2006-06-25

本日のネイヴァル・ホリデイ。

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  • 忠臣蔵之介「らいく あ きでぃんぐ!」茜新社 ISBN:4871828549
話○ 抜△ 消小 総合△

ヒロイン×従兄前後編+短編8本。けっこうキャリアのある人だが初のマークあり。
ぷに系のキャッチーな絵柄で実用面もお話もしっかりしてと欠点の少ない作家なのにいままでマークなしの単行本ばかりと冷遇されていて正直憤っていたのだが、ようやくひどい消しなしで読むことができて大変うれしい。
表紙だけだとロリ系の印象が強いがロウティーン~大人まで幅広く、ラヴラヴから凌辱までとこれまたヴァラエティ豊富。お話的にはまいど破綻の少ないウェルメイドな展開で無難なデキ。ただせっかく修整がゆるいのに実用性ではむしろこれまでの単行本と比較するとヌルめのが集まっちゃったかなあという印象で、それで評価を低めにしてしまった。
とはいえ路線的にはぜんぜん文句はないので次はもう少しプレイをハード寄りにしてくれればいうことないです。
話○ 抜○-△ 消小 総合○

女装ショタ主人公×実姉・クラスメイト三角関係表題作中編4話+短編4本。
すっきりさわやかないま風の好感度の高い絵柄に柔らかさ抜群のプリティな肢体描写と受ける要素は満載なのに、前作はその絵柄で初期のまぐろ帝國みたいなブラックなギャグをてんこ盛りにして抜きツールとしては台なしだった。
その反省に立ったのか(それか編集に怒られたのか?)今回はストレートにラヴラヴ和姦の清く正しいエロ漫画。表題作をはじめとして近親多め。おおむね女子側主導でなすがままにまんこに入れさせてもらって中田氏しちゃうみたいな展開なので、野郎側が受け身だとダメな人は回避すること。
前作も楽しく読みつつもせっかく普通に萌えて抜けるのにもったいないと思っていたのが路線変更してもらって大正解。ことにちんこまんこがきっちり描写してあるのになぜかかわいらしくて、ここがこの人の最大のセールスポイントだと思う。
本来は女装がアピールポイントなのだろうが個人的にその属性がないのでそのへんはあんまり評価に反映されてません。
話○ 抜◎ 消極小-無 総合○

母子相姦表題作中編3話+友人家族寝取り連作2本+短編5本。
プレイ内容は和姦寄りだけどお話はけっこうダークなオチだったりするのでラヴラヴ嗜好の方は注意。このところ母親もの&年上ものばかり続いて少々食傷ぎみだったのだが、今回はロウティーン~ミドルティーン含有率も比較的高くてうれしい。
年上/年下比率はおおむね半々くらいで、このところ絶えてなかったロリ系キャラが3人ほどいるのがグッドだ。そうはいっても乳あり主体で純粋つるぺたは1人だが。本来こちらもいける人なのに自主規制なのか掲載誌の都合なのかしばらくお目にかかれてなかっただけに福音。
大ヴェテランだけあってお話の進行やエロシーンの演出等はまったく危なげない職人芸で、抜きツールとして安心して使えるデキ。あいかわらず微妙に絵柄をいま風にいじっていてキャリアのわりには化石っぽさを感じさせないのも強みだ。
この人のここ数作のなかでは個人的にもっとも満足感の高かった物件。


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