- 稚名はなび「凌辱小町」富士美出版 ISBN:4894216140
オール短編全11本。表題ほど凌辱が多いわけじゃなくむしろ全体的には和姦寄り。ロリすぎず老けすぎず、貧乳すぎず爆乳すぎずと「中庸」のひとこと。
この人の前作がそうであったように「姉好き」を全面フィーチャーして売りをはっきりさせた方がいいような。あと表紙や最近作はかなり絵が上達しているのだが、昔の作品のタッチがえらく荒くてやや落差を感じてしまう。消し皆無でしっかりした性器描写は実用性を上げる要素になりえているだけにもったいない。
OKAWARI+Cuvie÷2みたいないまの絵柄で描かれるだろう次回作に期待。
- かしこる「お姉さまの誘惑」松文館 ISBN:4790114120
いとこ同士表題作をはじめとした女子年上メイン短編9本。だいたい表紙どおりのややなつかしい匂いのする絵柄で巨乳寄り。ほぼ和姦オンリーなので凌辱スキーは回避すること。
顔は藤咲真系でボディはわたなべよしまさ系とでも評すべきタッチはカラーはともかく白黒のトーンワークがえらく古臭いんでペンタッチ以上に化石っぽくなってしまうのがマイナスポイント。ただそのへんがさほどハードルにならないオールドエロ漫画ファンならむしろ歓迎かも。
んであとがきを見る限りは初単行本とのことだがものすごく見覚えのある絵柄なので既存作家の改名したものではないかと疑っている。同じひらがなオンリーのペンネームだったような?
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