酒とエロ漫画の日々。: 今年度の中間決算。

話○ 抜△ 消無総合○

看護婦従姉前後編+兄妹相姦中編3話（シリーズもの過去編）+短編5本。ゴシックな絵柄で

叙情派なストーリー展開という現在のエロ漫画のメインストリームにケンカを売っているかの

ような作風だが俺は大好物（ふだんは抜ける/抜けないのみを指標にしているのだが）。表紙・

裏表紙が珍しく直球エロスだが抜き一辺倒をこの本に期待すると裏切られるのでそこは注意。

近親ネタ多めでじっくりお話を練りあげつつバリバリちんこまんこ描写なのだが独特のクールで

ビターなストーリーラインが抜きツールとしては逆に阻害要素。これで話無用のガチンコ

犯るだけ漫画を描いたらたぶん売れるのだろうがやらないだろうな。個人的にはロリ妹の

独白がなんとも苦い「ふたりでいるあたたかい時間」がベスト。

話○ 抜○-× 消無総合△

凌辱寄宿学校前後編+完璧超人カップル崩壊前後編+短編5本。このところ成年・非成年を

交互に出しているがマークつきの方は割り切ったかのようにダーク一辺倒。ライトなのや

救われ系のオチのも数本存在するが印象的には凌辱方向に振り切り。前述の吉田ふらわも

そうだが性器描写をバリバリしてくれる作家なので無臭性なのはありがたい。抜き物件と

してはこちらの方がムダに情景描写に費やしていないぶん使い勝手は上。それでいて評価を

落としているのは最近のこの人の作品はジジイババア率がやけに高く、この単行本も

例外ではないから。そのうえに見たくもない男キャラのカマ掘られシーンを見せられて

愚息もしょんぼり。そんなわけでやや地雷認定だがそのへんを気にしなければウェルメイドな

凌辱作品としてぜひ。

話○ 抜◎ 消極小総合○

兄妹カップル2組エロコメ2話&おまけ+短編8本。ロウティーン限定妹分てんこ盛りラヴラヴ

エロといういつものゴージャス宝田節。最近作はすっかりライト系へ転向した作者だが基本的には

その路線なのでロリっ娘調教嗜好の方は回れ右。とかいいつつしっかり教え子に卒業式の壇上で

アナルに注いだ小便出させたりしてますが。バリバリ幼女まんこに中田氏放題であいかわらず

実用性は高く、ほとんど消してない修整とあいまってたいそうプラグマティック。この出版社の

単行本としてはやや高価で（まあページも多いが）あとがきやおまけがほとんどないのが少々

残念だが安心して推薦できる物件。ガチンコロリエロスキーはマストバイ。

話△ 抜○ 消小総合△

生まれ出る時代を間違えたかのような素朴な絵柄で子宮ポコっと突いて膣内射精の妊娠出産と

フルコースな短編9本。これでもう3作目だがいっこうに泥臭さが直らないのと毎度ネタが

おんなじなのがすごい。ここまでくるともう確信犯的にこの芸風に固執しているのだろう。

とにかく冒頭に書いたとおりひたすら中田氏!射精断面!　凌辱だろうが和姦だろうが出すのみ!

いちおう昔話ネタを展開したり獣姦を混ぜたりと話方面では変化球でいこうという意欲も

見えるのだが結局フィニッシュはいっしょなのだな。まあこの時代がかったタッチが大丈夫なら

ちんこ的には無問題だが。

酒とエロ漫画の日々。