初単行本だ。
この作家の現在のホームグラウンドである「コミックマショウ」はふだん読みつけていないので、いままでこの人の作品はときどきの店頭見本チェックかさもなければ雑誌レヴュウサイトでの紹介くらいでしか知識の蓄積がない。しかしながらひと目でそれとわかる特異なネームの魔力はそんな短時間の接触でも充分に伝わってきていたので、今回のコミックス刊行を待ちこがれていたところ。
どちらかというと古典的な絵柄の執筆陣がそろった同誌にあっては比較的いま風のタッチで、最新型とは言いがたいとはいえ親しみやすさとキュートさがほどよくバランスした好感度の高いヴィジュアルだ。クセはけっこう強い部類ながらどこか日本人離れした明るくカラッとした雰囲気の描線はお話造りにもプラスファクターとして作用していると思う。
年のころミドル~ハイティーンあたりが主体の女性陣は(一部年増勢もおりますが)、みなさん表紙絵の印象を裏切らないLLLサイズのお肉増量たっぷりボディを標準装備。お顔を凌駕する勢いのバストや安産間違いなしのデカケツは当然のこと、他の部位に比べれば細いとはいえ腰回りでさえ景気よく肉が乗っかったボンレスハムのようなムチムチ感がウリだ。
グラマラス系で統一ならどの作品でもヒロインは似たり寄ったりだろうとお思いだろうがさにあらず、非常にワイドレンジなキャラメイクもまたディープバレー作品の魅力の一端。三つ編みっ娘にガングロ系、ぽっちゃりに筋肉女子と外見で差別化が図られているのはもちろんだが、おっとりさんにギャル系、お嬢さまから素直クールと内面描写もまた多彩に描き分けられていて類似品が誰ひとりいないのが素晴らしい。強いて言えばオサレな孤高系はいないけれども、この作家のちょっとだけやぼったい絵柄にはあえて必要とされていない属性だろう。
そんな彼女らが乗っかるのはハイパーテンションな言語芸のうずまくアップ系薬物投与風味の物語世界。女子サイドから積極攻勢を仕掛けたり男子側から搦め手で迫ったりとアプローチはいろいろあるけれど、いずれもいざ濡れ場に突入すればコマ全部をすきまなく埋めつくすテクストの奔流が画面全体を支配する。このエロシーンにおける圧倒的な熱量とは対照的に感情/情緒の掘り下げはあえて行わずにクールに処理するあたりがこの人の味で、一部に強要エロやらだまし的要素やらを備えていてもトータルでの読後感が軽やかなのはひとえにドメスティックで前近代的な情念がスッパリと切り離されているおかげ。痴情のもつれを逐一ネチネチとつづるタイプのストーリー展開がお好みの方には不向きだが、個人的にはこういう快楽至上主義的なありようの方が断然好み。
たわわというにはマッシヴすぎるド迫力ボディを振りまわしながらのセックスはなんとも豪華絢爛で、ヒロインがプルンと巨大な2つのふくらみをまろび出したかと思えばおもむろに男子の股間にしゃぶりつき速攻でヴァキュームフェラを開始するのだからたまりません。血管バキバキの陰茎をひょっとこフェイスでゴリゴリ舐めつくす光景を口内断面つきで詳細中継し、さんざん先走り汁をしぼり取られたのちおもむろに下腹部をオープンセサミしていよいよ暴れん棒をインサート。ぶっといのをねじこまれてたちまちだらしないアクメ顔さらし日本語にならないエロワードの数々をヒロインが乱射すれば、それを受けて野郎どもも負けじと古舘伊知郎ティックな実況ワードをラップするという豊饒な言語空間が出現する。男女とも気持ちよくちんこまんこを摩擦しあいアホヅラさらしながらますます淫語祭/擬音祭は盛況を迎え、シメは卵巣の最深部まで届こうかと勢いの特濃ザーメンを大量に叩きつけて種つけ任務コンプリート。
個人的には女子のアヘ顔にいささかやりすぎ感を覚えはするものの、フリーキーな肢体描写やそれでいて妙にほのぼのした明るく楽しいまぐわいの数々を目にして心もちんこもほっこり。いい意味で大味感あふれる作画/作劇は最大の武器であり、今後洗練されるとしても変に小さくまとまらず当初のテイストを保ってもらいたいものだ。今回収録のものでは三つ編みソバカス地味フェイスなのにボディは爆乳爆尻なヒロインが男子教師の口車に乗り思慕する男子との関係進展前に種つけまでされちゃう「田中さん。」と、無表情ショートヘア単刀直入女子が探究心豊かにヴァージン喪失の「素COOLガール」でとくに我が砲身を灼けつくほどに酷使しましたです。